2011年9月アーカイブ
9月1日、午後7時。
菊美人の蔵から歩いて5分。
みやま市瀬高町下庄、
八幡神社。
今日は、
「はっさく」のお祭り。
地元の、八幡神社にて。
そもそも「はっさく」とは、
「八朔」と書きます。
「八月朔日」の略。
朔日の「朔」は、
お月さまの新月のこと。
新月、月の初めの日を、
「ついたち」というのは、
月が立つ、
「月立ち」から派生。
ですから「朔日」で、
「ついたち」と読みます。
古典には、よく出てきます。
毎月、
朔日はあるわけですが、
八月朔日(今の9月1日)だけは、
実りの秋、五穀豊穣を祈って
「はっさく」と呼んで、
親しみを込めてお祭りをします。
さらに告知です。
この時期は、
日本酒のイベント目白押し。
蔵元も東奔西走。
お気づきになられた方も
いらっしゃるかも。
現在、西鉄電車、
全車両に中吊り広告、
展開中。
来る10月1日、2日(土、日曜日)。
今年も、ミュージックシティ天神に
福岡県酒造組合、SAKE BARを出店。
昨年は準備していたお酒が一日で
売り切れてしまうほどの盛況ぶり。
市役所西側ドコモステージに出店。
SAKE MEETS MUSICを
テーマに
一杯200円でおいしいお酒、
リキュールを販売します。
両日2時から8時まで。
また、今年は、
SAKE BARに隣接して
「椎葉ユウ DJスタジオ」を併設。
椎葉ユウ氏の、
お酒に合う音楽と、
蔵元とのおしゃべりも
乞うご期待(私もしゃべるかも)。
両日3時から5時まで。
特に土曜日は、
甲斐よしひろや風味堂が
DOCOMO STAGEに登場。
盛り上がることは必至。
菊美人は、
秋の純米ひやおろし
(アキジュン)で参加。
私も土曜日はお昼、
日曜日は夕方・夜の
参戦予定。
福岡の酒を片手に、
お気に入りの音楽と共に、
すてきな時間をすごしましょう。
お待ち申し上げています。
詳しくは、
告知です。
日本酒のおいしい
季節になってきました。
冷やでおいしい。
燗で、なおおいしい。
10月1日、土曜日。
ネ・ウシ・トラと数えて、
10番目がトリ。
トリは「酉」と書きます。
「酉」は言わずもがなの、
酒の器。
そこから、10月1日は、
日本酒の日。
今年も、福岡市天神の
警固神社で、
今年の酒造りの祈願、
福酒(ふくさけ)奉納祭を
執り行います。
福岡県下の蔵元が、
良酒の醸造を祈願し、
筑紫楽所様に、
雅楽を奉納して頂きます。
先着300名様に、
特製のかわらけをプレゼント。
そのかわらけで今年の福岡の
全国金賞受賞酒を試飲頂けます。
写真は、昨年のかわらけ。
今年の福岡県の金賞受賞酒を
一度にきき酒できる機会は
ここだけです。
朝10時から、受け付け開始。
10時半から試飲開始です。
福岡の皆さん、
10月1日、天神に急げ。
詳しくは、
8月8日、月曜日。
朝5時半起床。
6時にホテルチェックアウト。
TAXIでおよそ40分。
北京首都国際空港に到着。
100元、1200円程度。
帰りの便もJAL。
エコノミークラスでしたが、
両脇の座席も空席で
とても快適な空の旅。
大連や青島経由に比べて、
成田経由は時間はかかりますが、
JALはとても快適でした。
今回の5日間に
わたる北京出張、
とても充実したものでした。
ONとOFFの切り替えも
よくできて、
行きたいところにも
行けました。
今回の北京出張の感想を
一言でいうと、
「中国人はうーむだが、
中国は素晴らしい」。
世界遺産、
北京付近だけでも6つ。
このうちまだ、
故宮、万里の長城、
二つしか行ってません。
また絶対、再訪します。
日本酒のおいしさを、
日本料理と共に、
伝えていきたい。
告知です。
9月27日、火曜日。
福岡県酒造組合主催で、
試飲商談会と
福酒パーティを開催します。
場所は、北九州市門司区、
「門司赤煉瓦プレイス」。
福岡県内、
29の酒蔵が参加、
出展します。
第1部は、16:00〜18:00
流通・小売・飲食店様向けの商談会。
第2部は、19:00〜20:45
一般消費者向けのパーティ。
第2部は、
食事付きで3000円。
とてもお得です。
菊美人も出展します。
菊美人大吟醸
しずくどり斗瓶囲いを冷やで、
菊美人秋の純米
ひやおろしを冷やとお燗で、
九州男児本醸造を
冷やとお燗で
準備しています。
北九州の皆様、
お待ち申し上げています。
まだ、
応募枠あるようです。
詳しい内容は、
8月7日、日曜日。
北京最後の夜8時。
北京大董烤鴨店
(ぺきんだいとうカオヤーてん)。
前号からの続き。
メインの北京ダック前に
いささか食べ過ぎましたが、
ついに出ました。
北京ダック。
きれいに盛り付け
されて出てきます。
私の今まで食べてきた、
北京ダックは、
皮しか食べなかったのですが、
このお店では、
お肉もある程度削いで、
つけてあります。
思いのほか、
お肉もおいしく
頂けました。
このダックを包む皮が
とても薄いことが、
このお店の売りのひとつ。
ネギやきゅうり、
甘辛いタレをつけて、
くるんで食べます。
何をか謂わんや。
勝るものなし。絶品。
これは、
何だかわかりますか。
砂糖です。
山本社長から、
教えて頂いたのですが、
ダックの皮を、
この砂糖をつけて食べると、
ダックの脂がしみ出てきます。
びっくりするほど、おいしい。
初めて食べる味です。
これは、
ダックの鶏ガラ白濁スープ。
おいしく頂きました。
北京滞在、
通算10日目にして
やっと、北京ダック
食べることができました。
これで、日本に帰れます(笑)。
8月7日、日曜日。
北京最後の夜8時。
北京市朝陽区団結湖付近。
北京出張の打ち上げとして、
株式会社和醸の山本社長と
お疲れ様会。
山本社長がセッティング
してくれました。
ついに、
はじめて食べます。
北京での北京ダック。
北京ダックでは、
北京ナンバーワンとの
呼び声高い
北京大董烤鴨店
(ぺきんだいとうカオヤーてん)。
予約はできません。
1時間待ちました(ドヤ顔)。
入り口にはこれでもかと、
5つ星のトロフィーが並びます。
まず、酒のつまみに
頼んだのがコレ。
なんだかわかりますか。
生まれて初めて食べました。
アヒルの水かきです。
鴨掌、ヤージャン。
茹でてあって、
ワサビで和えてあります。
頑張って4足、食べました。
うーーん、微妙すぎる。
食感は、
トリハダを食べてる感じ。
これは、芥蘭(カイラン)。
中国野菜。
とてもおいしい。
これは、
大エビの唐揚げ。
牛肉のXO醤煮。
メインの北京ダックまでに
いささか、
たのみすぎてしまいました。
(次号に続く)。
8月28日、日曜日。
お昼どき。
菊美人の蔵から、車で15分。
水郷柳川、沖ノ端(オキノハタ)。
残暑を乗りきろうと、
家族で
「うなぎのせいろ蒸し」を
食べにやってきました。
川下りをする
観光客で、
賑わっています。
やってきたのは、
「皿屋 福柳」。
うなぎのせいろ蒸しの老舗です。
菊美人も、
お取引頂いていますし、
ここのお嬢さんと
うちの娘が高校時代の同級生。
懇意にして頂いています。
落ち着いたたたずまい。
間口は狭いのですが、
奥に長い、
昔ながらの商家の造り。
入り口からは、
想像できないくらい
奥には広い空間があります。
これは、
うなぎの骨の
せんべい。
「うざく」も
頂きました。
「柳川でうなぎを食べる」と
いうことは、
蒲焼きを食べることではありません。
それは、白焼きを食べることでも、
うな丼を食べることでも
ありません。
柳川に来たら、
うなぎの「せいろ蒸し」を、
食べなくてはいけません。
これは、オキテです(笑)。
うなぎのタレが、
お米の一粒一粒に
からまっている
せいろ蒸しは、
甘辛くて、
涙が出るほどおいしい。
家族全員、完食。
夏の滋養には、
やっぱり「うなぎ」。
おいしかったーぁ。
柳川市沖端町29-1
TEL 0944-72-2404
今回は、
食品売場の入り口に
特別に
菊美人専用のコーナーを
つくって頂いての
試飲・販売です。
2日間、
私も店頭にたっての
説明・試飲。
日本から蔵元が、
やってきたということで
興味をもって頂きました。
百貨店での日本酒、
試飲して頂くと、
おいしいと
感じてもらえますが、
いくらセレブが
集まるといっても
まだまだ認知度は低い。
そして、
中国での価格は
高い関税などの輸入障壁で、
日本の価格の4倍ほどに
なってしまいます。
中国で大きく売れるためには、
日本酒の啓蒙、
まだまだ地道な努力が
必要なことを実感。
勝負は、これから。
8月28日、日曜日。
午前10時。
菊美人の蔵にて。
今日は、めずらしいお客様。
私の母校、
早稲田大学の学生さんご一行。
早稲田大学の公認サークル、
早稲田精神昂揚会のメンバー、
15名。
早稲田、創始の大隈重信の
建学の精神を踏まえての
サークル活動(?)。
いまだにアナクロ的な
サークルが存在するのは、
早稲田らしいなぁ(微笑)。
今回は大隈重信生誕の佐賀から、
鹿児島まで徒歩で踏破の夏合宿。
学生のときしかできないこと(苦笑)。
お寺などに宿泊しながら、
鹿児島を目指すとのこと。
たまたま、菊美人のすぐ近くのお寺、
正覚寺に昨夜は宿泊。
正覚寺の島添住職より、
「君の後輩達がやってくるよ」との
連絡があって、
菊美人の差し入れをしていました。
そのお礼として、来蔵。
エールを切ってくれました。
菊美人の「夏の純米」を
もたせました。
人の温かみに触れて、
いい思い出を作ってくれることを
願ってます。
がんばれ。
8月27日、土曜日。
午後5時。
福岡市中央区天神、
西鉄イン福岡。
今日は、
13期まで続いている
お酒の学校卒業生を
対象にした
ブラッシュアップセミナー。
後半の利き酒。
こうやって、
時折でも、
利き酒をすることは、
自分の味覚の確認を
することとなって、
とても有用です。
今回の利き酒は、
銘柄を隠しての、
ブラインド(目隠し)での利き酒。
先入観なしに、
自分の好きなお酒を
みつけてもらおうというもの。
この時期にあうお酒を
各蔵元から出してもらいました。
全部で22蔵のお酒が集まりました。
お酒の善し悪しを評価していく
利き酒ではなくて、
自分の好みのお酒を
見つけるための利き酒会。
わくわくして
楽しいイベント。
私もやってみましたが、
色んな種類のお酒が集まっていて
バラエティ豊かでとても楽しかった。
参加した皆さん、
きっと自分の好きなお酒
見つけることができたに違いない。
8月6日、土曜日。夜8時。
北京3日目。
北京の百貨店、
「新光天地」での
菊美人の試飲販売が終わり、
(株)和醸の山本社長と食事。
以前もおじゃましたことのある、
レストランGeba Gebaを訪れました。
北京では、
日本人が経営する日本料理店は、
とても繁盛しています。
このお店も2号店です。
日本人オーナーのお店は、
清潔、安全、安心そして
何よりも笑顔と挨拶が
行き届いているのが、
大きな強み。
残念ながら、
今日は菊美人はなし。
昨冬、訪れた秋田県の酒、
「雪の茅舎」を頂きました。
写真左が(株)和醸の山本社長。
写真中央が料理長の橋場さん。
日本にいるかのような錯覚。
異郷の地にいることを
忘れてしまうかのような、
おいしい日本酒と日本料理。
8月27日、土曜日。
午後4時。
福岡市中央区天神、
西鉄イン福岡。
今日は、
13期まで続いている
お酒の学校卒業生を
対象にした
ブラッシュアップセミナー。
年に一度、
日本酒に関連した講義や
利き酒会を開催しています。
今回は、
前半講義、後半は利き酒、
その後、懇親会。
前半の講演は、
今、話題の
糀屋本店(大分県佐伯市)、
こうじ屋ウーマン、
浅利妙峰さん。
塩麹の講義と
実際の作り方を
実演して頂きました。
麹(糀)は、
日本酒・焼酎・
味噌・醤油など
日本の
発酵食品には
欠かせないもの。
その麹を使っての
塩麹づくり。
塩麹を塩の代わりに
使うことで、
料理の美味しさが
引き立つとのことです。
皆さん興味津々。
しっかり、
塩麹を作って
頂きました。
麹という
日本古来からの、
発酵文化が、
今また、
見直されています。
8月7日、日曜日。
午前中。
ホテル付近の散歩中。
ホテル隣、歩いて5分の
国際貿易中心に
やってきました。
ビジネスエリア。
成長する北京の象徴。
下層階には、
スーパーブランドが
ひしめいています。
カルティエに
奥は、プラダ。
ブルガリに、
エルメス。
ルイヴィトン。
ショッピングモールを、
歩いているのは、
中国の人たち。
決して、外国人が
買ってるわけではありません。
スタバも、あります。
価格は、
日本と同じ位するのですが、
繁盛しています。
おそるべし、
北京セレブ。
ところ変わって、
このビルの、
すぐひと筋、奥の通り。
しーーんとしています。
昼間ですが、
ちょっとこわい。
わかりますか。
よくみると、
おじさんたちが、
寝そべっています。
商店も
ところどころに。
果物を
売っていたりします。
これは、この通りの風景。
隠し撮りです。
奥に子ども達。
ズボン脱いでいるのが
わかりますか。
男の子と女の子、二人とも
道路にむかって、おしっこ。
通りひとつで、
このギャップ、激しすぎる。
まだまだ日中は、
30度を超え、
残暑が厳しい毎日が
続いていますが、
朝夕は、
めっきり過ごしやすくなりました。
夜は、虫も鳴き始め、
秋を感じる季節となりました。
さて、おまたせしました。
秋は、日本酒がおいしくなる季節。
今年も、「秋の純米 ひやおろし」を発売します。
8月28日、日曜日。
夕方6時。
今日は、早朝から、
私の所属する
瀬高ライオンズクラブの
清掃奉仕の日。
みやま市と筑後市の境にある、
矢部川、中の島公園を、
年に一度、
お隣の筑後ライオンズクラブと
合同で、
清掃作業を行います。
その日の夕方は、
瀨髙・筑後、
両ライオンズクラブで
懇親の夕べ。
今年は、
瀬高ライオンズクラブが担当。
JR瀨髙駅前の料亭「正龍館」で、
懇親会。
2枚前の写真は、
司会役の瀨髙LC、
幹事の徳永勉氏。
1枚前の写真は、
瀨髙LC、本年度会長の
金田英稔氏。
この写真は、
筑後LC、本年度会長の
石井正氏。
乾杯となりました。
身体を動かした後の、
ビールは格別です。
今日の日本酒は、
弊社の九州男児上撰。
菊美人より辛口のお酒。
料亭「正龍館」。
今日は、
うちわエビがでました。
秋から冬にかけて出回ります。
このうちわエビ。
形状がうちわ(団扇)に
似ているから、この名前。
身は小ぶりですが、
ひきしまっていて、
実は伊勢エビより、
おいしいのではないかと
ひそかに確信しています。
プリプリしていて、
しっかり、
甘味もあります。
おいしかった。
ごちそうさまでした。
8月6日、土曜日。お昼前。
北京市内。
朝8時から、
天安門広場、紫禁城、
そして景山公園。
延々歩き続けました。
景山公園の山頂から、
下山してみると、公園の前は、
相変わらず大勢の人たちで
ごった返しています。
とてもタクシーを
つかまえることなど無理。
地下鉄乗り場まで、
歩くことを決意。
約1時間は歩くことになります。
そこへ、おっさんが、
自転車の荷台に乗れと
言ってきます。
足も疲れていましたし、
つい、
まあいいやと思って
乗ることに。
紫禁城外の、
フートンの通りを
通りながら
天安門広場の地下鉄駅まで。
フートンとは、
「胡同」と書きます。
北京の昔の街並み、
庶民の住宅街のこと。
今なお、
平屋の路地が雑然としています。
自転車が移動手段。
門の中には、
何世帯も住んでいます。
覗き込むと、
本当に怖い感じ。
浅田次郎の「蒼穹の昴」、
李春雲(春児=チュンル)の
京劇の師匠が出てきそうです。
アヘン吸ってても
おかしくない。
このフートン、
北京の近代化とともに
どんどん有無をいわせず
取り壊されています。
光と影を見たようです。
さて、天安門広場の地下鉄乗り場
付近のようです。
人通りの無いところで
降ろされました。
やられました。300元の請求。
日本円で、5000円。
ちゃんと、価格表まで作っています。
おそらく、タクシーだったら、30元。
わからない言葉でまくしたてます。
なんとも嫌な感じです。
やれやれ。
初のボッタクリ。
みなさんも、
北京の自転車タクシーには、
要注意。
8月28日、日曜日。
午前6時半。
今日は、私の所属する
瀬高ライオンズクラブの
清掃奉仕の日。
年に一度、
みやま市と筑後市との
境にある、
矢部川、中の島公園の
清掃作業を、
お隣の筑後ライオンズクラブと
合同で
開催しています。
準備担当でしたから、
午前5時半起床。
午前6時には家を出発。
まずは、
われわれ
瀨髙ライオンズクラブの
メンバーだけで、
事務局の駐車場の
清掃作業。
草刈り機が7台、
登場。
全員、
汗だくになりながらも、
およそ一時間で、
立派に草刈りできました。
その後、矢部川、
中の島公園に移動。
筑後ライオンズクラブと
合流。
およそ50人の
メンバーで清掃作業。
JC(青年会議所)と違って、
年配者が多い
ライオンズクラブ。
いきおい、
金銭奉仕が多いと
思われがちですが、
勤労奉仕も
しっかりやっています。
「WE SERVE
(我々は奉仕する)」の
モットーのもと、
汗を流しました。
8月6日、土曜日。
午前11時。
北京市内。
天安門広場から、
故宮博物院を、
抜け出るのに3時間。
せっかくここまで来たなら、
景山公園には登りなさいと
昨夜、和醸の山本社長からの
強いリコメンド。
景山公園、
小高い山を登ることにしました。
入場料10元(130円)。
おじいちゃん、
おばあちゃんが沢山。
太極拳をやっているかた、
ハーモニカを演奏して、
歌を歌っているグループ。
市民の憩いの場になっています。
市民には、
入場定期券があるそうです。
公園の山頂に
建つ万春亭。
奈良の都では、
ありませんが、
まさに「あおによし」。
欄干の「青」と、
柱の「丹(に)=朱」が、
とてもきれいです。
この公園、人口の築山。
明の時代の皇帝の庭。
池を掘ったときの土を、
使って築き上げたと言います。
当時の皇帝の威勢が偲ばれます。
背面(北側)に、
山を配するのは、
風水の教え。
万春亭から望む
「紫禁城の全景」は、
圧巻です
しばし、
ときを忘れました。
8月25日、木曜日。
午後6時。
みやま市瀬高町小川。
国道209号線沿い。
「焼肉の小柳」。
菊美人を、長年おつかい
頂いているお店。
今日は、
瀨髙ライオンズクラブの会議。
その後、懇親会となりました。
「焼肉の小柳」、
焼肉はもちろん
おいしいのですが、
おかみさんが色んなお手製の
料理を出してくれます。
今日は、初物の
「ヤマタロウガニ」が出ました。
この「ヤマタロウガニ」、
秋のもの。
ツガニとか、
モクズガニとも言って、
全国に生息しています。
中国の高級食材、
上海ガニと
同種のものです。
同じようにハサミに
毛が生えています。
私の住む筑後、
矢部川にも生息。
塩茹でにして調理。
甲羅の蟹ミソは濃厚。
身はあまり付いていませんから、
真ん中から半分に折って、
しゃぶりつきます。
今の時期は、
雌は卵ももっていて、
美味。
8月24日、水曜日。
午後7時。
福岡市中央区天神、
ダイエーショッパーズ裏、
四川料理「三鼎(さんてい)」。
本格中華料理が
楽しめるお店。
お客が多くて、
いつもお断りが発生するため、
完全予約制となっています。
菊美人も取り扱って
頂いています。
逸品の東坡肉(豚の角煮)。
ハッカクが効いていて
大人の味。
辣子蝦
(揚げ大エビと
唐辛子の炒め物)。
菊美人も
おいしく頂きます。
そして、本日のメイン。
実は、何日も前から
予約していたもの。
「フカヒレの姿煮」です。
友人が、台湾から直接、
買ってきたものの持ち込み。
乾燥ものを何日も前から、
戻してもらっています。
ひとりに、
ひとつずつ。
なんとも、ごめんなさい。
贅沢してしまいました。
とろみがおいしくて、
とろける食感。
はぁーーぁ。
生きててよかった(嬉)。
四川料理「三鼎(さんてい)」
福岡市中央区天神4-5-13天神豊ビル
092-731-1180
8月6日、土曜日。
午前8時。
北京市内。
故宮博物院。
旧、紫禁城。
城内にどんどん入っていきます。
太和門の様子。
もういくつ
門をくぐったでしょうか。
圧倒的な迫力です。
城内に入る前に、
インフォメーションセンターが
あります。
そこで、日本語解説の
ヘッドフォンの貸し出し。
この機械、スグレモノ。
場所、場所のセンサーと
連動して、その場所の
解説が自動的に始まります。
40元(520円)。
あぁ、
ついにやってきました。
太和殿。
紫禁城の中心。
ベルトリッチ監督、ジョンローン主演、
映画「ラストエンペラー」での、
愛親覚羅溥儀(あいしんかくら ふぎ)の
即位式は、ここで撮影されました。
荘厳で華麗な太和殿。
近づけば近づくほど、
威容に圧倒されます。
何とも言えぬ威圧感。
皇帝の即位式。
三跪九叩頭の礼で、
臣下達が迎える中、
「帰りたいよ−」と
泣きじゃくるわずか3才の溥儀。
父親の醇親王が、
「すぐ終わるから、
すぐ終わるから」と
なだめたのは有名な話。
父、醇親王の言葉通り、
わずか3年で溥儀は、
皇帝を終わります。
軍閥から追い出されるまで、
その後17才になるまで、
溥儀はこの紫禁城に
住み続けます。
中国の歴史に、
対面しているようで感動。
8月22日、月曜日。
午後6時。
久留米市国分町。
骨付きカルビの店、
「元気亭」。
先日の私のひがし田支店の
ブログを見た
家内のリクエスト。
「あなただけ食べてズルイ」
と叱責されて、
家族で「骨付きカルビ」を
食べに出かけました。
「元気亭」は、
元、ひがし田支店の大将が
独立したお店。
味は、しっかり、
ひがし田支店の味を
引き継いでいます。
「元気亭」は、十数人までの
宴会もオッケーのお店。
家族連れでも、
気兼ねなく入れるのがうれしい。
店内は、ご覧のように、
超満員です。
写真は、馬刺し。
肉厚で歯ごたえがあります。
これは、
馬肉のユッケ。
牛に比べると、
肉感がしっかりしていて、
モチモチしています。
これは、
地鳥のたたき。
もう、
ここまででも
大満足。
最後はトドメの
骨付きカルビ。
4人前を3人分に
分けてくれています。
家族3人でしっかり
1.3人分をそれぞれ完食。
どうですかぁ、
写真からおいしさが、
伝わってくるでしょ(笑)。
肉はジューシーで、たれは濃厚。
菊美人の熱燗がとても合います。
お薦めの名店。
骨付きカルビの店「元気亭」。
木曜日が定休日。
TEL 0942-21-7127
久留米市国分町。
野田の信号より国分方面へ。
ドラッグコスモス前の
小道入って3軒目。
8月6日、土曜日。
午前8時。
北京市内。
ついに紫禁城に
やってきました。
天安門の楼閣を抜けると、
そこは、故宮博物院です。
もとの紫禁城。
1924年、袁世凱が作った軍閥が、
中華世界ラストエンペラー、
宣統帝、
愛新覚羅溥儀(あいしんかくら ふぎ)を、
この紫禁城から追い出します。
清朝時代の美術品を一般公開したのが、
この故宮博物院の始まりです。
中国その後の
混乱の歴史とともに、
美術品は持ち出され、
そのほとんどが
台湾の故宮博物院に
所蔵されていることは、
衆人の知るところ。
この紫禁城、
とにかくスケールがでかい。
城内は、南北に1キロ。
寄り道せずにまっすぐ歩いても
1時間はかかります。
城壁の外は、
やはり大勢の人。
通りの脇には、
商店や出店もあって賑やか。
入場料は60元
(780円)。
入場券を買うのに長蛇の列。
20分並びました。
並んでいる最中に、
Can you speak English ?と、
中国人が聞いてきます。
Yes.と答えると、
自分を故宮のガイドとして、
雇えと言ってきます。
断っても断っても、
何人もやってきます。
中国人のたくましさはすごい。
日本人の一人旅は
格好のカモなのでしょうね。
近づくなオーラ(笑)を
出しているのですが、
おかまいなし。
断るので疲れ切りました。
さて、城内の石だたみ、
ところどころ、
水たまりがあって、濡れています。
しばらく見ていて合点がいきました。
子ども達のおしっこ(唖然)。
親がその場でさせています。
いやはや。
中国では、不自然な水たまりは、
要注意(笑)。
8月20日(土曜日)、
21日(日曜日)、両日。
夜6時から9時。
みやま市瀬高町下庄、
JR瀨髙駅前広場。
夏になると毎年、
月に一回、
駅前広場が
ビアガーデンになります。
駅前の商店主を中心とした
ボランティアグループ
「瀨髙駅前いきいき21」の
主催。
利益金の全ては、
瀨髙駅前を彩る
冬のイルミネーションに。
みなさんが飲んで頂く
生ビールが、
冬のイルミネーションに
なります。
前線が停滞していたので、
雨も危ぶまれましたが、
なんとかお天気もちました。
むしろ、開始前に雨が降って、
しのぎやすい夏の夜に。
大勢のお客様に
おいで頂きました。
写真は、
日曜日の様子。
プロのサックス奏者、
深町宏氏の演奏が、
ますますビールを
おいしくします。
真夏の夜に、
ノリノリのサックス。
踊り出すお客様達も(笑)。
キンキンに氷漬けになった、
菊美人の冷酒もおいしかった。
8月6日、土曜日。
午前8時。
北京3日目。
今日は、お昼から百貨店での、
菊美人の試飲販売。
午前中の空いた時間を利用して、
天安門広場にやってきました。
万里の長城と同じく、
どこから湧いてきたのか、
早朝から観光客で、
ごったがえしています。
この写真は、
天安門広場、西側。
人民大会堂。
全人代
(全国人民代表大会)や、
中国共産党大会が
開催される場所。
中国の最高意思決定機関。
北京には政治家、
共産党のトップクラスが
たくさんいます。
これが北京と上海との、
大きな違いです。
底知れぬほどの
権力と富を
もった人たちが
北京には住んでいます。
ベンツ・アウディ・BMWの
黒塗りの車、
よく見ます。
天安門広場。
くすんでいます。
北京にいた5日間ずっと、
くすんでいました。
今年の夏は、
ずっと曇っているとは、
和醸の山本社長の弁。
天安門広場の観光客も、
万里の長城と同じく、
ほとんどが中国人。
農村部からやってきた
「おのぼりさん」という
雰囲気を醸し出している
団体チームばかり。
お揃いの帽子をかぶった
一個連隊がぞろぞろ。
天安門の楼閣に
近づくにつれ、
大騒ぎです。
立錐の余地がないほどの
混雑ぶり。
天安門の前には、
人造の川。
いくつも橋が、
架けられています。
中央の橋は、
人民は通行できません。
われわれ、
人民は脇の橋を通ります(笑)。
毛沢東を中心に、
「中華人民共和国万歳」、
そしてそのおかげで、
世界の人民が、
団結できているという
「世界人民大団結万歳」の
フレーズ。
大まじめであれば、
あるほど滑稽。