8月6日、土曜日。
午前8時。
北京市内。
ついに紫禁城に
やってきました。
天安門の楼閣を抜けると、
そこは、故宮博物院です。
もとの紫禁城。
1924年、袁世凱が作った軍閥が、
中華世界ラストエンペラー、
宣統帝、
愛新覚羅溥儀(あいしんかくら ふぎ)を、
この紫禁城から追い出します。
清朝時代の美術品を一般公開したのが、
この故宮博物院の始まりです。
中国その後の
混乱の歴史とともに、
美術品は持ち出され、
そのほとんどが
台湾の故宮博物院に
所蔵されていることは、
衆人の知るところ。
この紫禁城、
とにかくスケールがでかい。
城内は、南北に1キロ。
寄り道せずにまっすぐ歩いても
1時間はかかります。
城壁の外は、
やはり大勢の人。
通りの脇には、
商店や出店もあって賑やか。
入場料は60元
(780円)。
入場券を買うのに長蛇の列。
20分並びました。
並んでいる最中に、
Can you speak English ?と、
中国人が聞いてきます。
Yes.と答えると、
自分を故宮のガイドとして、
雇えと言ってきます。
断っても断っても、
何人もやってきます。
中国人のたくましさはすごい。
日本人の一人旅は
格好のカモなのでしょうね。
近づくなオーラ(笑)を
出しているのですが、
おかまいなし。
断るので疲れ切りました。
さて、城内の石だたみ、
ところどころ、
水たまりがあって、濡れています。
しばらく見ていて合点がいきました。
子ども達のおしっこ(唖然)。
親がその場でさせています。
いやはや。
中国では、不自然な水たまりは、
要注意(笑)。
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