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2010年9月アーカイブ

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9月19日、日曜日。
午後4時半。

山門青年会議所OBの旅行の途中。

長崎新地の中華街、出島、
長崎まちなか龍馬館、
亀山社中と散策。

最後は、今日の宿泊場所、
「伊王島」へ渡るため、長崎港へ。








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伊王島には初めて行きます。

ホテルだけがある無人島と
思ってましたが、
現在でも879人が住む町。
長崎市伊王島町。

昭和37年には炭鉱で
7300人も住んでいたそうです。

今はリゾート、観光の町。








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コバルトクイーン号が
長崎市と伊王島を結びます。


















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一日11便運行。片道20分。
意外に便利というか、
観光客だけが利用するだけでなく、
住民の皆さんの
足になってる船です。














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伊王島と長崎の本土とは、
550メートルほどしかなく、
現在、長崎市と伊王島をつなぐ、
伊王島大橋の架橋工事を
やっていました。














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着きました。
「やすらぎ伊王島」。

港から1分。















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部屋からの眺め。
癒されます。


















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宴会になりました。
伊王島は、
伊勢エビが名物。

















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海の幸が豊富。
おいしく頂きました。

















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お酒は、
イタリア産のトレビアーノ(白)と
サンジョベーゼ(赤)。
そして、
長崎壱岐の焼酎「壱岐っ娘」を
いただきました。

壱岐の焼酎は麦焼酎。
大分の麦焼酎と比較すると、
原料特性が強く、
麦の香味が感じられます。

「壱岐っ娘」も、
麦の香りがするスッキリとした焼酎。







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翌朝の露天風呂から
眺めた景色。
すがすがしい。

















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残念ながら、
用件があったため、
慌ただしく、翌朝は8時の出立と
なってしまいました。

帰りのフェリーからの写真。
わかりますか。
前日の橋の写真と比べて下さい。
なんと、この日、9月20日が
伊王島大橋がくっつく日。

なんか得した気分で
伊王島を出立できました。
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さらに告知です。

10月1日の警固神社での
奉納祭に続き、
10月2日(土)3日(日)の
13時から19時まで。

今年8回目を迎える
ミュージックシティ天神に
福岡のお酒、出展します!!









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この2日間、
福岡市の天神地区の
いたるところで
ライブイベント。

福岡のお酒の出店場所は、
メイン会場の「docomo STAGE」
福岡市役所西側ふれあい広場。











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福岡のお酒40種類が
ならびます。

あたらしい日本酒の
提案として、
日本酒ベースの梅酒や
みかんのお酒などの
リキュールも取り揃えています。

一杯200円での提供です。








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音楽と日本酒。
蔵元も多数参加します。
是非、遊びに来てくださいね。

菊美人は、純米吟醸で参加。

私は、3日、日曜日、
お昼から終わりまで
お店に出ます。
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告知です。

来る10月1日は、
「日本酒の日」。

いよいよお酒が、おいしい季節です。
冷やでおいしい、燗でなお、おいしい。

福岡県酒造組合は、
今年初めての試みとして、
祈願祭を行います。








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日本酒の日である
十月一日に
福岡が誇る
三十の酒蔵が
精魂込めて造った
地元の日本酒を
ご鎮座三九〇余年の
警固神社で
さらなる隆盛を
祈願し
奉納祭を
いたします。

詳しくはこちら。






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10月1日、金曜日。
18:00〜19:30。

当日は、醸造祈願、清酒奉納、
筑紫楽所による雅楽奉納。

さらには、先着300名様に
「かわらけ」をプレゼント。

さらにさらに、
今年の全国新酒鑑評会で、
金賞受賞の福岡の酒(6蔵)の
無料ふるまい。






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また、この日をはさんで、
福岡市の6軒の料理屋さんと
福岡の酒がコラボレーション。
一軒につき5蔵の酒がコラボ。

菊美人は、天神アップルストア上の
蕎麦処「権八」で11月末日まで
飲めます。

詳しくはこちら。

10月1日、お酒の日。
皆さんお待ちしています。


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9月19日、日曜日。
午後3時。

山門青年会議所OBの旅行の途中。

長崎新地の中華街、出島、
長崎まちなか龍馬館のあとは、
「亀山社中」を目指します。

亀山社中は、長崎で坂本竜馬たちが
作った日本で初めての貿易商社。
海援隊の前身。







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亀山社中は、市内からまじめに行くと、
上り坂でとんでもないことになるという
情報を入手。

おじさんたちは、
TAXIを使って頂上から下る作戦。

1300円。これが大正解。
これからいく方。絶対お薦めです。
下るのさえ、ひざが笑いましたから、
登るのは何をか言わんやです。

まずは、風頭公園。
龍馬の銅像が長崎市内を
見おろしています。






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司馬遼太郎の
「竜馬がゆく」の碑。

















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長崎市内を
一望する
眺め。
















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山を下って、
亀山社中に向かいます。





















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見て下さい。

自動車はおろか、
バイク、自転車も無理な
坂道が続きます。

















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しかし、眺めはすばらしい。
長崎の街が眼下に広がります。

「よか眺め 一目千両 坂の街」

いい句です。
一回見ると千両にも値する、長崎坂の街。
ということですね。
「100万ドルの夜景」というフレーズより
よっぽど気が利いています。












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着きました。
ちょうど山の7合目
くらいでしょうか。

「亀山社中」。

















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なんと、入るのに行列。
1時間待ちだそうです。
このブームの時の土日は
常にこの状態だそうです。

残念ながら、中を見るのは断念。
刀傷のある部屋見たかったなぁ。

このあと市内まで歩いて降りました。
竜馬など亀山社中の浪士たちが
まさに歩いた道を歩くことができて
とても幸せ。

自分も心が大きくなったような
気がするぜよー(笑)


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9月19日、日曜日。
午後2時。

山門青年会議所OBの旅行の途中。
長崎新地の中華街、そして「出島」。
「出島」から歩いて15分。

長崎観光通りの中の
「長崎まちなか龍馬館」。










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「是非、見なさい」と、
出島の門番さん
(前回ブログ出)に
薦められて
やってきました。















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坂本龍馬を中心に、
長崎の歴史、人物を
とても興味深く
紹介しています。















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興味を惹いたのが、この人。
「岩崎弥太郎(やたろう)」。

三菱財閥の創始者。
龍馬と同じ土佐藩の出身。
年齢も龍馬と1才違い。

NHKの龍馬伝では、香川照之が
好演。存在感のある役どころ。
ドラマでは幼なじみみたいに
なっていますが、実際は、
龍馬、晩年の海援隊創始の時、
出会ったようです。





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三井、住友という財閥が
300年もの歴史があるのに
比べると、三菱財閥は、
まさに創始者「岩崎弥太郎」と
その弟、二代目「岩崎弥之助」、
二代で巨億の富を築き上げています。

NHKのドラマでは、岩崎家を
とても貧乏に仕立てていて、
「そんなに貧乏ではない」と
岩崎本家からクレームが
出たそうですが、あながち
間違いではないようです。






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成り上がりもここまでくるとすごい。
まさに政商と言われた所以です。

結束が強く、三菱という名前の
宴会にはキリンビールしかダメ
というのが飲食業界の常識。

三菱財閥は、この兄弟の一族が
交互に総帥になっています。

ちなみに弥太郎の弟、弥之助の
奥さんは、龍馬伝では、
弥太郎をいじめ抜く
後藤象二郎の長女です(笑)。




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この弥之助の孫が岩崎英二郎。
日本のドイツ語研究の草分け、
慶應大学の名誉教授。
この岩崎英二郎氏の奥さんが、
北原白秋の長女、篁子(こうこ)。

岩崎英二郎さんと篁子さんは
今もご健在。
一昨年、菊美人に遊びに
おいでになりました。
私も学生時代、鎌倉のご自宅に
伺ったことがあります。







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そのお二人のご長男、
岩崎透氏が
現在の三菱財閥の
五代目総帥。
ブラジルの東山農場の社長。
ブラジルで日本酒「東麒麟」を
製造する会社。

北原白秋の孫が、
三菱財閥の総帥。
縁とは不思議なものですね。
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9月19日、日曜日。
午後1時。

山門青年会議所OBの旅行の途中。
長崎新地の中華街での食事後、
長崎「出島」にやってきました。

正式には「出島和蘭商館跡」。

メインゲートの水門で
門番さんと記念撮影。

とても暑い日で、
汗がしたたり落ち始めます。







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これは、
長崎「出島」の
ミニチュア。

















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「出島」は、
明治時代に埋め立てが進み、
今では、その姿を
消してしまっています。

最近になって、
「出島」の歴史的価値が見直され、
復元事業が進んでいます。

昔、来たときよりも
建物がたくさん復元されていて、
資料もとても充実。







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昔、ポルトガル人が
住んでいた頃の建物が
復元されていて、
これは、当時の
会食の様子。

畳敷きの上で、
靴を履いていたそうで、
半年に一回、
畳替えをしていたそうです。











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これは、当時の
グラスやワイン瓶。

出島の復元作業と同時に
沢山の調度品が
発掘されています。
















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これは、コンプラ瓶。
ポルトガル語で「コンプラドール」とは、
仲買人のこと。
この日本の仲買人達が、
日本の醤油とお酒を詰めて
輸出をしていました。

幕末には、焼物の里、波佐見で
年間40万本も
生産されていたそうです。

写真のZAKYとは、
「サケ」のこと。
JAPANSCHZAKY
(ジャパネスクザキー)とあります。







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日本酒が、出島から
海外へ1800年には、
輸出されていたと考えると
なんともすごい。

さて、実は、菊美人のある「瀬高町」は
福岡でも有数の酒造りの盛んなところ。
明治時代は30軒ほどの酒蔵がありました。

写真は長崎県の地図。
星印が、菊美人の酒蔵のある「瀬高」。
日本酒を酒樽に詰め、船で矢部川を下り、
有明海に出ると対岸は、雲仙。
陸路では、とても長崎は遠いのですが、
海路では、長崎はすぐそこです。







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雲仙、長崎、遠くは五島列島まで
瀬高の酒が流通していました。

明治時代、
瀬高の酒の一大消費地は、
長崎だったのは有名な話です。

幕末から明治時代、菊美人も
長崎市袋町に菊美人を専売する
商社をもっていました。
先代(祖父)は、ここに下宿し、
長崎高等商業学校(長崎大学
経済学部の前身)に通いました。






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長崎、丸山の遊郭でも、
瀬高の酒は相当飲まれています。
坂本龍馬などの幕末の志士も、
瀬高のお酒を飲んでいました。

果たして、コンプラ瓶に
詰められて海を越えたお酒は
何だったのでしょうか。
もしかすると瀬高の酒かも、
或いは菊美人かもしれません。

いつか調べてみたい、
ロマンのある興味が湧く話です。



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9月19日、日曜日。
三連休のなか日。午前10時。

今日は、(社)山門青年会議所
OB会有志での長崎への懇親旅行。

写真は、道中の
佐賀県、金立サービスエリア。











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土日祭日は、
高速道路1000円。

高速道路も混んでいますが、
サービスエリアは、
なおのこと大騒ぎ。
朝10時でこの状況。












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また、今こそ、
かき入れ時と
「これでもか」の「坂本龍馬」。

「福山龍馬」が
至る所で目立っています。

NHKでは、今週は
龍馬とおりょうの新婚旅行。
龍馬が殺害されるまであと一年。
NHK「龍馬伝」もいよいよ
クライマックス。

商売も佐賀県、長崎県、
気合いが入っています。






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無事、長崎市内に到着。
「長崎新地中華街」に
着きました。

ちょっと早い時間ですが、
お昼は中華料理となりました。
















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おりからの中華街は、
旧暦8月15日の
「中秋節」のお祝い。
ちょうちんでとても賑やか。


















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入ったのは、
中華街のほぼ真ん中にある、
四川料理「西湖(せいこ)」。

続くときは続くものです。
中2日で、またも四川料理(笑)。
















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まずは、前菜。
蒸し鶏と焼き豚。



















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定番。
「えびチリ」。

四川料理とは言っても、
とても日本人受けするように
料理されています。
辛味も香辛料もとても控えめ。

こども達が
3人いましたので、
とても助かりました。








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とり肉、ピーマンと
カシューナッツの炒め物。


















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最後は、「八宝菜」。

辛味も香辛料も
控えめでしたので、
大人にはちょっぴり
物足りなかったのですが、
子供達は大満足です。













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そこで、やっぱり大人達、
昼から頼んでしまいました(笑)。

「儀狄(ぎてき)」という紹興酒。
中国で最初にお酒を造ったと言われる
人物が「儀狄」。
陳年3年ですから、3年熟成もの。

ちなみに中国のお酒は、
黄酒(ホワンチュー)と白酒(パイチュー)が
有名。黄酒は醸造酒で白酒は蒸留酒。
浙江省で出来た黄酒を紹興酒。
長期熟成させた黄酒を老酒(ラオチュー)。

要するに、黄酒=紹興酒=老酒。
同じと考えてもらってOK。





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長崎中華街、長い歴史の中で、
中華料理を日本人の好みに
しっかり仕上げています。

子供も満足、大人も満足。






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9月23日、夜10時。

昨日は残念ながら
中秋の名月は雨で
見ることができずじまい。

今日は、
昨日とうって変わって
涼しい秋の風が吹きました。











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満月もしっかり
見ることができました。

日本酒がますます
美味しくなる季節。
冷やもよし、燗もなおよし。
秋はいい季節ですね。

さて、このブログ、
本日掲載で、めでたく、
300号となりました。









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「いつかネタ切れするのでは」と
心配もしていたのですが、
探せばあるものです。

普段、何気なく
やりすごしていることや、
当たり前と思っていたことが、
実はとても光り輝いていることに
気づかされたりします。

そして、なんとか
4月25日から今日まで
毎日ブログを欠かさず、
アップできています。






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いつか途切れるのでしょうが、
楽しみながら続けていければと
思っています。

ブログを書くことで、
毎日がとても充実して
いると実感しています。

毎日300人以上の方に見て
頂いているようです。
今後も応援よろしくお願いします。
時折のコメント大歓迎です。



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9月20日、敬老の日。
午前11時。

菊美人の酒蔵にて。

今日は、
日頃からお世話になっている
東京の居酒屋グループの
皆さんが酒蔵見学に
おいでになりました。










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社員旅行も兼ねて、
取扱っているお酒の
勉強、見学に
いらっしゃいました。

ありがたいことです。














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うちの蔵の歴史。

北原白秋の書画の紹介。

釜場、貯蔵庫、
麹室、槽場への案内、説明。















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大吟醸、純米吟醸、
特別純米の利き酒。

あっという間の、
1時間です。















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最後は記念撮影。

夏場は、実際の酒造りが
お見せできず、
恐縮してしまいます。

今度は是非、寒造りの時期に
お待ち申し上げております。


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9月18日、金曜日。
夕方6時半。

最近、食べ物ネタが多いですね。
すみません。
この2週間で夕食を家で
食べたの2日だけでした。

久留米市国分町、
自衛隊駐屯地近くの
骨付きカルビの店
「げん気亭」。







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先週オープンしました。

以前ブログでも紹介した
久留米市六ツ門の
「ひがしだ支店」、
福岡市清川の
「いちかばちか」の
系列の骨付きカルビの店。

6ヶ月ほど前、ひがしだの
大将が突然リタイア宣言。
「ひがしだ支店」は
お弟子さんに継承。






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大将は「ゆっくりする」と
おっしゃっていましたが、
本人曰く、元来、
ゆっくりできない性分(笑)。

とうとうまた、
お店をお出しになって、
忙しくなられました(笑)。












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オープンのお祝いも兼ねて
今日はやってまいりました。

まずは、
「地鶏のたたき」。
うまい!














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鶏の「せせり」がありました。
とりの首のところの肉。
希少もの。うまい!

















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ご存じ、名物、
「骨付きカルビ」!
うまい!うまい!

味はしっかり健在です。















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シメは「クッパ」を
頂きました。
うまい!うまい!うまい!

げん気亭は、
4人用のテーブル席も
6席ほどあり、
気軽に入れます。

家族での食事にも
とてもおすすめです。
育ち盛りの子供には
間違いない。






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お酒は、
もちろん「菊美人」。

久留米市近郊の方、
名物店の誕生です。
どうぞご来店ください。


骨付きカルビの店「げん気亭」。
木曜日が定休日。
TEL 0942-21-7127

久留米市国分町。
野田の信号より国分方面へ。
ドラッグコスモス前の
小道入って3軒目。


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9月17日、金曜日。
午後4時。

久留米市、東櫛原町。
「萃香園ホテル」。














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今日は、福岡県南部地区と
佐賀県にある酒類卸業者の会合。
菊美人の系列会社である
酒類卸会社の会合に参加しました。

2ヶ月に一回ほどの
ペースで会議を開催しています。

酒の小売業は免許制ですが、
規制緩和のあおりを受けて
実質自由化。

スーパーマーケット、ドラッグストア、
ディスカウントストアなど、
酒類販売への怒濤の参入により
ビールなどの価格は無法化状態です。






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「悪貨が良貨を駆逐する」と
言いますが、まさにこの状態。

われわれ地方の蔵が、一生懸命
おいしいお酒を造っても
バイヤーから買いたたかれる。

市場には安くてまずい酒しか
出回らず、結局は、
消費者にしわ寄せが。
いやな世の中です。








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その小売業に直接納品させて
頂いているのが、酒類卸。
当然われわれもきびしい環境。

淘汰の嵐の中、何軒もの
酒類卸問屋が廃業して
しまいましたが、
頑張って生き残っています。

どの業界も同じ。
今が頑張りどきですね。








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萃香園ホテルは、
久留米屈指の老舗料亭。
天皇陛下もご逗留なさった宿。

北原白秋も昭和5年、
45才の時に、
久留米大学医学部校歌作詞の
ため、逗留しています。












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この「萃香園」の字は、
明治の元勲、
伊藤博文の書。

















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懇親会となりました。
今回は、菊美人のお酒を
持ち込ませて頂いてます。

久留米市は、
18場も日本酒蔵が
あるさけどころ。
京都市、神戸市につぐ
全国3位です。

当然、「日本酒で乾杯」









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お造りは、
さより、あじ、かます、いか。


















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焼き物は、
マツタケの香り焼き。


















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最後は、
「さんまのたたき」が
でました。

冷酒は、
「菊美人しずくどり
斗瓶囲い大吟醸」

熱燗は、
「菊美人 特別純米酒」

ごちそうさまでした。
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9月16日、夜7時。
福岡市天神、
四川料理「三鼎(さんてい)」。

9月より、
「四川料理、三鼎」が
リニューアルオープン
しました。











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外観、内装も
大幅に改装。

メニューも
新しくなりました。


福岡市中央区天神4-5-13天神豊ビル
092-731-1180













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お酒のメニューには、
ワインや日本酒も追加され、
日本酒には、「菊美人」が
採用頂きました。















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どうしても
「四川料理」=「辛い」という
イメージですが、
写真のメニューにあるように
素材を活かした料理が四川料理。
辛くないものも沢山あります。














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まずは、
あわびの前菜。

すごくやわらかくて、
味がしみこんでいます。
相当煮込んでいます。













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次に、魚料理。

お焦げご飯に海鮮あんかけ
をのせたもの。

菊美人の純米冷酒と
ともに頂きます。












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次に、お肉料理。
三鼎、名物料理の
「黒酢豚」。

黒酢で煮込んだもの。
甘酸っぱくてとても美味。














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さらにお肉料理。

薩摩赤鶏の四川風辛味煮込み。
これは辛かった。
香辛料の八角の実も効いて
パンチがあります。













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最後はシメで麺類。
紹興酒とともに頂きます。

汁なしタンタン麺。
辛味が効いておいしい。

リニューアルした「三鼎」。
新しいメニューが沢山ふえました。
以前からファンだった方も、
行ったことが無い方も、
是非行ってみてください。

美味、確約!

P1050630.jpgのサムネール画像
9月15日、水曜日。午後6時。

大分県、別府市。
日本料理「若潮」。

九州清酒協議会が終了し、
懇親会。
















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大分県の当番。

大分県からは、12蔵の参加。
お酒は、12蔵のお酒が
ずらりと並びます。















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舟盛り。

さかなは、
今回、
関さばが主役。















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写真は、右から私。
大分県酒造組合、会長で
清酒「西の関」醸造元、
萱島酒造、萱島進社長。
別府大学教授、辻野功先生。
「万齢」醸造元、小松酒造、
小松大祐社長。

大分県の開催ということで、
大分県酒造組合会長の
萱島社長も
かけつけて頂きました。







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「西の関」の萱島社長からは、
とても懇意にして頂いています。
昨年は蔵にもおじゃまさせて
頂きました。

萱島社長曰く、
「江崎君、大分のサンセキって、
知ってるかね。」
「えっ?」
「関さば!関あじ!西の関!」

萱島社長も絶好調。
大いに盛り上がった懇親会でした。





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9月15日、水曜日。
午後1時。

大分県、別府市。















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今日は、「九州清酒協議会」。
九州6県の日本酒製造蔵の
若手経営者の会。

利き酒コンテスト終了後、
総会が始まりました。
















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各県の活動報告や、
先日開催された、
純米酒研究会の結果報告など。

各県で日本酒振興の
イベントなど工夫をこらして、
活発に活動しています。

とてもいい刺激になります。
お互いが切磋琢磨して、
九州の日本酒をアピール
していきたい。








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実は私、
6年間この九州清酒協議会の
会長を務めさせて頂いています。

今回、やっと
会長の任を終えることが
できました。

次期会長は、
清酒「万齢」醸造元、
佐賀県、小松酒造の
小松大祐君。







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行動力のある、
アイディアマンです。

九州、酒造蔵、
若手の経営者の牽引役に
なってくれることでしょう。

期待大。

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9月15日、水曜日。
午後1時。

大分県、別府市。
















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あいにく、雨も時折ふる曇天。
「別府湾」も曇って見えません。
うっすら見える右手の山は、
お猿で有名な「高崎山」。
















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今日は、「九州清酒協議会」。
九州6県の日本酒製造蔵の
若手経営者の会。

今年で32年目を迎えます。

父の時代から続く会です。















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一泊二日で、情報交換と
会議と懇親。

会議の前に
恒例の利き酒の
コンテストがあります。














P1050620.jpgのサムネール画像
全く予備情報はあたえられません。

「7種類の酒が2系列あります。
好きな順に並べなさい」
というもの。

例えば、同じお酒を1番と3番に
してしまうと、差(3−1)の二乗が
加算されます。2×2で4点加算。
もし同じお酒を1番と7番に
してしまうと(7−1)の二乗
36点が加算されてしまいます。
より0点に近いことを競う
利き酒コンテスト。








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一番むずかしい利き酒コンテスト。
しかも、7種類。

皆、蔵のプライドが
かかっています。真剣。

ガチンコ勝負です。

今回は、特徴的な香りを
2種類判別できたものの
あとは微妙な差。
難問でした。







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アンバーグラスでの
利き酒ですので当然
色での判別は無理です。

7種類×2系列、
14種類の日本酒を
20分ほどかけて利き酒。












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懇親会での
成績発表。

7位入賞できました。
なんとか、
面目はたせました(笑)。


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9月10日、金曜日。夕方6時。
福岡市天神、ソラリア西鉄ホテル。

母校、久留米附設高校の同窓生の
定期的な集まりが月に一度、
福岡市にて開催されています。

その200回目を記念して、
市民公開講座が開催されました。











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講師は、久留米附設高校43回生。
独立行政法人理化学研究所、
上田泰己君、35才。

高校時代はサッカー部で生徒会長、
東京大学医学部に現役合格。

あまたいる
久留米大学附設高校同窓生の中で
3本の指に入ると言わしめるほどの
逸材。

日本の宝。






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「情熱大陸」や、
「プロフェッショナル仕事の流儀」、
「爆笑問題のニッポンの教養」など
で、一躍有名に。

日本の科学界の若きエース。
生命科学者。














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今日の講演は、
「体内の時間を理解するー
体内時計と体内カレンダーの仕組み」

講演の内容は
門外漢の私が理解できるか、
はなはだ疑問でしたが、
最先端の化学の話は、
むしろ、情緒的で文学的でさえ
ありました。










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時間を「くりかえす(反復性)」ことと、
「うつりかわること(不可逆性)」に大別。

毎日の繰り返し、四季という一年の
繰り返しを人間の体内はどう理解するのか。
また、「うつりかわる」ということを
「生命の時間の矢」という表現で
説明してくれました。

5分ごとに繰り出される、
ユーモアとウイット、そして彼の笑顔が、
講演を魅力あるものにします。









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最後の質問では、
「朝方人間と夜型人間は、
どっちが得?」
「光を感じない盲目の人は
どうやって、一日を理解するのか」
「若者と老人の一年の感じ方の
差はどうして生じるのか」など、
矢継ぎ早の質問。

講演者、聴衆が一体となった
講演会でした。








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講演会後は、
同窓生だけでの懇親会。

上田泰己君と記念写真。

素敵なお嬢さんたちは、
九大医学部生、附設高校同窓58回生。
左から、
福岡歯科大学准教授、岡村和彦氏。
七洋物産社長、吉本幸治氏。
私と同期。附設高校同窓28回生。
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9月11日、土曜日。

西日本リビング新聞社発行の
「リビング福岡」。
















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福岡・熊本・鹿児島の
九州三昧、筑後地方の特集。

一面トップで「菊美人酒造」
載せて頂きました。















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「豊穣の秋とともに
日本酒のおいしさが増す」
そんな記事にして下さいました。

ありがとうございます。
詳しい記事の内容はコチラ。












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また、今回の
リビング福岡は、
怒濤の「秋の味覚」大特集。

福岡各地で開催される
スローフードフェスタの
案内もあります。












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JR瀬高駅前で開催する
10月17日のスローフードフェスタも
載っています。

サックス奏者、深町宏さんの
出演も決定しました。

菊美人の
「秋のひやおろし純米」も
出展します。

ご期待下さい。詳しくはコチラ。

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9月9日、重陽の節句。
菊の節句です。
昔から菊の花びらを浮かべた
日本酒を酌み交わして
お祝いをしています。

菊美人ですから、
「菊の花」のネタをひとつ。

先日から、小料理「桜」の
おかみさんより手紙がきました。
いつも四季折々を
造詣の深い言葉で表現。
おかみさんの
心の暖かさにあふれています。







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今回の手紙には、
手紙に貼った切手が
とても「菊美人」さんに
合う言葉ですね、とのことが
書き添えられていました。

夏目漱石が、正岡子規を
送り出すときに読んだ句の
直筆の記念切手です。

さっそく、
取り寄せてみました。








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この記念切手、
昨年の9月に発行されたもの。
「近代俳句のふるさと松山」と
いうもの。

おそらく、
NHKのドラマ「坂の上の雲」も
からんでの発行。

正岡子規、高浜虚子、
夏目漱石、河東碧梧桐の
代表句と直筆を切手に
したもの。






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司馬遼太郎の「坂の上の雲」。
日露戦争で活躍した秋山兄弟、
正岡子規、夏目漱石など
日本の将来を支える偉人が、
同じ時代に、また、松山という
一地方都市にいるというのは
偶然なのか、必然なのか、
まことに不思議で興味深いことです。

NHKのドラマ「坂の上の雲」では、
秋山好古を阿部寛、秋山真之をモックン、
正岡子規を香川照之、夏目漱石を小沢征悦が熱演。

12月から第2部が始まるそうです。
楽しみですね。






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さて、だいぶ横道に逸れました。
この切手。夏目漱石の直筆の句。

「送子規(しきをおくる)
御立(おた)ちやるか
御立(おた)ちやれ新酒
菊の花」

「菊美人」にぴったりの歌ですね。
友人子規君を送別する歌。
子規よ、出発するのか出発しなさい。
新酒を酌み交わし、菊の花とともに。
といったところでしょうか。






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ところで、俳句には、
季語があります。「菊」は秋。
「新酒」は冬か春?
この俳句、掟破り?

調べてみました。
「新酒」はなんと「秋」の季語です。
昔は寒造りが主流ではなく、
米ができたと同時に
酒造りもはじまったようで、
新酒は秋の季語。
勉強になりました。







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さらに余談。
夏目漱石は、
日本酒好きだったようです。

いくつものお酒にまつわる
俳句を遺しています。

「あるときは
新酒に酔うて 悔(くい)多き」

これは、傑作だと思います。

世界に誇る文豪、夏目漱石も
飲み過ぎて翌日反省するのですね。

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9月8日、夜7時。
みやま市、JR瀬高駅前の
料亭「正龍館」。

10月17日、
JR瀬高駅前広場で開催する
秋のスローフードフェスタの
打合せ会議。

みやまの美味しい食材と、
お酒のコラボレーション。
ご期待下さい。








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会議後、懇親会。

「マツタケの土瓶蒸し」
が出ました。

「香りマツタケ、
味シメジ」といいますが、
日本人は、
マツタケ好きですよね。











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土瓶蒸しは特に
マツタケの香りが
引き立ちます。

















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9月9日、夜。
みやま市、料亭「船小屋別荘」。

「山太郎ガニ」が出ました。
今からが旬のおいしい食材です。
菊美人蔵の隣の矢部川で獲れます。

モクズガニと言われる川ガニ。
中国で珍重される、
「上海ガニ」と同種ですから、
味は絶品。








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上海ガニと同様に、
ハサミのツメに濃い毛が
生えているのが特徴です。
写真でわかりますか。

食べ方は、
表と裏の甲羅をむいて、
中央で折って、
むしゃぶりつきます。

ごめんなさい。
またも、太ってしまった。


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9月6日。

私の中学校時代の英語の恩師、
宮崎充保先生(現、山口大学教授)から、
葉書が届きました。

先日の同窓会にご参加頂いた
私からのお礼の葉書に対する葉書です。














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中学3年間の英語の先生。
寮監もされていましたので、
寮生だった私にとっては、
当事大学卒業したての先生は
兄のような存在でした。

先生からの葉書の中に、
先日の我々の同窓会の
様子をみての文章がありました。














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「それぞれにみんな、
幸せと不幸せをまぜて、
明るく生きている。
よかった!」

48才にもなると、
全てが順風な人生とは
限らないものです。
楽しいこともつらいことも
ふくめて、その中で
みんな明るく生きている
ことを感じて頂いたのだと
思います。






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こころに沁みた
宮崎先生からの葉書でした。

写真は先生から
「読んでごらん」といわれた
「ルバイヤート」と、
宮崎先生のサイン。
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9月4日、夕方4時。
久留米市、六ツ門。六角堂広場。

とても気になるイベントが
開催されています。

「久留米やきとり日本一フェスタ」。

これは、いかねばなるまいと、
アンテナを張っていましたところ、
やはり酒好きは同じアンテナもってます。

連れだって、参戦することになりました。









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西鉄久留米駅から
アーケード街「一番街」を
通って、六角堂広場まで。

「一番街」は、高校生時代、
映画をよく観に行きました。
青春時代のデートスポット。













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久留米の老舗百貨店、
井筒屋が撤退して、
一番街もさみしくなって
しまいましたが、
今日はとても人通りが多い。

六角堂に近づくにつれ、
賑やかさが増してきます。












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見て下さい。この煙。
六角堂広場が、やきとりの
炭焼きのけむりで
けぶっています。

会場は、大賑わいです。














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久留米のやきとり屋の
有名どころが20店舗ほど、
のきを並べています。


















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どれがどれだか、
わからない。
とにかく、おいしそうです。

















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とりあえず、
ビールを大量購入。

キリンビールの営業チームも
休日返上のフル稼働。
















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やきとりも確保。
やっと落ち着きました。




















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会場の舞台では、
さまざまなパフォーマンスが
披露されてます。

















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和気藹々。

となりで飲んでいる人たちと
すぐうちとけて、また乾杯。
















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日本酒は、
六角堂広場のすぐ近くにある
「堀川酒店」ご推薦の酒を購入。

久留米市、朝凪(あさなぎ)酒造の
「朝凪純米吟醸、荒走り」、
城島町、花の露酒造の
「堀川酒店」オリジナル、
「特別本醸造、保利川」。

汗を流しながら、
やきとりに舌鼓をうち、
冷たいお酒で流し込む。

何杯も飲めます。







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会は、
7時まで続きました。

きれいな夕焼け雲。

満足しました。
来年もまたやってきます。

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9月8日。午前。
菊美人酒造の蔵。

今日はとてもさわやか。
台風一過のあとの初秋。

蔵の中に咲く初秋の花を、
見て回りました。

これは、コスモス。

正確にはキバナコスモスだそうです。
コスモスとは違う種類。キク科。







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これは、カンナ。
大ぶりで、
ちょっとどぎつい感じ。

















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これは、ツユクサ。
とても小ぶりでかわいい花。
お昼にはしぼんでしまいます。

















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この花の名前がわかりません。
母が植えたものだそうですが、
本人が忘れたとのこと。
知ってる人教えて下さい。

わかりました!
ヤブラン(藪蘭)といいます。
スズランの一種です。
















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通路の脇にたくさん
咲いています。
かわいい花。

夏スイセン(?)。

これは、「タマスダレ」が正解。
早速、お酒の学校2期生の
葉山さんからご指摘。
ありがとうございます。













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サルスベリの花。
漢字で「百日紅」。
これは、白色の「百日紅」です。

玄関前にあります。
サルスベリは落葉樹で、
とにかくこの1ヶ月ほど
ずっと実や花が散っています。
掃除が大変。

「猿滑り」というだけあって、
木の幹はツルツルしてます。








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百日草(ヒャクニチソウ)。

夏の花。
暑い日差しのなかで、
ほんとうに100日くらい
咲き続きそうです。













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千日草(センニチソウ)。

アップで撮ると
とてもかわいい花。

自然の中に
暮らしていることを
実感します。

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9月7日、火曜日。
午前11時。
八女市、八女上陽ゴルフ倶楽部。

菊美人の酒蔵から車で45分。

今日は、瀬高ライオンズクラブの
ゴルフ部の取り切り戦。

瀬高ライオンズクラブは、
月に一度、会員の親睦のため、
ゴルフの定例会を行っています。
今日は、一年の最終戦。






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今日その日が、なんと
北部九州、台風直撃の日。

朝は、風雨も強かったのですが、
何とか最初の2ホールまで
雨にたたられながらも、
あとは無事に雨にもあわず、
残りのホール回ることができました。

まさか、今日のゴルフの様子は
写真に撮る材料はあるまいと
たかをくくっていました。








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あに図らんや、
雨があがったゴルフ場に
赤トンボが
沢山飛び回っています。

今年初めての赤トンボ。
例年より20日くらい
遅いようですが、
確実に秋を感じました。











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ということで、ごめんなさい。
カメラ、ゴルフ場に持ち込んでませんでした。
ゴルフ場での赤トンボの写真、一切無し。

写真に撮ったのは、1枚目、
ゴルフ終了後の宴会の盛り上がった様子、
2枚目、立派なヒラメのお刺身の様子、
3枚目、サバのバッテラがおいしかった様子、
4枚目、菊美人本醸造冷酒をしっかり頂いた様子、
しかありません。

ごめんなさい。

「日本は四季があるからこそ美しい」ということを
忘れてしまうような暑さでしたが、
秋は着実にやってきているようです。

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9月2日、金曜日。
菊美人酒蔵の庭。





















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苔が盛り上がって、
土がむきだしになっています。

写真の真ん中に3カ所。
















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これ何だかわかりますか。
「もぐら」の穴です。

実はこの一年ほど、
「もぐら」との格闘が
続いています。

きれいに直しても
また掘り返されます。
また、苔がダメになる。










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もぐらは、
肥沃な土地が好きだそうで、
地中のミミズなどを
食べているそうです。

気に入ると、
なかなか住みかを変えない
らしい。

困ったものです。









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庭の手入れは、
社長(父)の仕事です。

仕掛けをしかけたり、四苦八苦。
どうも「もぐら」のほうが
一枚上手のようです。

どなたか退治法わかる方
いませんかぁー。


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9月2日、木曜日、午後4時。
菊美人の酒蔵から車で30分。

大牟田市、
オームタガーデンホテル。

お酒は「菊美人」を
メインに
取り扱って頂いてます。














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最近、気づきました。

携帯電話の天気予報の
晴れマークは「だいだい色」。

それが35度以上になると
「赤色」になるのですね。

今日も2時から4時迄
「赤色の晴れマーク」。

今度の日曜日まで
「赤色の晴れマーク」。
まだまだ暑い日が続きます。








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今日は、
大牟田税務署管内の
酒類業懇話会。

大牟田地区の
お酒の小売店の代表、
酒類問屋、酒類製造場が
集まって最近の
動向を話し合う会。

一年に一度、開催。









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お酒の業界の監督官庁は、
農林水産省か経済産業省みたいな
気がしますが、
お酒には酒税があるため、
財務省の国税局と税務署。

大牟田税務署長の
ご挨拶。












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ふつうの方にとっては、
税務署というと怖い感じが
するかもしれません。

酒類業界にとっては、
とても身近な存在です。

経営の相談にのって頂いたり、
製造方法についてご指導を
して頂いたりしています。

会議後の懇親会では、
菊美人の熱燗を
しっかり頂きました。


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9月1日、夜7時。
みやま市瀬高町下庄、八幡神社。

菊美人の酒蔵から歩いて5分。

今日は下庄、八幡神社の「八朔祭」。

「朔(さく)」とはめずらしい漢字。
「朔」のつく漢字で思いつくのは、
作家の萩原朔太郎くらいです。

「ついたち」のこと。








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古典「更級日記」では、
卯月朔日(4月1日)などとあります。

現在の9月1日、旧暦の八月一日、
八月朔日のお祭りですから、
「八朔(はっさく)祭」
と言います。
この「八朔祭」全国各地にあります。

江戸時代からはじまったようで、
秋を告げるお祭り。
実りの秋、五穀豊穣を
祈願するお祭りです。







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「こよみ」はそもそも、
全て月の満ち欠けに由来します。

「朔(さく)」も、お月さまのこと。
新月のことです。

月が現れる日ですから、
「ついたち」となります。

ちなみに「ついたち」は
「お月様が立つ日」「つきたち」が
語源です。








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「朔(さく)」の反対語は
「晦(かい)」。

月が隠れる日のことです。
ですから月末を晦日(みそか)。
12月31日を「大晦日」。

三十日(みそか)からも由来。












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さらにちなみに「ついたち」の
反対語は「つごもり」。

三十日のことを、古典ではよく
「つごもりの日」と言います。

「お月様が隠れる日」
「月が隠る(こもる)」が
「つごもり」の語源。

こうやって考えると、
日本の言葉は四季折々、
自然と共生していてとても楽しい。
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9月1日、夜7時。
みやま市瀬高町下庄、八幡神社。

菊美人の酒蔵から歩いて5分。
矢部川をはさんで菊美人がある
地区を上庄(かみのしょう)、
対岸の地区を下庄(しものしょう)と
言います。

立花藩のお城下に近い方が上庄。
遠い方が下庄。これが由来。








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その下庄地区にある、
八幡神社で毎年9月1日に
八朔(はっさく)祭があります。



















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7月に載せた「大人形祭」が、
夏の始まりを告げるお祭りなら、
9月1日の「八朔祭」は、
夏の終わりを告げるお祭り。

私が小学校の時は、
「八朔祭」があるということは、
楽しかった夏休みも終わり
ということ。

ちょっと悲しい気持ちのする
お祭りでした。







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菊美人も毎年、奉納。
境内に飾って頂いています。



















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参詣の後は「お呼ばれ」。

昔は、祭りのとき、
各家庭や商家は、
お客様を招待して
宴席が催されていました。

以前は、何軒からも
「お呼ばれ」があって、
宴席をはしごしたものです。

今は、宴席をする商家も
だいぶ減りました。






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ここは、
同業、造り酒屋の
「池泉酒造」のお屋敷。
「お呼ばれ」です。

100名ほどのお客様で、
お座敷はごったがえしていました。

銘酒「池泉」。
おいしいお酒を頂きました。


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8月30日、月曜日。夜7時。
福岡市、博多区中洲。

土用でもないのですが、
この暑さに滋養をつけるべく、
挨拶廻りも兼ねて、今日は

「う」だけの看板。
これだけで、
「うなぎや」とわかります。












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「すぐれたもの」のことを
一品、逸品、別品などと言います。

特別な品ということで「別品」。
きれいな女性を
「別嬪(べっぴん)」と言います。
「別品」から派生した言葉です。

江戸時代に愛知県の
うなぎ屋が、看板に
「頗る(すこぶる)別品」
とだけ書いて出したそうです。








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それが、大繁盛。

それから、
「頗る別品」とは、
うなぎのこと、
美味しいもののことを
指すようになりました。













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うなぎの骨、
うなぎの肝の串、
蒲焼き。

滋味あふれていました。
まさに「すこぶる別品」。

「菊美人本醸造」の
熱燗と一緒に頂きました。
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8月29日、日曜日、午後3時。
福岡県柳川市、沖ノ端(おきのはた)。

菊美人酒造から車で20分。
白秋生家に用件があり、
久しぶりに柳川の沖ノ端に
立ち寄りました。

柳川市の沖ノ端は、
昔は山門郡沖端村。
柳河の中心地。

これは、柳川藩立花家別邸
「御花(おはな)」の洋館。








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柳川のお堀。





















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夏休み最後の日曜日でしたが、
さすがに、この暑さ。

川下りのお客様も
まばらでした。















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沖ノ端には、
「阿津坂酒店」。

今でも立派な菊美人の看板を
掛けて頂いています。

残念ながら、ご主人が
ご高齢になられて昨年休業。
大変お世話になった
お酒屋さんでした。









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柳川の詩人、北原白秋の生家。
私の曾祖母の実家。
北原白秋の姉が、
私のひいおばあちゃんです。
私が中学二年のとき、
92才まで元気でした。

「酒屋には酒屋よけむと嫁に来し
お加代姉さもただのふるづま」

昭和12年に白秋と姉加代が
再会したときに白秋が書いた歌。
造り酒屋同士の結婚でした。







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この白秋生家は、
明治時代の柳川の大火で焼失。

昭和44年、復元されました。
復元の際、曾祖母「加代」が
当時の家の様子を克明に
記憶していたようです。













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北原家のお座敷。
当時の商家の造りは
ほぼ同じだったのでしょう。

今の菊美人の座敷と
酷似しています。













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北原白秋については、
このブログでも、
折に触れ載せていきたいと
思っています。

柳川の豪商、造り酒屋
「古問屋(ふっどいや)」の
トンカジョン(長男)として
育った白秋。

お酒にまつわる詩歌も
たくさん遺しています。

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8月28日、土曜日、夜9時。
福岡市の繁華街、中洲。

春吉橋から、
キャナルシティを臨む。

川面にさざ波ができるほど
さわやかな風がふいてます。
暑さが和みます。










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中洲、春吉付近の
屋台は、暑い夜にも
かかわらず大繁盛。

















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南新地付近は、
なかなかの
妖しさを醸し出しています。

















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飲み会をひとつ終えて、

「とり出して 
思い出かぶる夏帽子」

小料理「桜」のおかみさんの句。
時節に合った俳句を
いつも敷き膳に自筆で
書いてくれています。

「桜」に行く楽しみのひとつ。







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今日はなんと、
「さんまの刺身」。

さんまは8月の今が、旬。

さんまはすぐ傷みます。

以前は三陸沖や北海道でしか
刺身は食べられませんでした。

今から10年ほど前の8月。
千歳空港から中標津空港、
根室の納沙布岬に行きました。






35北方領土04.JPG
真夏なのにジャンパーを
着ています。風が寒かった。

日本青年会議所で、
九州の会長のとき、
北方領土返還の式典に
参加したためです。

そのとき、根室で、
「花咲かに」と「さんまの刺身」を
頂きました。
生まれて初めて「さんま」を
刺身で食べたと思います。






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落語「目黒のさんま」では、お殿様が
「うーむ、さんまは目黒に限る」と
いいましたが、
根室のさんまの刺身を食べたとき、
「さんまは根室に限る」と唸ったのを
覚えています。

空輸で南国の福岡でさえ食べられる
ようになりました。なんとも、すごい。

びっくりするほど、脂がのっています。
ショウガで頂きました。

ありがたい世の中です。
「菊美人純米」と「さんまのさしみ」。
とてもおいしかった。