9月10日、金曜日。夕方6時。
福岡市天神、ソラリア西鉄ホテル。
母校、久留米附設高校の同窓生の
定期的な集まりが月に一度、
福岡市にて開催されています。
その200回目を記念して、
市民公開講座が開催されました。
講師は、久留米附設高校43回生。
独立行政法人理化学研究所、
上田泰己君、35才。
高校時代はサッカー部で生徒会長、
東京大学医学部に現役合格。
あまたいる
久留米大学附設高校同窓生の中で
3本の指に入ると言わしめるほどの
逸材。
日本の宝。
「情熱大陸」や、
「プロフェッショナル仕事の流儀」、
「爆笑問題のニッポンの教養」など
で、一躍有名に。
日本の科学界の若きエース。
生命科学者。
今日の講演は、
「体内の時間を理解するー
体内時計と体内カレンダーの仕組み」
講演の内容は
門外漢の私が理解できるか、
はなはだ疑問でしたが、
最先端の化学の話は、
むしろ、情緒的で文学的でさえ
ありました。
時間を「くりかえす(反復性)」ことと、
「うつりかわること(不可逆性)」に大別。
毎日の繰り返し、四季という一年の
繰り返しを人間の体内はどう理解するのか。
また、「うつりかわる」ということを
「生命の時間の矢」という表現で
説明してくれました。
5分ごとに繰り出される、
ユーモアとウイット、そして彼の笑顔が、
講演を魅力あるものにします。
最後の質問では、
「朝方人間と夜型人間は、
どっちが得?」
「光を感じない盲目の人は
どうやって、一日を理解するのか」
「若者と老人の一年の感じ方の
差はどうして生じるのか」など、
矢継ぎ早の質問。
講演者、聴衆が一体となった
講演会でした。
講演会後は、
同窓生だけでの懇親会。
上田泰己君と記念写真。
素敵なお嬢さんたちは、
九大医学部生、附設高校同窓58回生。
左から、
福岡歯科大学准教授、岡村和彦氏。
七洋物産社長、吉本幸治氏。
私と同期。附設高校同窓28回生。
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