ウェブページ

残暑の柳川、沖ノ端 散策   北原白秋の生家

P1050391.jpg
8月29日、日曜日、午後3時。
福岡県柳川市、沖ノ端(おきのはた)。

菊美人酒造から車で20分。
白秋生家に用件があり、
久しぶりに柳川の沖ノ端に
立ち寄りました。

柳川市の沖ノ端は、
昔は山門郡沖端村。
柳河の中心地。

これは、柳川藩立花家別邸
「御花(おはな)」の洋館。








P1050393.jpg
柳川のお堀。





















P1050394.JPG
夏休み最後の日曜日でしたが、
さすがに、この暑さ。

川下りのお客様も
まばらでした。















P1050411.JPG
沖ノ端には、
「阿津坂酒店」。

今でも立派な菊美人の看板を
掛けて頂いています。

残念ながら、ご主人が
ご高齢になられて昨年休業。
大変お世話になった
お酒屋さんでした。









P1050395.JPG
柳川の詩人、北原白秋の生家。
私の曾祖母の実家。
北原白秋の姉が、
私のひいおばあちゃんです。
私が中学二年のとき、
92才まで元気でした。

「酒屋には酒屋よけむと嫁に来し
お加代姉さもただのふるづま」

昭和12年に白秋と姉加代が
再会したときに白秋が書いた歌。
造り酒屋同士の結婚でした。







P1050396.JPG
この白秋生家は、
明治時代の柳川の大火で焼失。

昭和44年、復元されました。
復元の際、曾祖母「加代」が
当時の家の様子を克明に
記憶していたようです。













P1050398.JPG
北原家のお座敷。
当時の商家の造りは
ほぼ同じだったのでしょう。

今の菊美人の座敷と
酷似しています。













P1050403.jpg
北原白秋については、
このブログでも、
折に触れ載せていきたいと
思っています。

柳川の豪商、造り酒屋
「古問屋(ふっどいや)」の
トンカジョン(長男)として
育った白秋。

お酒にまつわる詩歌も
たくさん遺しています。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://kikubijin.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/288

コメントする