2018年4月18日、水曜日。
先週末からの
くしゃみ・鼻水からなる
風邪が抜けきれぬまま、
北京行きとなりました。
今回の出張は、3泊4日。
菊美人の深耕と開拓。
2009年から使っている
パスポートをチェックしてみると、
今回で北京は12回目。
2010年10月が初北京。
2年に3回ほどのペースで
出張を重ねています。
北京は心なごむ街。
私にとっては相性が良い。
世界遺産が点在し、
上海やソウルに比べると、
なんだか田舎の風情を
残しているからでしょう。
PM2.5だけはいただけませんが。
北京へは福岡からの
ダイレクト便はなし。
これまで成田経由、青島経由、
大連経由、上海経由で
北京入りしてきました。
今回は大連経由。
トランジットの時間含めて4時間。
常宿ならぬ、常翼が
ANA系列の
スターアライアンスグループなので
AIR CHINA利用がどうしても増える。
今回は往復40,400円の
エコノミークラス。
福岡ー大連は、
国際線のため比較的ゆっくりなのだけど、
大連—北京は国内線になるため、
空席にドヤドヤ
(本当に国民性なのかドヤドヤ)と
中国人が入ってきていつも満席。
今回も三列シートに男性3人と
ギュウギュウ詰めの中、
原稿書き。
あと90分の空の旅。
もうちょっとの辛抱だ。
今回も実りある北京出張でありますように。
北京時間18:30
(日本時間19:30)着陸。
まだ外は明るく、
機内より望む北京の街は
なかなかの薄曇り。
一面の春霞と言えば聞こえは良いが、
黄砂とPM2.5に違いない。
夕陽がオレンジ色に煙って見えた。
2015年3月6日。金曜日。
菊美人の蔵にて。
昨年の北京訪問の際、
北京在住の友人より頂いた「故宮日歴」。
本が日めくりのカレンダーになっているスグレモノ。
見開きの左の頁は、
日ごとに変わる故宮(紫禁城)の宝物。
右の頁が暦。
この本をめくるたびに、
新しい発見があったりして、
今年は毎日がとても楽しい。
この「故宮日歴」、
表紙からして、
なかなかの含蓄。
「宮」の字の真ん中に「ノ」がない。
「歴」の字の上に「、」がある。
こうなると、そもそも漢字って、
書家の自由な発想でいかようにも
変わるということがわかって楽しい。
それに、不思議なのは「歴」。
「歴」は「暦」では
ないかということ。
北京の友人に訊ねると、
「歴」も「暦」も、
四声の中の第4声「リー↘」。
同音同義ということ。
日本語でも同じく「レキ」と読むから、
ますます楽しい。
最後にもうひとつ、含蓄ついでに。
今日は、二十四節気の「啓蟄」。
穴の中でうずくまっていた虫が(蟄)、
起きる、ひらく(啓く)日。
故宮日歴では「驚蟄」と書いてある。
「啓蟄」を、
なぜ「驚蟄」とするのかは、
私の管見では推し量れないが、
虫がおどろくっていうのが、
なんとも楽しいではないか。
2015年2月17日、火曜日。
昨年を振り返ると、
中国、北京に二度出張。
お土産に頂いたのが、この本。
なんと、本の装丁をしたカレンダー。
「故宮日歴」。
北京の故宮博物館が
出版する本。
見開き1ページが、
1日ごとのカレンダーになっている。
見開きの左のページには、
故宮(紫禁城)所蔵の宝物が
日替わりで掲載。
右のページは暦。
暦の漢数字は所蔵する
書物の中から集めた字
という凝りよう。
洋の東西を見渡しても、
博物館がこんな充実したカレンダーを
創っているのは見たことがない。
ほとほと、感心してしまった。
値段は六十六元(日本円で1200円)。
この内容でこの安さ。
(ちなみに日本でインターネットで
購入すると4530円。)
今年は、この本のおかげで、
毎日、日ごとにめくることが
楽しみでしかたがない。
2013年4月上旬。
中国、上海。
昨年秋からの日中両国での領土問題で、
昨年9月、11月の訪中予定が中止。
久しぶりの中国です。
昨年の7月以来ですから、
9ヶ月ぶり。
ようやく上海の日本料理店にも
客足が戻ったことと、
ちょうど、
百貨店での日本酒フェア開催もあり、
訪中となりました。
ちょうど、中国は3連休。
「清明節」のお休み。
日本で言う「お盆」休みの感覚です。
百貨店も人波でごったがえしていました。
4月4日(木)・5日(金)
・6日(土)の三日間。
日本ですと、
7日(日)も休みで4連休となるのでしょうが、
中国はあくまでも3連休。
7日は出勤しろとのことです。
休日をお国(国務院)が
発表するのが中国はおもしろい。
この清明節、春風が吹き、
空気は新鮮でさわやかになり、
天地は明るく清らかになります。
中国では、雨のふる前のこの時期に、
先祖の墓参りをするための休み。
(実際はあまり先祖供養をしている人は少なくて
単なる休みとして過ごしているとは現地通訳の弁。)
黄砂やP.M2.5と大気汚染を
心配していましたが、
なんたる僥倖。
私が滞在した一週間は、
まさに「清明」でした。
すがすがしくてとてもよい気候でした。
上海での面白話は次の機会に。
2012年
7月7日、日曜日。
深夜。
上海、東湖路。
宿泊ホテル東湖賓館近く。
カミングアウトします。
中国出張のときの
私の唯一の楽しみといったら、
足つぼマッサージ。
出張中は、
毎日、寝る前に通っています(笑)。
出張中は、
立ちづくめか歩きっぱなし。
毎日、
その疲れをとってくれる
フットマッサージ。
上手ですし、破格の値段です。
基本90分で160元(2100円)。
アジアには、ソウルにも、台北にも
各地にマッサージありますが、
その中で、
特に中国のマッサージは上手で安い。
ドラゴンフライ(とんぼ)と、
東方大班。
高級店ですが、
ピカイチに上手。
昼からエステ、ネイルなど
欧米人のお客も多い。
例えば東方大班。
少々高いのですが、
シニアテクニシャンの
フットマッサージコースがあります。
75分で238元(3100円)。
女の子達のモミワザは
間違いない。
お試しあれ。
私はヤミツキです。
2012年
7月8日、日曜日。
夜7時。
中国、上海、浦東地区。
黄浦江フェリー乗り場近く。
「浦之舟 VOYAGE」。
お店は豪華客船を
イメージしたデザイン。
外灘を一望できる
ロケーションにあります。
今回、日本の茶室を建築。
その記念に蔵元を招いての、
中国系銀行、頭取クラスの
富裕層パーティ。
参加蔵元は、
「梵」醸造元の
福井県、加藤吉平商店。
「鷹長」醸造元の
奈良県、油長酒造。
「千福」醸造元の
広島県、三宅本店。
そして、菊美人。
パーティは、
弦楽四重奏も入って、
なかなかのバブリーぶり。
日本料理と日本酒、
この富裕層に
支持されているのを実感。
終了後は、
外灘のSUN WITH AQUAへ移動。
菊美人と梵で
お疲れさま会。
話題のLCC(ローコストキャリア)。
週3便、佐賀と上海を結ぶ春秋航空、
使ってみました。
今回、往復ALL込みで22,980円。
普通は、
5万円以上しますから、安すぎです。
上海まで2時間。
狭くてもガマンします(笑)。
だって、大阪行くのより安い。
前回、復路便。
今回往復便を使ってみて、
春秋航空の上手な乗り方
わかってきました。
多少のコツが必要です。
1.荷物の重量制限15キロはとてもきつい。
観光旅行ならともかく、
ビジネスマンが手ぶらで現地に乗り込むなんて、
まず考えられない。
今回、私は日本酒720ML5本、180ML10本
ハンドキャリーしました。
これだけですでに10㎏を超過。
2泊3日の個人の洋服などは
テッテー的にそぎ落としました。
春秋航空の重量制限、
恐ろしいことに、
預け荷物と機内持ち込み荷物も
両方合わせてきっちり量ります。
なぜかパソコン一台だけ
重量計測から免除。
通常の航空会社が23㎏以内の荷物が2個、
預けることができるのを考えると、
とても厳しい設定です。
間違いなくこの重量制限で稼いでいる。
ヘタをすると、
人間より荷物が高くなってしまいます。
今回は合計19.6㎏。
なんとか
4キロオーバーで収めました。
1キロオーバーごとに、
1000円もしくは
80元とられます。
搭乗カウンターで
4000円、現金支払い。
2.特別席が空いていたら、そこに乗る。
カウンターで、
2000円追加で払うと一番前の席。
1000円支払うと2〜10列目に座れます。
黄色のシールを貼ってくれます。
上海空港では、
飛行機までのバスも変わります。
私しか乗っていないのがおかしい。
このくらいのお金で、
疲労度が変わります。
ほぼ隣の席には、人がいません。
お薦めです。
団体旅行の人たちは
間違いなく詰め込まれます。
やはり、男性大人3人
並ぶのはきつそう。
3.重量オーバーも、
いい席への変更も
すべて現地の現金です。
帰路は、人民元での
支払いになりますから、
全て使い切らずに
ある程度残していた方が賢明です。
クレジットカード支払いは
拒否されます。
いろいろ書きましたが、
総合的には、
とてもいいキャリア。
ただし保険だけは、
万一の時、残された家族のために、
別枠で掛けておくなど自己防衛は必須(笑)。
2012年
7月6日、土曜日。
佐賀空港から上海へ、
LCC春秋航空の機内。
LCCの機内食、飲み物は有料。
どんな味か挑戦してみました。
「回鍋肉飯」ホイコーローを
頼んでみました。
10分かかると言われて
出てきたのがコレ。
不思議に思っていました。
有料の機内食、
もし売れなかったら、
まるまる損だよなぁ、と。
なるほど「敵もさるもの」。
びっくりしました。
インスタント機内食(驚)!
これだと、
冷凍保存で歩留まりなし!
「自熱米飯」とあります。
「自ら熱を発するごはん」。
紐をひくと、化学反応で、
下にひいてある薬剤が発熱します。
10分待てとCAから言われたのは、
温まるのを待つ時間だったのですね。
ごはんは、
日本のジャポニカ米より
ちょっと細長い米。
ジャポニカとインディカの
中間くらいでしょうか。
(後日、これは香米(シャンミイ)
と判明しました。)
タケノコはおいしいけど、
ごはんはいただけなかった。
1/3でギブアップ、
ごめんなさい。
40元、520円。
うーーん、
もう頼まないなぁ。
ビールは相変わらず、生ぬるい。
10元ですから、130円。
ところが、だんだん慣れてきたのか、
ヌルイ青島ビール、
意外に飲める自分に気がつきました(苦笑)。
さて、7月9日、月曜日。
上海空港から佐賀へ、
LCC春秋航空の機内。
懲りない私。
ごはんがダメなら
パンはどうだと、
サンドイッチに
挑戦してみました(笑)。
これは、冷凍ではないみたい。
ちゃんと調理してあります。
おいしい!!
パンもおいしいし、
中に入っている
クリームチーズとチキンの相性がいい。
20元、260円。
春秋航空、
ごはんものはだめですが、
サンドイッチはお薦めです(微笑)。
2012年
7月6日、土曜日。
午前11時。
筑後平野、佐賀空港。
今日から8日、月曜日まで。
2泊3日の上海出張。
7月1日から、
LCC春秋航空、佐賀ー上海、
月曜、水曜、土曜と週3便に増便。
ぐっと使いやすくなりました。
実は、佐賀空港まで、
菊美人の蔵から
車で一般道を通って45分。
とても近い距離にあります。
10:15に家を出て、
11:00に佐賀空港着。
13:10の上海行き。
14:30には上海到着
(日本時間15:30)。
夕刻の4時には、
上海市内で活動できます。
九州はアジアに
近いところということを
最近つくづく感じます。
今の私にとって、
上海は、名古屋より近いところに、
大阪、東京なみのビッグマーケットが
突然出現してきた感覚。
このビジネスチャンス
活かしてみようと思います。
2012年
6月23日、土曜日。早朝。
中国、上海。
長かった5泊6日の
中国出張も最終日。
今回の帰路は、
LCC(Low-Cost Carrier)。
春秋航空で上海から佐賀空港へ。
早朝8:45のフライトのため、
5:00起床。
5:45バゲージダウン。
6:00ホテルチェックアウト。
予約していたタクシーで
上海浦東国際空港へ。
普段1時間かかるところが
早朝のおかげで40分で着。
200元(2800円)。
今回の春秋航空、
運賃8,000円+
燃油サーチャージ等7,080円、
合わせて15,530円。
カウンターは、
中国人客が多く、
ごったがえしています。
15キロの重量制限に、
4キロオーバー。
現金にて4キロ×80元=
320元(4000円)支払い。
一番前のシートが
150元(2000円)で
買うことができます。
迷わず購入。
黄色いシールを貼ってくれます。
「尊敬的快登机旅客」と
あります(笑)。
合計21,530円になりました。
こうやってだんだんと
追加を払っていくのが、
LCCのやり方なんですね(笑)。
ところで、
一番前の席は快適でした。
180センチの私でも、
この余裕。
機内を見てみると、
やはり男性大人3人
並んでいるところは、
さすがに窮屈そうです。
機内では、
飲み物、食事もすべて有料。
次回は必ず食べてみます。
1時間30分のフライト。
佐賀空港への着陸は
筑後平野側から。
菊美人の蔵からすぐの
福岡サンレイクゴルフ倶楽部も
眼下に見ることができました。
日本時間の
11時半には佐賀空港。
12時半には、
菊美人の蔵に無事到着。
なんとも便利な佐賀空港。
2012年
6月21日、木曜日。
中国4日目。
午後6時。
中国、上海。
外灘(ワイタン)エリア。
「SUN with AQUA
Japanese Dinig & Bar」での
スタッフトレーニング終了後、
夜の会議までに
1時間ほどありましたから、
外灘(ワイタン)散策。
外灘天文台に
やってきました。
優秀歴史建築とあります。
1865年の建造物。
今は屋上は
カフェレストランになっています。
日本は梅雨の最中でしたが、
この日の上海は、
初夏のさわやかな陽気。
スーパードライで、
これまでの日本酒
開拓の成果に乾杯。
この外灘天文台、
あまり日本人には
知られていないようです。
私たち以外は欧米人。
バンドを訪れたなら、
お茶を飲むには最高の場所。
お薦めです。
2012年
7月18日、水曜日。
菊美人の蔵にて。
中国、北京・上海への
菊美人の輸出。
順調に動き出しました。
列車と同じで、
動きだすまでには大変な労力。
ですが、一旦
動きだすとスムーズ。
注文の本数も
だんだんと増えてきました。
頑張った甲斐があって、
とてもうれしい。
出荷には、今でも
国税局が発行してくれる
「原産地証明書」が必要となります。
提出書類の煩雑さなど
だいぶ軽減されたものの、
昨年の原発事故以来、
2012年
6月21日、木曜日。
中国4日目。
午後4時。
中国、上海。
外灘(ワイタン)エリア。
欧風の歴史的建造物が並ぶ
外灘(ワイタン)エリア。
その中にある建築物、
外灘(ワイタン)6号。
1Fには、ドルチェ&ガッパーナ。
その2Fにあるのが、
「SUN with AQUA Japanese Dinig & Bar」。
2012年の
上海ベストジャパニースレストランに
選ばれたお店です。
店内からは、対岸のプードンの
高層ビルが一望できます。
なんとも贅を尽くしたレストラン。
ドリンクメニューの
冒頭に、菊美人。
本当にありがたい。
上海のホットスポットで
一番の取り扱い。
涙が出そうになりました。
4時からスタッフ
トレーニング開始。
(株)和醸の山本社長が
日本酒の概略を30分説明。
私が菊美人の特徴と
実際の試飲を担当、30分。
それを山本氏が逐一通訳。
質疑応答をふくめて1時間半。
熱心なスタッフ達。
ほとんどは中国人の若者。
日本語が堪能な人も多数。
その日は、夜の7時から、
日本酒の海外戦略について、
官民交えての会議。
上海に輸出する蔵元として同席。
「SUN with AQUA Japanese Dinig & Bar」での
食事を兼ねながらのミーティング。
菊美人を5,6本は飲んだでしょうか。
まさか上海の外灘で
菊美人が流通しているとは。
昨年には想像だに
していなかったことです。
道なき道を開拓して
ここまでやってきました。
感無量の一日でした。
2012年
6月20日、水曜日。
夜7時。
中国、上海。
早朝より北京から上海へ。
昼から行ったレストランへの
挨拶回りも終了。
夜は、食事をかねて
鮨「門道(MONDO)」へ。
日本人オーナー、日本人の料理人が
いらっしゃるお店。
菊美人もこの度、
お取り扱いが
始まりました。
まずは、
青島(チンタオ)ビールで乾杯。
おいしい食事がでてきます。
見て下さい。
刺身も日本中から長崎へ集めて、
空輸された魚。
とても新鮮。
ネタが輝いています。
お寿司もおいしく頂きました。
日本で頂くよりもおいしいかも。
ご苦労をお聞きしました。
お米や水の問題など、
ひとつひとつをクリアされて、
今のおいしさがあるそうです。
異国でおいしいお寿司。
ありがたい。
2012年
6月20日、水曜日。
中国3日目。
早朝より、株式会社和醸の
山本社長とともに
北京首都国際空港から
中国東方航空(MU)を使って、
上海虹橋国際空港へ。
1時間半、日本円で約15000円。
これから、北京から移動して、
上海で3日間活動。
さて、早朝便ということで、
機内食は赤飯のおかゆ、
煮卵とシナモン入りの
ベーコンベーグル、
そしてヨーグルト。
おかゆが出たことに、
少々面食らう。
おかゆは味がなくて、
ベーグルはシナモンの匂いきつすぎ。
残念ながらヨーグルトしか
食べることができなかった。
なかなか、中国の食事に
ついていけないなぁ(汗)。
機内で今一度、
福岡・北京・上海の位置を地図で確認。
アジアに対して福岡って
本当に便利なところに位置しています。
さて、上海虹橋国際空港に到着。
上海には浦東(プードン)と
虹橋(ホンチャオ)の二つの国際空港。
浦東(プードン)が
上海中心地まで車で一時間程度。
それに比べて虹橋(ホンチャオ)は、20分。
とても便利な空港。
タクシー待ちは整然としていて、
システマチックに、
車も人も捌けていきます。
なんと誰もケンカをしたり、
怒鳴ったりしていません。
こんなにうまくいっている
タクシー待ちのシステム、
中国で初めて見ました。
やればできるじゃないか、中国。
2012年
6月19日、火曜日。
お昼。
中国、北京。
今回の訪中の大きな目的は、
レストランの新規開拓は
勿論ですが、
すでにお世話になっている
レストランの深耕。
菊美人のお取り扱い
に対するお礼と、
スタッフトレーニング。
最初に、中国でのビジネスパートナー
(株)和醸の山本社長が
日本酒の概略を30分説明。
私が菊美人の特徴と
実際の試飲を担当、30分。
それを山本氏が逐一通訳。
質疑応答をふくめて1時間半。
スタッフの皆さんは
どのお店も若くて、元気。
熱心に聞いてくれますし、
矢継ぎ早の質問。
お店の繁盛振りが頷けます。
この日、3店で
スタッフトレーニング。
さすがにハードだった(笑)。
2012年
6月18日、月曜日。
午後7時。
北京に到着しました。
降りたってびっくり。
暑い!35℃!!
九州は梅雨の雨で、
温度が下がっていたので尚更。
いきなり汗ばみはじめました。
北京は、日本の岩手盛岡と同じ緯度。
涼しくてしのぎやすいのではと、
タカを括っていたら甘かった。
なんでも、北京、
夏は高温乾燥。
日本より夏は暑くて、
冬は寒いそうです。
それに、北京滞在の3日間、
総じて曇天が続きました。
ずっと、スモッグがかかっています。
ビジネスパートナーの
(株)和醸の山本社長が
見せてくれました。
iPhoneのアプリ。
Air Quality(エアクオリティ)。
写真一番左上の、
マスクしているアプリ。
中国国内の現在の
大気汚染度がわかるアプリ(笑)。
こんなアプリができるほど、
中国の大気汚染は深刻。
特に北京は、
常にナンバーワンの汚染度。
写真の202は、アメリカ大使館発表の
北京の大気汚染度。
Very unhealthy
(大変健康によくない)って(冷汗)。
下の94は、中国当局発表の
北京の大気汚染度。
Good。
アメリカ大使館発表の汚染度の数値と、
中国当局発表のスコアが違いすぎるのが、
笑えます。
ちなみにこれは、
同じタイミングでの
上海の大気汚染度。
上海のほうがずっときれい。
なんにしても、
大陸から日本に
汚れた空気が流れてきているのは
間違いないなぁ。
2012年
6月18日、月曜日。
福岡ーチンタオー北京の
中国東方航空の機内にて。
福岡からの北京の行き方。
1.成田経由のJAL、
2.大連経由の中国国際航空(CA)
3.青島経由の中国東方航空(MU)
これで、3通りとも経験しました。
往復で、およそ6万円から8万円。
若干1万円ほどJALが高いのですが、
経由地の成田がいいこと、
機内食の食べ物らしさを考えると
JALに軍配。
ところで、毎回悩むのは、
持ち込み荷物、
受託荷物の重量制限。
JAL、CA、MUともに、
エコノミークラスは
「23キロ以内の荷物を2個」。
LCCとは、
この点が大きく違います。
日本酒のサンプルや試飲用を
ハンドキャリーする
私にとって大きな魅力。
720MLで20本は
持って行けます(笑)。
今回も私のスーツケース、
お酒だらけ。
破損防止対策も手慣れたもの。
パッキングリスト、インボイスも
しっかり作成していましたが、
今回も税関では「早く行け」との
手振りでノーチェック(苦笑)。
2012年
6月18日、月曜日。
午後2時。
福岡から青島経由、北京の機内。
中国東方航空(MU)の機内食。
福岡ー青島、青島ー北京で、
ご丁寧に2回出ます。
もったいないけど見るだけ。
おそらく中国で作っているもの。
なかなかに、
おいしくない(苦笑)。
これからは、
青島(チンタオ)の様子。
チンタオで、入国審査となります。
仏頂面した案内人に、
ターミナル内を
引き回されます。
チンタオから北京へ行く飛行機も
福岡からチンタオまで来た飛行機と
同じですから、
結局、元の場所の搭乗口に戻ってきます。
その間、
ぐるぐる相当歩かされて、
待たされます。
入国審査、
再度の手荷物検査。
どうにかならないものかと、
呆れますが、
どうにもならないのが、
中国なんでしょうね。
2012年
6月18日、月曜日。
午後1時。
福岡空港、
国際線ターミナル。
本日より中国へ。
今回は6日間の長期出張。
北京で2泊、上海で3泊。
とにかく、色んな予定を断って
この1週間スケージュルを確保しました。
軌道に乗り始めた中国での
菊美人販売の深耕と新規開拓が目的です。
今回の出張、
2都市にまたがっていますから、
移動ルートは変則。
中国東方航空(MU)で、
福岡ー青島ー北京。
3日後にMU国内線で、北京ー上海。
帰途は、LCC春秋航空で上海ー佐賀。
行きはH.I.Sのオンラインで発注。
福岡ー青島ー北京、
全部込みで36375円。
残念ながら、福岡からの
北京への直行便はありません。
JALで福岡ー成田ー北京。
MUで福岡ー青島ー北京。
CA(中国国際航空)で福岡ー大連ー北京。
これが、北京への主なルートです。
JAL、CAは経験済み。
青島経由のMUは今回、初搭乗。
福岡ー青島、2時間20分。
青島で1時間、トランジット。
青島ー北京、1時間30分。
合計で約5時間のフライト。
機体はB737。
機内はほぼ満席状態でした。
2012年
2月26日、日曜日。
朝8時。
中国、上海。
菊美人の蔵びらきの
翌日2月20日から、
6泊の海外出張。
やっと帰宅の途につきます。
元気な顔をしています。
50才。
今が一番仕事盛りなのでしょうね。
多少の無理もまだまだ大丈夫。
ホテルから
上海浦東(プードン)国際空港まで、
TAXIで1時間10分。
日曜日の朝ということもあって、
渋滞もなくスムーズに到着。
朝食は空港のラウンジで。
シーフードのカップ麺が
メインディッシュ。
しかし、
ここまでくるとすごい。
ふたの印刷イメージと実際が
あまりにもかけはなれすぎ。
まぁ、
エビのちいさいこと、
ちいさいこと。
あんまりです。
ナルトに至っては、
食べ終わる間際に、
奇跡的に発見できました(爆)。
「羊頭を掲げて狗肉を売る」と
言いますが、
羊頭が大きすぎる(笑)。
6泊7日のソウル、上海。
色んな体験がありました。
得ることの
多かった出張でした。
ようやく終了。
2012年
2月25日、土曜日。
夜8時。
中国、上海、淮海中路。
在上海日本国総領事公邸。
上海での「元気な日本」展示会の
成功を祝って、また、
携わった日本チームの
労をねぎらって、
総領事主催の夕食会。
我々、
日本酒チームも
ご招待頂きました。
この総領事公邸、
100年以上前に
ドイツ人銀行家が
私邸として建てたもの。
上海優秀近代建築にも選ばれた、
歴史的価値の高い建造物。
入り口には
菊のご紋。
素敵なシャンデリアや
ステンドグラス。
日本の調度品も
多く飾られています。
泉裕泰総領事との
ツーショット。
1972年、
田中角栄と周恩来によって
行われた日中共同声明。
国交が回復して、
今年で40年。
両国の抱える問題は
あまたあるけれど、
日本酒が
少しでも両国の理解と交流の
架け橋になれますように。
2012年
2月25日、土曜日。
午後1時。
中国、上海。
外灘(ワイタン)エリア。
浦西の外灘、
通称バンドにやってきました。
上海と言ったらここ、
と誰もが認める
メジャースポット。
欧風建築の石造りの
ビルディング群と、
対岸のプードンの高層ビル。
上海に行くたびに
訪れる場所です。
今日の昼食は、
商談をかねて、
欧風建築ビル群の、
「外灘6号」へ。
「外灘6号」は、
1階には、
DOLCE&GABBANAがあって、
とても雰囲気のあるビル。
2階のJAPANESE
DINING SUNを訪問。
窓から、
対岸の高層ビルを見ながらの
ランチは、
食べきれぬほどの量とおいしさ。
とても贅沢な
時間が過ごせます。
写真は左から、
和歌山県、雑賀醸造元、雑賀社長。
私。
岡山県、竹林醸造元、丸本社長。
福井県、花垣醸造元、南部社長。
追記:
菊美人の納品も始まりました。
上海バンドに観光した際は、
是非、ご訪問を。
お薦めのお店です。
2012年
2月25日、土曜日。
16時。
中国上海、馬当路。
GLジャパンプラザ。
日本の食材を中心とした、
高級スーパーマーケット。
在上海の日本人は勿論、
中国上流層、欧米人が購買層。
上海の観光スポット
「新天地」のすぐ隣。
上海でも1.2を争う
おしゃれな場所にあります。
上海マートのブースから、
蔵元全員で移動、
GLジャパンプラザでの
試飲会となりました。
日本酒売場の様子。
まだまだ定番商品が主力。
是非これからの日本酒の
販促よろしくお願いします。
写真は、今回ご一緒した、
蔵元の皆さん。
左から、
石川県、御祖酒造の藤田社長、
和歌山県、九重雑賀の雑賀社長、
京都府、招徳酒造の木村社長、
福井県、加藤吉平商店の加藤社長。
それにしても、
加藤社長は、目立つ存在。
キャラ立ちすぎ。
濃いなぁ(笑)。
2012年
2月24日(金)、
25日(土)の両日。
中国、上海、延安西路。
上海世貿商城(上海マート)。
いよいよ始まりました。
日中国交正常化40周年事業、
「元気な日本展示会」。
この展示会、
我々日本酒チームも
勿論ですが、
官民一体となって、
日本の力を結集。
ちんどん屋が
練り歩いて
会場を湧かせます。
舞台では、
まぐろの解体ショー。
コスプレイヤーたちが
パフォーマンスを披露。
(彼女たちには
上海にも熱烈なファンがいるらしく、
終始おおぜいの
取り巻きチームがいました。
オジサンにはわからなかった。)
テープカットには
「きゃりーぱみゅぱみゅ」も登場
(これもオジサンには
わからなかった)。
週末にはAKB48の
「板野友美」も出演。
日本の力の入れ具合が
わかろうというもの。
企業も出展。
三菱重工の
家庭用ロボット「ワカマル君」。
名前の由来は牛若丸。
JAL。
ANA。
レクサス。
スズキ。
富山県の光岡自動車。
サントリー。
資生堂。
各自治体も元気に出展。
これは九州ブース。
ゆるキャラも多数登場。
鳥取県は、鬼太郎。
岡山県は桃太郎。
熊本県はくまモン。
2011ゆるキャラ
グランプリ王者。
となりの笑顔は、
白岳しろ、高橋酒造の
高橋専務。
ちょっと似てる
(失礼しました)。
2012年
2月24日(金)、
25日(土)の両日。
中国、上海、延安西路。
上海世貿商城(上海マート)。
いよいよ始まりました。
日中国交正常化40周年事業、
「元気な日本展示会」。
上海は、JALUXと提携。
10の蔵元とスクラムを組んで、
日本酒を売っていきます。
今回は、菊美人、
特別純米酒と大吟醸酒を
中心に販売を展開します。
どんなところで、
どのように菊美人が
造られているか、
四季の風景を織り交ぜて
iPadでスライドショー
(佐賀の七田君から
教えてもらったツール。
ありがとう)。
実際の酒米の
玄米と精米した米の
サンプルも見せて説明。
ブースの人気は上々です。
上海の皆さんに
とても興味をもって頂きました。
夕刻からは、
今回から取引が始まった
レストランへのご挨拶。
がんばってきます。
2012年
2月23日、木曜日。
夜10時。
中国、上海。
日本料理「真木乃」。
レセプションの
お疲れ様会が始まりました。
日本領事館のみなさん、
展示会関係スタッフ、
蔵元チーム。
総勢40人ほど
での打ち上げ。
日本人オーナーの日本料理店。
日本料理「真木乃」の大将は、
滋賀県マキノ町出身でこの名前。
上海には、日本から意欲を持って
単身頑張っている料理人の方々が
大勢いらしゃいます。
この方達のおかげで、
おいしい日本料理が、
上海で味わうことができます。
良心的な値段、
笑顔のあるスタッフ、
(中国のレストラン、
本当に笑顔がない)
おいしい食材、
確かな料理の腕。
日本人オーナーの日本料理店は、
欧米人や中国富裕層の支持を得て、
繁盛しています。
最後はオーナーとツーショット。
今後とも菊美人よろしくお願いします。
2012年
2月23日、木曜日。
夕方5時。
中国、上海中心部。
ガーデンホテル上海
(花園飯店)。
日本のホテルオークラ系列の
ホテル。
日中国交化40周年記念事業、
「元気な日本」展示会、
開幕レセプションが始まります。
日本からは、蔵元が10蔵参加。
レセプションでは、
中国の要人に試飲、日本酒のPR。
この事業、
在上海日本国総領事館の主催。
日本の国あげての、展示会。
私も翌朝のNHKの全国ニュースに
写りました。
(後日談ですが、
菊美人では朝仕事の休憩中に写ったらしく、
製造チームあげて大騒ぎだったそうです)。
会場は関係者で、
立錐の余地もない
ほどの盛況ぶり。
上海では日本酒、
ごく一部の銘柄が流通しているのみ。
吟醸、純米酒、本醸造などの
特定名称のお酒は、
まだまだ流通していません。
これからですが、
中国は甘くない。
とても厳しい市場。
これから一緒に手を組んでいく
チームでの写真。
いいスタートが切れました。
2012年
2月23日、木曜日。
お昼12時。
中国、上海、
虹橋(ホンチャオ)付近。
上海料理
「鼎泰豊(ディンタイフォン)」。
上海でビジネスパートナーとなる、
JALUX、そして、
蔵元10社のミーティング。
ランチを兼ねてやってきました。
最初から言っておきます。
とてもおいしかった。
現地の人も
おおぜいきていましたから、
日本人向けの味ということ
ではないと思います。
万国共通のおいしさ。
名店の名店である所以。
鳥湯(ジータン)。
お薦めといわれるだけの逸品。
スッキリしているのに
コクがある。
上海ガニの身とカニ味噌を
混ぜた麻婆豆腐。
上品な味です。
「鼎泰豊」が世界に
認められた看板料理。
小籠包。
皮がとても薄い。
山いもの酢漬けのお漬け物。
クコの実もおいしい。
エビのシュウマイ。
もち米が入っています。
締めにエビチャーハン。
油っぽくなくて
捌けがよくて、
サラリとしています。
デザートのタピオカ。
ココナツミルクが
おいしかった。
さすが、
鼎泰豊(ディンタイフォン)。
博多阪急のお店にも
行ってみたくなりました。
2012年
2月23日、木曜日。
午前10時。
中国、上海、
延安西路。
ホテルニッコーシャンハイ。
昨夜は熟睡。
元気になりました!
今回の宿泊は、
ホテルニッコーシャンハイ
(上海日航飯店)。
部屋も清潔で
広々としています。
快適なホテル
滞在ができました。
ホテルの外は、
相変わらずの喧噪。
道は自動車、バイク、
そしてリヤカー付き自転車が
走り回っています。
この自転車、
自分でバッテリーを
取り付けていて、
電動自転車仕様。
歩道を走ったりします。
電気で無音ですから、
後ろから抜かれたりすると
本当に危ない。
道をゆっくり散歩なんて
危なくてできません。
上海の人たちのたくましさ、
健在です。
2月に仕事で上海に行ってきました。
そのときのことをブログアップして
いませんでした。
おいおい、載せていきます。
2012年
2月22日、水曜日。
朝10時から夜の11時半。
福岡国際空港、
国際線ターミナル。
本日の予定。
04:00 ソウルにて起床。
05:00 ホテルバゲッジダウン。
06:00 ソウル、仁川(インチョン)空港。
08:00 大韓航空にて福岡空港へ。
10:00 一旦、福岡空港へ帰国。
11:00 家内とおちあい、服を入れ替え、
新しい試飲用の酒を受け取る。
14:00 中国東方航空で上海へ。
15:30 上海着。
18:00 上海のレストランで商談。
の予定でした。
予定は未定。現在19:33。
未だに福岡空港にいます。
手荷物検査場にも入れません。
上海浦東(プードン)空港、
霧のため閉鎖中。
とんだ災難です。
20:00になって、
税関が閉まるから入れとの指示。
ヤレヤレです。
20:30まで、
プライオリティパスを使って
ラウンジが使えました。
23:30やっと搭乗。
福岡空港に
14時間いました(涙)。
ちょっと疲労の色が。
顔もむくんでる(苦笑)。
機内食は饅頭とスイカ。
おいしかった。
ビールは
青島啤酒。
上海浦東(プードン)空港には、
25:30着。
ホテルに着いたのは、
27時。
本日4:00に起床でしたから、
ソウルから上海まで23時間。
疲れた。おやすみなさい。
12月中旬。
菊美人の蔵にて。
福島原発の事故によって、
日本の酒の輸出がストップ。
海外での日本食ブームと
相まって、
日本酒のおいしさが海外で認知。
日本酒の海外への輸出は
倍々ゲームで伸びています。
その上昇機運に、
水を差したのがこの事故。
夏以降、EU、アメリカ、
韓国などのアジア諸国で
輸出が徐々に再開。
事故後9ヶ月、
12月になって
ようやく中国当局が、
食品の輸出再開を認めました。
菊美人も北京へ、
9ヶ月ぶりの輸出再開です。
待ち遠しかったーーっ。
ところで、
放射能の影響がないことを
証明する書類の提出が、
中国輸出にあたっては必須。
夏頃、韓国へ出荷する際も、
書類を作成しました。
大変だったことは、
大変だったのですが、
要領は掴んでいたつもり。
高を括っていました。
甘かった。
韓国の場合、
3月11日以前に、
福島付近以外で製造したものだ
という証明でオッケー。
中国当局の証明書の要求は、
トンデモなかった。
原料米の産地の特定から
始まり、その運送経路。
当然、日本酒も造りの、最初からの履歴、
中国までの運送経路まで要求しています。
この事態を引き起こしたのは、
日本側(東京電力!)ですから、
文句は言えませんが、
根本的に日本の食品、
輸入させたくないのではと
思いたくなるほど、大変でした。
日本側の証明書の
発行は、国税局。
担当の方には、
そんな煩雑な書類を、
懇切に粘り強く、
スピーディに処理して頂きました。
無事これで、
北京へ菊美人出荷できます。
8月8日、月曜日。
朝5時半起床。
6時にホテルチェックアウト。
TAXIでおよそ40分。
北京首都国際空港に到着。
100元、1200円程度。
帰りの便もJAL。
エコノミークラスでしたが、
両脇の座席も空席で
とても快適な空の旅。
大連や青島経由に比べて、
成田経由は時間はかかりますが、
JALはとても快適でした。
今回の5日間に
わたる北京出張、
とても充実したものでした。
ONとOFFの切り替えも
よくできて、
行きたいところにも
行けました。
今回の北京出張の感想を
一言でいうと、
「中国人はうーむだが、
中国は素晴らしい」。
世界遺産、
北京付近だけでも6つ。
このうちまだ、
故宮、万里の長城、
二つしか行ってません。
また絶対、再訪します。
日本酒のおいしさを、
日本料理と共に、
伝えていきたい。
8月7日、日曜日。
北京最後の夜8時。
北京大董烤鴨店
(ぺきんだいとうカオヤーてん)。
前号からの続き。
メインの北京ダック前に
いささか食べ過ぎましたが、
ついに出ました。
北京ダック。
きれいに盛り付け
されて出てきます。
私の今まで食べてきた、
北京ダックは、
皮しか食べなかったのですが、
このお店では、
お肉もある程度削いで、
つけてあります。
思いのほか、
お肉もおいしく
頂けました。
このダックを包む皮が
とても薄いことが、
このお店の売りのひとつ。
ネギやきゅうり、
甘辛いタレをつけて、
くるんで食べます。
何をか謂わんや。
勝るものなし。絶品。
これは、
何だかわかりますか。
砂糖です。
山本社長から、
教えて頂いたのですが、
ダックの皮を、
この砂糖をつけて食べると、
ダックの脂がしみ出てきます。
びっくりするほど、おいしい。
初めて食べる味です。
これは、
ダックの鶏ガラ白濁スープ。
おいしく頂きました。
北京滞在、
通算10日目にして
やっと、北京ダック
食べることができました。
これで、日本に帰れます(笑)。
8月7日、日曜日。
北京最後の夜8時。
北京市朝陽区団結湖付近。
北京出張の打ち上げとして、
株式会社和醸の山本社長と
お疲れ様会。
山本社長がセッティング
してくれました。
ついに、
はじめて食べます。
北京での北京ダック。
北京ダックでは、
北京ナンバーワンとの
呼び声高い
北京大董烤鴨店
(ぺきんだいとうカオヤーてん)。
予約はできません。
1時間待ちました(ドヤ顔)。
入り口にはこれでもかと、
5つ星のトロフィーが並びます。
まず、酒のつまみに
頼んだのがコレ。
なんだかわかりますか。
生まれて初めて食べました。
アヒルの水かきです。
鴨掌、ヤージャン。
茹でてあって、
ワサビで和えてあります。
頑張って4足、食べました。
うーーん、微妙すぎる。
食感は、
トリハダを食べてる感じ。
これは、芥蘭(カイラン)。
中国野菜。
とてもおいしい。
これは、
大エビの唐揚げ。
牛肉のXO醤煮。
メインの北京ダックまでに
いささか、
たのみすぎてしまいました。
(次号に続く)。
今回は、
食品売場の入り口に
特別に
菊美人専用のコーナーを
つくって頂いての
試飲・販売です。
2日間、
私も店頭にたっての
説明・試飲。
日本から蔵元が、
やってきたということで
興味をもって頂きました。
百貨店での日本酒、
試飲して頂くと、
おいしいと
感じてもらえますが、
いくらセレブが
集まるといっても
まだまだ認知度は低い。
そして、
中国での価格は
高い関税などの輸入障壁で、
日本の価格の4倍ほどに
なってしまいます。
中国で大きく売れるためには、
日本酒の啓蒙、
まだまだ地道な努力が
必要なことを実感。
勝負は、これから。