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いまだ必要な原産地証明  菊美人、中国への輸出

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2012年
7月18日、水曜日。
 
菊美人の蔵にて。
 
中国、北京・上海への
菊美人の輸出。
順調に動き出しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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列車と同じで、
動きだすまでには大変な労力。
ですが、一旦
動きだすとスムーズ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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注文の本数も
だんだんと増えてきました。
頑張った甲斐があって、
とてもうれしい。
 
出荷には、今でも
国税局が発行してくれる
「原産地証明書」が必要となります。
提出書類の煩雑さなど
だいぶ軽減されたものの、
昨年の原発事故以来、
放射能の影響を受けていないことを
証明する資料を
相手国から要求されます。
 
 
 
 
 
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輸出の都度、
発行してくれる国税局にも
頭が下がる思いですが、
我々、蔵元も相当な時間を割いて
書類を作成しなければいけません。
 
原産地証明を、
必要とすることについては、
要求する中国を責める話ではないと思います。
原発事故を起こしてしまった
日本が悪いのですから。
 
 
 
 
 
 
 
 
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いまだに、10都県は、
中国に輸出さえできない現実を、
みなさんはご存じでしたか。
 
東京電力の過失と政府の失態が、
事故から一年半たった今でも
民間の足を引っ張っています。
 

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