2009年12月アーカイブ
平成20年から始まった
ふるさと納税。
わが「みやま市」でも、
募集してます。
みやま市は、
1万円以上のご寄付で
市内12社の地元特産品
をギフトとして
差し上げてます。
弊社も、
みやまのふるさとの味を
懐かしんで頂ければと、
「菊美人 特別純米酒」
を提供してます。
西日本新聞に
載った記事です。
詳しくは
今年は、
9名の方が
善意の寄付を
して頂いたとのこと。
今回、紹介するのは、
前にも紹介した東京都、墨田区の
松徳硝子さんの
うすはりグラスの
「うすはり大吟醸」です。
底に突起があるのが、
写真でわかりますか。
確かに。おいしく飲めます。
上立香が引き立ちます。
壊れそうにうすくて、
その繊細さが「うすはりグラス」の
特徴です。
当然、すべて手作りです。
これで、1680円は、安い。
酒呑みに垂涎です。
いかがですか。
「初亀」、初亀醸造株式会社を訪ねる。
藤枝市、岡部町。
岡部は、東海道五三次の
江戸から二十一番目の宿場町。
宿場通り沿いに
ひときわ
威風堂々としたお屋敷。
ちょうど、お庭の手入れで
庭師さんたちが出入り。大変だ。
橋本謹嗣社長よりお話を伺う。
静岡県は現在、清酒メーカーが
28場。
昭和40年50年代に
灘伏見の大手が押し寄せてきた。
一時期、県内消費の県産酒割合が
15%まで落ち込んだそうだ。
まさに、わが福岡県とそっくり。
現在では、地元の酒の
サポーターも増え、
伸びてきているとのこと。
苦戦しながらも、
奮闘されているのは
どこも同じだ。
お店の前に、「大吟醸の粕」
販売中の文字が。
静岡では、甘酒用で
よく売れるそうだ。
秘伝のレシピも奥様から教えて頂く。
大吟醸粕を入れた鍋に、
しっかりぐつぐつ沸騰したお湯を
入れる。1:1位。
それから、ひたすら20分。
絶対、蓋をあけないこと。
大吟醸の風味をこれで閉じ込める。
これが、コツ。
それから、はじめて
弱火に掛けて、コトコト来たら終了。
何も入れない。
あとで好みで砂糖や塩をちょっと。
火に掛けて、グラグラしないこと。
試してみよう。
ありがとうございました。
富士山静岡空港から車で30分。
焼津市へ。
磯自慢酒造の堂々たる蔵が見えた。
蔵から200メートルも、
行けば、太平洋。
海沿いの蔵だ。
寺岡洋司社長(写真中央)と
醸造部頭、山田英彦氏(写真右)から
直接、お話を聞くことができた。
寺岡社長陣頭指揮の下、
現在、仕込みの真っ最中。
寺岡社長は、
もともと経済学部のご出身と聞いて、
またびっくり。
平成2年から、
普通酒の製造をやめ、
現在はすべて、
特定名称の酒のみの製造。
英断。
工場は、
コンパクトな感じで、
とても明るくて、きれい。
感心する。
水面に映る、磯自慢蔵。
搾りの時の酒袋などは、
徹底的に洗うそうだ。
見習えるところから、
見習っていきたい。
大吟醸仕込みの真っ最中というのに、
ほとんど、全部見せて頂いた。
本当にありがとうございました。
その日の夜は、
焼津駅前の居酒屋。
当然、「磯自慢」、
明日、見学する「初亀」、
「喜久酔(きくよい)」
頂きました。
12月11日金曜日、
お酒の学校7期生の忘年会。
場所は、西中洲、
魚串焼き居酒屋「ぬっか屋」。
今週、三度目の西中洲。
広い福岡市の中で、
半径500M以内で
3連続飲んだことになります。
不思議に続くときは続くものですね。
魚の串焼き。
一口サイズで食べやすく、
おいしく頂けました。
山形県、麓井酒造の「ヤマチョー」、
生酛純米吟醸。
生酛づくりの特徴が出てました。
どっしりとして、味わいが深かった。
静岡県、「開運」、無濾過純米。
平成21年11月製造とありましたので、
今年の初搾りでしょうか。
麹の香りがあって、若々しい。
常温で飲んだのですが、
冷たくして飲むと更においしい。
高知、仙頭酒造場、「しらぎく」
辛口でさっぱりした飲み口。
12月8日、
福岡市、西中洲で飲み会。
小料理「桜」に行きました。
ラジオパーソナリティを
している学校の同級生の
「椎葉ユウ」君に
紹介してもらってからのご縁です。
小料理「桜」
福岡市中央区西中洲3-11-1F
092-724-6013
お酒は、菊美人の純米酒を
頂きました。
食事は大変美味しかったのですが、
またも、写真を撮るのを
失念しました。
食べた後にいつも
「あ、写真!」と
気づいてしまいます。
おかみさんとの
ツーショット。
小料理「桜」さんの「桜」の字は、
なんと、落語会の重鎮、
「柳家小三治」師匠の字。
そうです。
まくらが長いと言うか、うまい方です。
「ま・く・ら」
「もひとつ ま・く・ら」
とかの本も出してる方です。
落語好きですので、
単純に感動してしまいました。
女将さんのお友達だそうです。すごい!
11月26日に、
お酒の学校11期生の
第2講がありました。
今回は、日本酒の製造工程。
ちょっと、むずかしい講義です。
講師は、
庭のうぐいすの山口哲生氏、
若波の今村友香女史
(写真の女性です)。
利き酒は、
吟醸酒と、本醸造酒。
12月2日に、
生徒さんでもある
朝日新聞の
明楽麻子さんの記事が
載りました。
詳しくは、OSAKENOGAKKOU2.pdf。
文章の中で、
明楽さんが言ってるとおり、
お酒の利き酒で
いちばんむずかしいのが
甘い、辛いだと思いますよ。
この前、庭の花を
ブログに、のせました。
それを見た、母が、
「十両も百両もあるわよ」
と一言。
詳しく載せることにしました。
これは、「十両」
(ヤブコオジ、ヤブコオジ科)
これは、「百両」
(カラタチバナ、ヤブコオジ科)
これが
「千両」
(センリョウ、センリョウ科)
葉っぱの上に実がついてるのが
センリョウ
遠景の「千両」
こんなふうに
実がなってます。
これは、
白実の「万両」です。
紅白ありました。
紅実の「万両」です。
(マンリョウ、ヤブコオジ科)
「万両」の遠景です。
こんな風に、実がなってます。
どうですか。
うちの庭には、
何億両もザクザク。
なんて、縁起がいいのでしょう。
来年2月21日の
蔵開きの時に
是非、庭も
見に来てくださいね。