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2009年12月アーカイブ

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12月31日、大晦日。

朝から、九州、福岡でも雪です。

年に4.5回は雪は降りますが、
大晦日の雪は
記憶にありません。

今日まで、営業です。
営業部門は、
4日間お休み頂きます。
来年は、1月5日からです。

杜氏たちは蔵入りしました。



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今年は、おっかなびっくり
ブログを始めたのですが、
こんなに、
はまるとは思いませんでした。

今では、ブログが
ストレス解消になってるようです。

一年お世話になりました。
菊美人のご愛顧本当に感謝です。
来年も、このブログともども
よろしくお願いします。

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平成20年から始まった
ふるさと納税。

わが「みやま市」でも、
募集してます。

みやま市は、
1万円以上のご寄付で
市内12社の地元特産品
をギフトとして
差し上げてます。

弊社も、
みやまのふるさとの味を
懐かしんで頂ければと、
「菊美人 特別純米酒」
を提供してます。












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西日本新聞に
載った記事です。
詳しくは















2009年12月28日15時42分28秒.jpg
今年は、
9名の方が
善意の寄付を
して頂いたとのこと。

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今回、紹介するのは、
前にも紹介した東京都、墨田区の
松徳硝子さんの

うすはりグラスの
「うすはり大吟醸」です。

底に突起があるのが、
写真でわかりますか。

突起があることで、
グラスを揺らすと
攪拌作用が増幅し、
吟醸の香りが増すとのこと。



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確かに。おいしく飲めます。
上立香が引き立ちます。

壊れそうにうすくて、
その繊細さが「うすはりグラス」の
特徴です。

当然、すべて手作りです。

これで、1680円は、安い。
酒呑みに垂涎です。
いかがですか。
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12月26日(土曜日)。

不景気といいつつ、
やはり今年も、
忘年会、十数回
こなしてしまいました。

今日が、
今年最後の忘年会です。

地元、みやま市瀬高町の
料亭、正龍館。





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清酒は、菊美人。
他の酒類も、
うちの系列会社からの
納入。

大変お世話になってます。

地元の
山門青年会議所OB有志での
毎年恒例の忘年会です。

今回は、菊美人純米と
菊美人大吟醸頂きました。



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ふぐのお刺身、てっさが
出ました。
美味しく頂きました。
また、料理を
撮すの忘れました。

会はご覧の通り、
大団円。

福岡県みやま市瀬高町下庄2312-2
0944-62-2070
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12月25日、
28日の御用納めを前に
もう今年の仕事は終わりという
方もいらっしゃるかも。

いえいえ、うちは、
31日まで休まず営業。
1年で一番、お酒が売れる週です。
今日も地獄の忙しさでした。

その中で、やっと、年賀状、完了。
すべて投函できました。
今年は、1200枚。ふーーっ。
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お酒の学校11期生の
3時間目の記事が載りました。

学校の生徒でもある
明楽麻子さんの記事です。

そうかー
明楽さんは、
純米と本醸造を
間違えたんだ。

利き酒は訓練です。
飲み会の時に、
「あ、これは純米か」などと、
意識して飲むだけで、
格段に
利き酒の能力は上がりますよ。

わからなくなったら、
自分の腕のにおいを嗅いで
鼻をリセットするのが
効果的です。

くわしい記事はコチラ


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12月17日、静岡出張のあと
福岡空港からそのまま天神へ。

今日は、お酒の学校3時間目。

ラベルの読み方は、
比翼鶴の二宮啓輔氏。

利き酒は、
薫仙の山田慶一郎氏。
藤娘の後藤和夫氏。

それぞれの方に、
講師をつとめてもらう。


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今回は、利き酒を
深く掘り下げるのが目的。

純米、吟醸、本醸造、普通酒
の違いをわかってもらう。

利き酒の後、
ブラインドでの抜き打ちテスト。

26名中、5名が全問正解。

山本さん。前畑さん。前田さん。

須部さん。加茂さん。

おめでとうございます。すばらしい。




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講義終了後、

忘年会もかねて

懇親会。


盛り上がってます。










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当然、福岡の酒で乾杯。



















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山の寿、独楽蔵、
若竹屋を頂きました。



















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20人で
一升瓶4本終了。

さすが、お酒の学校の生徒さん。

















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ところで、
この最後の5枚の写真。

今まで
私が撮ってる写真と違って
すごくセンスありませんか。














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実は、生徒さんの中に、
フードコーディネーターで
ブロガーの人がいるのです。

やはり、写真のセンスがすごい。

勉強になります。


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17日午後、
最後の見学。

「杉錦」杉井酒造さんに向かう。

清酒製造は、
90%が、
生酛や山廃酛。

芋焼酎なども造っておられる。

特徴のあるお蔵だ。





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うちと同じくらいの規模のお蔵。

社長の杉井均乃介氏。

杉井社長が陣頭指揮で
杜氏も兼務。

数々の栄誉ある賞を
取ってこられている。








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今の時期は、
清酒製造の途中、
いったん休憩で
いも焼酎の仕込みをされていた。

何でも挑戦してみるという
社長のバイタリティに感服。










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特徴ある
杉錦ブランドを
たくさん利き酒。














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今回、
ブログには掲載しなかったけど
蔵の中も
どのお蔵も、
惜しげもなく、見せて頂いた。

本当にありがとうございました。

切磋琢磨して、
おいしいお酒をつくっていきます。

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「初亀」、初亀醸造株式会社を訪ねる。

藤枝市、岡部町。

岡部は、東海道五三次の
江戸から二十一番目の宿場町。

宿場通り沿いに
ひときわ
威風堂々としたお屋敷。

ちょうど、お庭の手入れで
庭師さんたちが出入り。大変だ。




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橋本謹嗣社長よりお話を伺う。

静岡県は現在、清酒メーカーが
28場。

昭和40年50年代に
灘伏見の大手が押し寄せてきた。

一時期、県内消費の県産酒割合が
15%まで落ち込んだそうだ。

まさに、わが福岡県とそっくり。





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現在では、地元の酒の
サポーターも増え、
伸びてきているとのこと。

苦戦しながらも、
奮闘されているのは
どこも同じだ。










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お店の前に、「大吟醸の粕」
販売中の文字が。

静岡では、甘酒用で
よく売れるそうだ。

秘伝のレシピも奥様から教えて頂く。

大吟醸粕を入れた鍋に、
しっかりぐつぐつ沸騰したお湯を
入れる。1:1位。

それから、ひたすら20分。
絶対、蓋をあけないこと。



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大吟醸の風味をこれで閉じ込める。
これが、コツ。

それから、はじめて
弱火に掛けて、コトコト来たら終了。
何も入れない。

あとで好みで砂糖や塩をちょっと。

火に掛けて、グラグラしないこと。

試してみよう。
ありがとうございました。

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泊まった宿は、
「ホテルアンビア松風閣」。

あまり、団体の旅館は、
好きじゃない。

部屋に、何人も押し込められるし、
自分も含めて、
なにしろ他人の鼾が気にかかる。

し、しかーーーし。

このホテルからの景色で
すべて、ふっとびました。


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ふ、富士山が、
す、すごい。

この写真は、
露天風呂からの
写真。

絶景というのでしょうか。

お風呂のお湯も良かった。







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露天風呂から
左が、富士山。

右を眺めると、
遠く、伊豆半島からの
日の出。

元気になりました。
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富士山静岡空港から車で30分。

焼津市へ。

磯自慢酒造の堂々たる蔵が見えた。

蔵から200メートルも、
行けば、太平洋。

海沿いの蔵だ。







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寺岡洋司社長(写真中央)と
醸造部頭、山田英彦氏(写真右)から
直接、お話を聞くことができた。

寺岡社長陣頭指揮の下、
現在、仕込みの真っ最中。

寺岡社長は、
もともと経済学部のご出身と聞いて、
またびっくり。







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平成2年から、
普通酒の製造をやめ、
現在はすべて、
特定名称の酒のみの製造。

英断。












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工場は、
コンパクトな感じで、
とても明るくて、きれい。

感心する。













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水面に映る、磯自慢蔵。

搾りの時の酒袋などは、
徹底的に洗うそうだ。
見習えるところから、
見習っていきたい。


大吟醸仕込みの真っ最中というのに、
ほとんど、全部見せて頂いた。

本当にありがとうございました。




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その日の夜は、
焼津駅前の居酒屋。















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当然、「磯自慢」、
明日、見学する「初亀」、
「喜久酔(きくよい)」

頂きました。
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12月16日17日
一泊二日で
静岡出張。

福岡県酒造組合で、
静岡のお蔵を
見学に行ってきました。

福岡県酒造組合、鈴木先生、
工業技術センター、大場先生
を先導に
総勢19名。




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今年から、
静岡空港が開港。

JALで行くも、
久々の
小型機。

ちょっとこわい。









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機内の様子。
やはり、せまい。

うーむ。
我々19名がいなかったら、
何人?

静岡空港、
今年できたのに
来年3月JAL撤退。

わかるような気がする。





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案外、
快適な空の旅。

雲海がきれいでした。













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着きました。

静岡空港。















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正式名称は、

富士山静岡空港でした。

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12月12日、土曜日。

忘年会のピークです。

いくら不況とはいえ、
中洲も賑わっています。











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本日は、
焼き鳥の老舗、「藤よし」
















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博多の焼き鳥と言えば、
まず、あげられるのが、ここ。

お値段も結構しますが、
味は絶品です。












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お酒は、福岡県飯塚市の「薫仙」が、
熱燗として入ってます。

今日は、その「薫仙」の造り手、
山田慶一郎氏と飲みました。

造り手の顔を見ながら、
そのお酒を飲む。
まさに、至悦の時間です。

同じ、寅年。
お互い来年は、年男。
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先日、いつもお世話になってる
なじみのお店に、お礼にと
菊美人の菰冠(こもかぶり)を
もって行きましたら
そこのママからおもしろい話を
聞きました。

そもそも、
ひげ文字は縁起物。
伊達に格好つけて
書いているわけではない。

その中には、色んな
めでたい動物が隠れているそうです。









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まず、菊。菊のくさかんむりの上は
「つがいのおしどり」。
くさかんむりの横棒は、「龍」。
米の字の右下は、「うぐいす」。

次に美の文字。
上にはやはり、「つがいのおしどり」。
大の右側の押さえは「亀」。

人の文字。
右側の二本の押さえは「鶴」。

わかりますか。そう見えてきたでしょ。
今はもうこの字を書ける人はいないそうです。奥が深いですね。
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今回、続けてアップです。
前の記事に、今週3連続と
書きましたが、

二次会は、
3連続同じ店。

西中洲の夜のディーープな
店です。








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西中洲、
ホワイトビル2階、
酒BAR KEIZO。













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12月7日に飲んだお酒。

すべて福岡の酒。

純米 花の露。
純米 山の寿。
特別純米 旭菊。
本醸造 菊美人。









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12月8日に飲んだ酒。

全て福岡の酒。

純米 花の露。
杜の蔵 独楽蔵。
いそのさわ 駿。
本醸造 菊美人。

酒BAR KEIZOの
田川敬三マスター。
しぶい。





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そして、12月11日。

仙台からのお客様。
横山建築設計管理事務所、
代表取締役の
横山英子女史。
福岡県会議員、井上貴博氏。
二人とは、
青年会議所時代の友人です。
同じ、寅年。

菊美人一本空けました。



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12月11日金曜日、
お酒の学校7期生の忘年会。

場所は、西中洲、
魚串焼き居酒屋「ぬっか屋」。

今週、三度目の西中洲。
広い福岡市の中で、
半径500M以内で
3連続飲んだことになります。

不思議に続くときは続くものですね。





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魚の串焼き。

一口サイズで食べやすく、
おいしく頂けました。













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山形県、麓井酒造の「ヤマチョー」、
生酛純米吟醸。
生酛づくりの特徴が出てました。
どっしりとして、味わいが深かった。

静岡県、「開運」、無濾過純米。
平成21年11月製造とありましたので、
今年の初搾りでしょうか。
麹の香りがあって、若々しい。
常温で飲んだのですが、
冷たくして飲むと更においしい。

高知、仙頭酒造場、「しらぎく」
辛口でさっぱりした飲み口。
2009年12月10日22時02分48秒.jpg
年の瀬ですね。
連日の忘年会が、
今日はお休み。

昨年、
年末ぎりぎりだった
反省をもとに、
会社の年賀状が
できました。

12月10日に
できるなんて、
すばらしい。

この10年ほど、
北原白秋の
酒を詠んだ歌を
使ってます。

造り酒屋の
トンカジョン
(柳川言葉で長男)
として、育った白秋は
酒の歌もすばらしいものが
いっぱいあります。




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来年の年賀状の
原典は、
「思い出」。

この本は、
昭和42年、
柳河版の初版本です。










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その中の、
「酒の黴(かび)」
という、詩の中からの
抜粋を
来年の年賀状の
フレーズにしました。

ほのかに消えゆくゆめあり、
酒のにほひか、わが日か、
倉の二階にのぼりて、
暮春をひとりかなしむ。
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12月8日、
福岡市、西中洲で飲み会。

小料理「桜」に行きました。

ラジオパーソナリティを
している学校の同級生の
椎葉ユウ」君に
紹介してもらってからのご縁です。

小料理「桜」
福岡市中央区西中洲3-11-1F
092-724-6013




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お酒は、菊美人の純米酒を
頂きました。

食事は大変美味しかったのですが、
またも、写真を撮るのを
失念しました。

食べた後にいつも
「あ、写真!」と
気づいてしまいます。







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おかみさんとの
ツーショット。
















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小料理「桜」さんの「桜」の字は、
なんと、落語会の重鎮、
「柳家小三治」師匠の字。

そうです。
まくらが長いと言うか、うまい方です。
「ま・く・ら」
「もひとつ ま・く・ら」
とかの本も出してる方です。

落語好きですので、
単純に感動してしまいました。

女将さんのお友達だそうです。すごい!
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11月26日に、
お酒の学校11期生の
第2講がありました。

今回は、日本酒の製造工程。
ちょっと、むずかしい講義です。

講師は、
庭のうぐいすの山口哲生氏、
若波の今村友香女史
(写真の女性です)。

利き酒は、
吟醸酒と、本醸造酒。

12月2日に、
生徒さんでもある
朝日新聞の
明楽麻子さんの記事が
載りました。

詳しくは、OSAKENOGAKKOU2.pdf


文章の中で、
明楽さんが言ってるとおり、
お酒の利き酒で
いちばんむずかしいのが
甘い、辛いだと思いますよ。

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12月2日、
菊美人酒造の決算処理が
無事終了。

厳しいながらも、
なんとか
かたちにすることができました。
いつもご愛顧頂いている
皆様に感謝です。








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決算お疲れ様ということで、
弊社の担当税理士の
坂田定喜税理士事務所の
坂田定喜先生(左側)と
訪れました。

真ん中は、
菊美人がお世話になってる
クラブ「ザ・メンバー」の
西山尚子ママです。

偶然会いました。
当然、拉致られました。



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前回、
次郎長さんを
アップしたときに、
食事も何も載せてないと
クレームが出ましたので、
今回は、ちゃんと載せます。

右側のネタは
有明海産の貝柱。
小粒ながらも
うなるほどのうまさでした。

酒は、熱燗の菊美人純米。
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鴨が、解禁になりました。

ということで、
鴨鍋!

久留米の
藪蕎麦(やぶそば)さんを
12月1日
訪ねました。








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はい、どうですか。
この鴨。

フレンチでも、
ジビエとして、
鴨は珍重されてますが、

やっぱり、鴨は
鴨なべですよ。








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しめは、
しっかり、せいろのそばを
鴨なべのおつゆで
頂きました。

お酒は、
菊美人の
特別純米酒を
ゆる燗で。

純米のふんわりとした
やわらかさが
鍋に大変合います。



P1000414.JPG
藪蕎麦の
ご主人の中西さんです。
公私ともに
長年、お世話になっています。













P1000417.JPGのサムネール画像
一見、
素通りしてしまいそうですが、
新八寿司の隣です。

迷わず、行けよ。

「藪蕎麦」
福岡県久留米市小頭町2-20
0942-36-6734


juryou.JPG
この前、庭の花を
ブログに、のせました。

それを見た、母が、
「十両も百両もあるわよ」
と一言。

詳しく載せることにしました。

これは、「十両」
(ヤブコオジ、ヤブコオジ科)





hyakuryou.JPG

これは、「百両」
(カラタチバナ、ヤブコオジ科)















senryou2.JPG
これが
「千両」
(センリョウ、センリョウ科)

葉っぱの上に実がついてるのが
センリョウ











senryou1.JPG
遠景の「千両」

こんなふうに
実がなってます。













shiromanryou.JPG
これは、

白実の「万両」です。

紅白ありました。












manryou2.JPG
紅実の「万両」です。

(マンリョウ、ヤブコオジ科)















manryou1.JPG
「万両」の遠景です。
こんな風に、実がなってます。

どうですか。

うちの庭には、
何億両もザクザク。

なんて、縁起がいいのでしょう。

来年2月21日の
蔵開きの時に
是非、庭も
見に来てくださいね。