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2013年1月アーカイブ

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2013年1月26日、土曜日。
福岡市博多駅すぐそば
BAR ALBA
 
福岡県酒造組合が
主催しているお酒の学校。
その2期生の新年会。
2期生は毎年新年会を開催。
もう10年も続いています。
 
 
 
 
 
 
 
 

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今日は、
福岡の日本酒を応援してくれている
BAR ALBA、佐藤、塩田の両氏が
出す日本酒にこだわって、
そしてそれにあう料理をコーディネート。
ありがとう。とてもおいしかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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それにしても、「福酒なでしこ」
(福岡のお酒の学校を卒業した
女性達をこう呼んでいます。)
の皆さんの元気な
飲みっぷり、食べっぷり。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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「酒も好き もちも好きなり 今朝の春」
高浜虚子の歌を思い出しました(笑)
ごめんなさい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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披露したところ、
一人から変化形の歌を返されました。
「酒は好き おもちはがまん 今朝の春」
うまい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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今年も福岡の日本酒の応援、
よろしくお願いします。

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2013年1月27日、日曜日。
菊美人の蔵のある
みやま市上庄地区にて。
 
今日は気象予報士、
吉竹顕彰(あきら)氏の講演会。
地元上庄公民館主催。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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吉竹さんは、
財団法人日本気象協会の
気象予報士、気象キャスター。
 
30年にわたって、
NHKの夕方6時からの
お天気キャスター。
福岡県では知らない人はいません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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会場にも吉竹さんの講演とあって、
多くの人が集まりました。
およそ2時間の講演。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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昨年の九州北部豪雨は、
例年の梅雨一ヶ月分の雨が
一日で降った観測史上
始まって以来のできごとだったこと。
 
この5年、実は九州に上陸した台風は
ひとつもないこと。
その理由はたまたま(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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マダガスカルでできた風が
ヒマラヤ山脈にぶつかって、
良くも悪くも日本に
多潤な雨をもたらしてくれること。
このため日本は豊かな農耕文化が発達したこと。
ヒマラヤ山脈のおかげで日本酒ができる(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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日本の豊かな四季を司る天候と酒造り、
切っても切れないことを再認識。
興味の尽きない話ばかりでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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講演の合間を縫って、
菊美人の蔵にも来訪頂きました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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酒造り真っ最中の蔵の様子、
ご案内することができてよかった。

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2013年1月某日。
 
長く愛用していた
デジタルカメラが壊れた。
 
2010年の秋に買ったリコーのCX4
当時、カメラのキタムラで31,000円。
マルチショット機能で夜景もきれいだったし、
料理を撮す接写はデジカメとは思えないほど、
秀逸だった。
 
 
 
 
 
 
 

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スイッチを押しても、
モーター音はすれども、
レンズは引っ込まないし、
電源も入らない。
 
このブログも、このカメラが
ほとんど撮してきた。
私にとって、
とても思い入れのあるカメラ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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修理代金が22,000円。
最新機種のCX6が16,000円。
 
新品に買い換えた方が安いという、
さほど驚かなくなってしまった不条理。
 
いかんともしがたく購入を決意。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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『枕草子』第七十二段で清少納言は、
「毛がよく抜ける銀の毛抜き」を
「ありがたきもの(めったにないもの)」
表現したけれど(笑)、
いつも携帯していたCX4は、私にとって、
めったにないもの、
とても「ありがたきもの」だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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今までありがとう。
そしてCX6、大切に使います。
 
追記:リコーのCXシリーズは、
先月2012年12月で
終売となってしまいました(泣)。
多くのファンがいたはず。
発売の再開を願っています。
 
 

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宮部みゆきは大好きな作家の一人だ。

 
1992年の『火車』
(山本周五郎賞)に
感動して以来、
ほぼ全ての
宮部みゆき作品を読んでいる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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特に社会派作品の『理由』(直木賞受賞)、
『模倣犯』には、心を揺さぶられた。
作者と私が同世代ということもあって、
作者の描く小説の時代背景にも
共感できるからなおさらだ。
 
その宮部みゆきが、
久しぶりに社会派ミステリーを出した。
『ソロモンの偽証』。
全三部作。各巻700ページ、
合計2200ページを越す大作だ。
 
 
 
 
 
 
 
 

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読み始めたらイッキに
のめり込んで読了してしまう
これまでの宮部みゆき作品と違って
いささか面喰らう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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「忙中閑あり」と自分に言い聞かせ、
睡眠時間を減らして読み始めるが、
なかなか先に進まない。
 
「構想15年、連載9年、
作家生活25年の集大成」という。
熟読した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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『ソロモンの偽証』は、
中学3年の男の子が校舎から
飛び降りるところから始まる。
 
「いじめ」の話がつらすぎて、
本を開くのに勇気が必要だった。
向き合いたくない思いが、
読むスピードを鈍らせた。
2ヶ月もかかってしまった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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この2000ページにもわたる
大作の中に「宮部みゆき」が込めた核心。
 
「人間とは何か。
かくも弱い者なのか。
弱き者なのに、
かくも前を向いて
生きていかなければ
ならないものなのか。」
宮部みゆきは「祈り」ながら
書いたに違いない。
 
 
 
 
 
 
 
 

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後半の第3部は唸るばかり。
さすがは日本が誇るストーリーテラー。
 
登場人物のひとりひとりの
心のひだまであざやかに描き出す。
涙が滂沱と止まらなかった。
 
有名な故事、
「ソロモン王の裁き」をモチーフにしたこの本。
私にとって間違いのない昨年のベストワン。
この本を読まずして宮部みゆきは語れない。
 

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2015年1月10日、木曜日。
遅れましたが、
新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
 
昨年の年末は、総選挙もあり、
いつもより一段と慌ただしく、
過ぎてしまった感がありました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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円安と株高。
自民党政権になって、
なんだか日本国中が
ほっとした雰囲気。
 
元旦の新聞の論調も、
景気の好転を予想していて、
期待、希望や夢を持てそうな
明るい新年を迎える
ことができました。
 
 
 
 
 
 
 

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なんだか久しぶりの
ような気がします。
 
今年の正月三が日は、
冷え込みはしたものの
お天気も晴れわたって、
すがすがしかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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なんとなく
今年はよい事あるごとし
元旦の朝晴れて風なし
         石川啄木
 
良い歌ですね。
今の日本にぴったりのような
気がします。
蛇足ですが、当時啄木は大晦日にも
借金取りから追われるほど
困窮していたそうです(笑)。
 
 
 
 

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みなさまにとって
今年がいい年でありますように。
菊美人も
良い酒造りに頑張ります。
応援よろしくお願いします。