2015年9月23日。
菊美人の蔵にて。
秋の彼岸は、祖先を敬い、
亡くなった人々を偲ぶ日。
今年の夏は、いろいろとありました。
義母や先輩・友人、大切な人たちを
亡くしてしまいました。
思いもかけぬ人との別れに直面して、
呆然となる自分がいました。
義母は、スーパーおばあちゃん。
活動的な人で、
アフリカ旅行中に倒れてしまい、
一旦はもちなおしたものの、
帰らぬ人となりました。
家族に看取られ、
自身としても
本懐な最期だったと思います。
東京での義母の葬儀は、
家族葬。
近しい者たちだけで。
色んな気遣いも無用で、
義母のことだけを思い、
送ることができました。
地域のしがらみがあって、
その上、商売もしているのですから、
私の実家では、
到底できることではないのですが、
葬儀の本来の姿なのではと、
深く考えさせられました。
それにしても、義母をはじめ、
先輩・友人、
大切な人たちを亡くしてしまった、
暑い今年の夏でした。
魂のここぞとばかり
せみしぐれ 加奈
義母をなくしてしまった
暑い夏に、頂いた句。
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