2013年
9月26日、木曜日。
福岡市博多区下川端町、
「博多座」。
今日は、山門青年会議所の
OB会旅行。
今年は、近場で、
観劇となりました。
板東玉三郎と鼓童の
「アマテラス」。
素晴らしかったのはいうまでもありません。
板東玉三郎を観て女性は、
おのが女性ということに自信をなくし、
鼓童の筋肉美を観て男性は、
おのが男性ということに自信をなくす。
それほどに素晴らしかった。
「アマテラス」は、
八百万の神々の物語。
博多座の前には、
「祓詞(はらえことば)」がありました。
いつも神主さんが
奏上する祝詞(のりと)です。
掛けまくも 畏き 伊耶那岐大神
筑紫の 日向の 橘の 小戸の 阿波岐原に
禊ぎ 祓へ給ひし時に 生りませる 祓戸大神等
諸諸の禍事 罪 穢 有らむをば
祓え給ひ 清め給へと 白すことを 聞こしめせと
恐み 恐み も白す
「かしこむ」は、「恐・畏・怖・賢」が同義。
おそれつつしむこと。
手紙文の最後に女性が書く
「かしこ」もここからの派生。
「白す」はマヲス。
「申す(マウス)」は、これから転じた。
敬って言うことを「敬白」というように、
「白」には「言う」という意味がある。
実際に神主の友人
(みやま市八幡神社の外河清英宮司)に
奏上してもらいました。
彼の奏上を、書き下し文にすると、
以下の通り。
かけまくも かしこき いざなぎのおおかみ
つくしの ひむかの たちばなの
おどの あはぎはらに
みそぎはらえ たまいしときに なりませる
はらえどのおおかみたち
もろもろのまがごと つみ けがれ あらむをば
はらえたまいきよめたまえと まをすことを
きこしめせと
かしこみかしこみ もまをす
実際に声に出して読んでみると、
パワースポットにいるかのように
力が湧いてきます。
ぜひ声に出して読んでみて下さい。
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