2013年
8月17日、土曜日。朝6時。
菊美人の蔵にて。
蝉の喧噪で目が覚めるような、
木立の中で就寝しています。
(これは決して自慢ではなく、
それだけ田舎ということです。)
暑い暑いといっているけれど、
風があきらかに変わりました。
風が柔らかくなった。
昨日は、
ツクツクボウシの声。
秋来ぬと
目にはさやかに見えねども
風の音にぞ おどろかれぬる
《秋のきざしは、
はっきりと目には見えないけれど、
そよぐ風で秋の気配に感づいた。》
古今和歌集、藤原敏行《ふじはらのとしゆき》。
季節は立秋。
お盆も終わりました。
少しずつですが、
しかし確実に、
季節は進んでいるようです。
(手紙は昨年のお取引先様へのもの)
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