2013年6月。
イギリスBBC制作の「シャーロック」が
話題となっているのは、
前回の私のブログで紹介。
最近、シャーロック・ホームズが
静かなブームになっているようです。
書店で見つけました。
シャーロック・ホームズ
『絹の家(ハウス・オブ・シルク)』。
「80年ぶりのホームズ新作!」。
帯の宣伝が効いています。
矢も楯もたまらず、購入。
「ポワロ」のドラマ脚本家、
アンソニー・ホロヴィッツが作者。
コナン・ドイルの作風を
きちんと引き継いでいて、みごと。
ところどころに、ドイルの過去の作品も
引用していてオマージュもふんだん。
読まされました。
あっという間に引き込まれた。
うなる正統派ミステリーです。
およそ15ページずつの、
20章からなる構成。
舞台が変わるような章の作り方で、
飽きさせず、
とても読みやすかった。
最後の謎解きも、
納得できてみごとに収束。
それにこの本の装丁、おしゃれ。
カバーをはずすと、
すこぶる格好いい。
BBCドラマ『シャーロック』の後は、
『絹の家(ハウス・オブ・シルク)』で
お楽しみ下さい。
だから今夜も眠れない。