2012年
10月11日、木曜日。
菊美人の蔵にて。
近しい方より頂き物。
一つは「小さい秋」。
青蜜柑です。早生みかんのこと。
ジューシーで酸味が効いています。
こたつで食べる
冬のみかんもいいけれど、
秋ならではの小粒のみかん。
季節感があって、
若くて爽やか。
もう一つの頂き物は「大きい秋」。
荒尾梨。
新高(にいたか)と呼ばれるもの。
1個1キロの重さ。
とても高価。一箱頂きました(汗)。
7個入り。1万円はします。
この荒尾梨。
もちろん熊本県荒尾の特産。
びっくりするほど糖度が高い。
切ったはなから、
果汁がしたたり落ちます。
田舎に住んでいて、
かつ商売をしているとなると、
ご近所などの人とのおつきあいが、
毎日生きていくうえで、
少なからずのウエイトを占めていきます。
逃げ出したくなるほど、
わずらわしいときがあるのも事実。
共同作業や公民館行事など、
なにしろ、田舎は、
休日の出ごとが実に多い(笑)。
反面、いいことも沢山。
とりわけ、
おいしいものの
お裾分けはうれしいこと。
折々の季節に、
折々の食べ物がタダで頂ける(笑)。
これ以上の幸せはない。
田舎も捨てたモノではありません。
荒尾梨は初めての人は、普通の小振りの梨とのイメージギャップに
たいがい驚いてくれるね。
甘みも、水分もたっぷりで味もいいしね。
父母の実家が大牟田市(母の祖父は三宅姓でまさに荒尾市出身)なので、幼少時代から知っています。
蜜柑が美味しい季節になるね。
白秋の密柑山散策という小品を連想しました。
小田原の話なんだけれども、
山川みかんだとか筑後地方も蜜柑の産地なので、てっきり九州のお話かと思うほどです。
以前にも同じこと書いたかな??
http://www.aozora.gr.jp/cards/000106/files/52296_42025.html
岡村くん
コメントありがとうございます。
最近知ったのだけど、荒尾梨いいものは1個1000円を越えるのだね。
荒尾梨の糖度の高さと果汁のしたたり落ち具合は半端じゃない。
むべなるかなだ。
「密柑山散策」読んでみたよ。
チョキン、チョキンのフレーズがとてもいいね。
小さい頃、山川の山に蜜柑狩りに行ったことを思いだしたよ。
江崎俊介