2012年
5月27日、日曜日。
お昼12時。
福岡市JR吉塚駅近く。
博多サンヒルズホテル。
今日は、
九州酒造杜氏組合主催の
「杜氏と集う酒の会」。
昨年に続き2回目。
福岡県酒造組合会長として、
ご招待をうけました。
この催し、
すべて杜氏の皆さんが、
集客、企画、運営。
5000円の会費制で240名の募集。
あっという間に集まったそうです。
営業チームが集客するより、
杜氏さん達の集客力のほうがすごい(汗)。
今年は、熊本1蔵、宮崎一蔵、
佐賀5蔵、福岡16蔵。
合計23蔵が参加。
昔の「とっさん」
(愛情を込めて杜氏のことを
九州ではこう呼びます)は、
蔵の中にいて、
寡黙で頑固なイメージでしたが、
今の杜氏は、
自分の造るお酒を明確に語る
マルチな才能をもった方ばかり。
心強い限りです。
23蔵の「とっさん」たちが、
もちこんだお酒は、
100種類230本。
一人当たり、
四合瓶一本飲めるとあって、
おおいに盛り上がった会でした。
うーむ、両方とも知らない人間にとっては、酒蔵の当主の話よりも杜氏の話の方が魅力的に見えます。「当主は全体的なことをわかっているでしょうけど、杜氏の方が奥の奥までわかっているんでしょう」といった感じの受け止め方でしょうか。
やっぱり当事者性では杜氏にはかなわないと思うのですが、それを上回る何かを当主が提供できるのか、と考えればできそうですが、それが何かわかりません。。。
自由飲酒党総裁様
コメントありがとうございます。
私もそう思います(笑)。
「蔵元とはつきあいがあるけれど、杜氏はなかなかお目にかかれない」。
日本酒ファンならなおのこと、この会は画期的です。
造り手の話をききながらその酒を飲めるのですから垂涎。
何にしても造る人が売ることができたら無敵です。
江崎俊介