(長くなりました。
前日のブログから続きます。)
写真左と次の写真。
2月1日、留後、5日目。
高泡のピーク。
写真のようにタンク中央で、
泡消し器を回します。
この泡には、
多量の酵母が含まれています。
こぼれたら大変です。
後の発酵が鈍ったりします。
2月3日、留後7日目。
左の写真。
落ち泡。
高泡のピークが過ぎました。
大きくなった泡が
消えていきます。
泡ガサの上付近に、泡の跡が
付いているのがわかりますか。
ここまで、泡が増して、
泡が引き始めています。
2月4日、留後8日目。
左の写真。
落ち泡。
泡ガサを外しました。
泡がしぼんでいきます。
2月7日、留後11日目。
左と次の写真。
玉泡(たまあわ)。
発酵の終盤です。
この時点で、
アルコール度数は
15度を超えています。
2月9日、留後13日目。
左と次の写真。
地泡(じあわ)。
泡がすっかりしぼんで
表面にしわが寄ります。
これでおおかたの酒の完成。
この間、蔵人たちは、
麹や酵母の働きを助けるために
温度調整に余念がありません。
いかがでしたか。
モロミの状貌の変化。
およそ2週間に亘る、
定点、定時観測。
大変でしたが、
いい記録が撮れました。
このふっくらした発泡・・・まさに自然の豊穣を連想します。
岡村くん
コメントありがとうございます。
酵母が生きてるって感じしますよね。
豊かな自然の力です。
江崎俊介