11月18日、金曜日。
福岡県酒造組合へ、
忠清南道(チュンチョンナムド)、
韓山(ハンサン)地区の
素穀酒(ソゴクジュ)製造の
皆さんが来訪、視察。
そのときプレゼントが、
この素穀酒(ソゴクジュ)。
箱には、
「悠久な眠りからさめた
1500年の歴史ある百済の銘酒!!」と
あります。
ハングル語、
家内が訳してくれました。
さらに、訳してみると。
1500年、百済皇室の伝統。
もち米と麹を主原料にして、
100日間発酵して醸造。
甘味な酒の味と、
アルコール度数が
高い(19度)ので、ひとたび飲めば、
自分でも気がつかないうちに、
酔いが回り、
その場から起き上がれなくなる
高級な伝統酒。
「酒の味の虜になって、
過去の栄光を失ってしまった学者」
「盗みをしていて、
酒に酔ってしまい捕まった泥棒」など、
素穀酒にまつわる逸話が数多く残っています。
流民となった民が、祖国、
百済が滅びたことを、悲しみ、
白い(소)服、喪服を着て、
酒を造ったことから素(소)穀酒と
呼ばれるようになりました。
とあります。
さて、唎き酒をしてみました。
色はやまぶき色。
いきなり甘酸っぱい香り。
味も甘酸っぱい。
玄米のまま醸造しているのか、
複雑な味がします。
紹興酒や赤酒、
灰持酒(あくもちしゅ)に似ています。
ややヒネ香。
素朴な味わいです。
度数が高いので、
氷をいれて、
オンザロックで。
ごちそうさまでした。
おいしかった。
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