2月22日、火曜日。
午後4時。
白秋生家保存会
臨時評議員会の会議終了後。
白秋生家と歴史民俗資料館を
散策。
北原白秋は造り酒屋の
長男(トンカジョン)でした。
造り酒屋当時の、
酒のラベル。
北原酒造場の銘柄は、
「潮」と思っていたのですが、
この「鳳凰」もありました。
とても興味を惹くものが
ありました。
酒蔵の風景の
ミニチュア。
とても
愛らしく、忠実に、
上手にできあがっています。
往年の北原家も
このように酒造りが
盛んだったのでしょう。
白秋生家の中には、
菊美人酒造での
北原白秋の写真も展示してあります。
これは、蔵の前での写真。
白秋、加代(白秋の姉)、
白秋の長女、篁子さんなど
一族が写っています。
これは、
菊美人の座敷での
白秋を中心にしての、
一族写真。
「酒屋には酒屋よけむと
嫁に来しお加代姉さも
ただの古嬬(ふるづま)」と
詠んだ姉、加代の嫁ぎ先、
菊美人に来る度に
白秋は大歓待を
受けています。
これは貴重な資料の数々を 眼福させていただきました、ありがとうございました。
夢殿という作品に、お加代さんが登場されるのをつい最近知りました。
与田(正しくは”與田”かもしれなし)準一さんという児童文学者も 上ノ庄の生まれのようですね。
文化的な水準が高い地域なんですね。
江戸時代の殿様・立花家の文武両道の家風も影響しているのでしょうかね?
僕が住んでいた経験のある大川市にも 花宗川という、立花宗茂公にあやかった名前の川がありました。
岡村くん
コメントありがとうございます。
「夢殿」には「瀬高にて」という題名で
3首、お加代姉さんの歌があります。
それにしても、岡村くんの知的好奇心には感服します。
与田準一のこともご存じとは。
白秋に師事した児童文学者。
白秋の長男、隆太郎の家庭教師もしたと聞いています。
「小鳥はとっても歌が好き、
母さん呼ぶのも歌で呼ぶ
ぴぴぴぴぴ ちちちちち ぴちくりぴ」は、代表作。
現在、私の住む「みやま市」には、
与田準一記念館ができていて顕彰中。
江崎俊介