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白秋生家保存会臨時評議員会   柳川市立歴史民俗資料館

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2月22日、火曜日。
午後2時。

柳川市沖ノ端(おきのはた)。
白秋生家の奥にある、
柳川市立歴史民俗資料館。













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今日は、白秋生家保存会の
臨時評議員会。

北原白秋の親族ということで、
今年から父の後を継いで、
評議員となっています。

白秋生家保存会は財団法人。
今回、公益財団法人と
なるための会議。
会計方式や定款の大幅変更
など大変な作業。







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会議終了後は、
資料館を見学。
何度も訪れて、
何度も見ているのですが
白秋に関して、
毎回新しい発見があります。

「いつしかに春の名残と
なりにけり昆布干し場の
たんぽぽの花」








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「寂しさに
秋成がふみ読みさして、
庭に出でたり白菊の花」
















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「毬もちて遊ぶ子どもを
毬もたぬ子ども見ほるる
山桜花」

この3首の色紙いづれも、
当家でも所蔵しています。

白秋は何万も作った
短歌のなかで、
特に気に入ったものを
このようにしたためています。







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白秋は良寛和尚の字を
お手本としています。

とても繊細で
バランスの良い字です。

歌集「雀の卵」の
原本を展示してありました。
白秋が極貧から抜け出した
エポックメイキング的な
本です。
出版社は、弟鉄雄氏が
創業したアルス社。



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コメント(2)

これは 大変大事なお役目 お疲れ様です。
郷土の文豪が、ますます日本そして世界に認知されるように ご活躍を
祈っています。

白秋は良寛和尚の字をお手本・・・なるほど 柔かく優雅な趣が似ています。
一見女性的と見えるほど、繊細ですが、凛とした書ですね。

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