8月24日、火曜日。午後1時。
佐賀市、佐賀県酒造会館。
今日は、九州の日本酒醸造元の
若手経営者で構成する、
「九州清酒協議会」が主催する
「純米酒研究会」。
「九州清酒協議会」は現在、
私が代表幹事を務めています。
清酒の消費量が低迷する中、
純米酒部門は堅調。
酒蔵が生き残るには、
純米酒部門の
技術研鑽、商品開発が不可欠。
県境を越えて、
九州全体で酒質の向上と
純米酒の販売拡大のきっかけを
つくろうと発足したのが、
「純米酒研究会」です。
佐賀「万齢」醸造元の小松君らの
肝いりで、今年で3回目。
毎年、会場は各県持ち回り。
今年は、佐賀県酒造会館にて
開催となりました。
佐賀県酒造会館。
佐賀城のお堀の隣。
ホテルニューオータニ佐賀の
前にあります。大変便利。
今回の「純米酒研究会」、
合計41名の参加。
九州の若手蔵元の熱気が
感じられる会となりました。
各蔵の純米酒を
持ち寄り、
ブラインドでテイスティング。
(銘柄、原料などを隠して利き酒)
全国の市場でおいしいと
言われてている純米酒、
注目されている純米酒も
10銘柄ほど入れて、
64種類の利き酒となりました。
41人での、64種類の利き酒。
会場はクーラー全開でも
みんなの熱気で汗が流れでます。
4点法で、一つ一つの酒に
コメントを入れていきます。
私は、今回の64種類の利き酒、
暑さで集中力がとぎれないように、
途中で休憩を入れずに、
一気に利き酒しました。
それでも、
1時間かかりました。
気合いの利き酒。
利き酒の結果は、全員の
結果を集計し、それぞれの
お酒の利き酒の採点も公開。
自分の蔵の純米酒の公正な
結果がわかり、とても
ためになる利き酒。
会の後半は、
佐賀県「東一(あずまいち)」の
勝木製造部長のセミナー。
勝木氏は、
九州の清酒製造指導の牽引役。
新進、進取の清酒の製造法など
われわれ若手に託す、
製造方法、貯蔵管理を
熱く伝えて頂きました。
とても得ることの多い
研究会となりました。
九州の清酒醸造元、
みなさんに納得して頂けるような
おいしいお酒を精進して
造り続けます。
これからも応援よろしく
お願いします。
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