7月16日、金曜日、朝10時。
福岡市、博多ふ頭第1ターミナル。
昨日まで大分県別府でしたが、
今日から一泊二日で、
長崎県の壱岐島へ。
壱岐は、福岡市より
北西へ80キロ。
玄界灘にある離島です。
日本酒造組合北九州支部の
経営者研修会が開催されます。
今年は長崎県が当番ということで、
壱岐焼酎で有名な壱岐での
開催となりました。
ジェットホイルで、
約1時間半。
海上もおだやかで、
大きな揺れもなく快適な船旅。
往復で9000円。
ちょっと高い?
無事、壱岐島へ到着。
壱岐は、昔から「麦焼酎」の産地。
原産地呼称が認められています。
フランスのボルドーワインや、
イタリアのゴルゴンゾーラチーズ
フランスのシャンパン、
イギリスのスコッチウイスキー
などがそれにあたります。
日本でこの地理的表示を
認められているのは、
熊本県の球磨焼酎(米)、
沖縄県の琉球泡盛、
鹿児島県の薩摩焼酎(いも)、
そして、この
長崎県の壱岐焼酎(麦)
だけです。
壱岐には現在7蔵の
麦焼酎蔵があります。
壱岐の麦焼酎の特徴は、
大分県の麦焼酎に比べて、
常圧蒸留のため、
麦の香りが高いこと。
昔懐かしい麦チョコの香り
といえば、おわかりに
なりますでしょうか。
研修会会場は、
今年3月にオープンした
「一支国(いきこく)博物館」。
設計は黒川紀章。
黒川氏の遺作。
日本と大陸の中継地点だったことを、
証明する壱岐の歴史が
展示されています。
私たちの祖先が、大陸から
壱岐に渡って九州に
着いたと考えると神秘的ですね。
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