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黒糖焼酎「龍宮」   鹿児島県、奄美大島見聞録(4)

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6月25日、金曜日。

15:30。


黒糖焼酎

「龍宮(りゅうぐう)」の醸造元、

富田酒造場を訪れました。













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私たちが宿泊するホテルから歩いて2分。

なんとも、旧名瀬市の繁華街まで2分。


蔵仕事が終わって飲みに行くには、

絶好の場所です(笑)。

(そういうことを、

蔵の方にお話ししたら、

「その通り」と

笑っていらっしゃいました。)。












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本日案内して頂いたのは、

富田恭弘専務取締役。


長雲の山田酒造と同様、

大量生産せずに、

大切に黒糖焼酎造りを

されているお蔵。











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こうじ米は、
国産のうるち米。


















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種麹は黒こうじ。
黒麹仕込みが特徴のお蔵。

















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45時間の製麹は、すべて手作業。

まさに、手塩にかける作業と

語って頂きました。


蔵の至る所に富田専務の

創意工夫がなされていて、

蔵の中に専務の情熱が

あふれています。









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先般は、

富田専務が中心となられて、

息子さんを含む同業の焼酎蔵

16名の皆さんと

同じ蒸留酒である、

アイレイウイスキーの故郷、

英国のアイラ島にまで

視察に行かれたそうです。










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これは、原料の黒糖。


試飲をさせて頂きました。

黒糖焼酎は、日本酒に比べて、

比較的製造方法がゆるやか。












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一つの蔵でも色んな特徴のある

黒糖焼酎をつくってらっしゃいます。


数種類飲んだくらいでは、

本当の黒糖焼酎の面白さは

わからないというのが実感です。


当日は、5時から横浜出張とのこと、

快く蔵見学を引き受けて頂き、

本当にありがとうございました。







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左より、石蔵酒造、石蔵利憲氏。

国の寿、目野信太郎氏。

若竹屋酒造場、篠田成剛氏。

花の露、冨安拓良氏。

私。

薫仙、山田慶一郎氏。

富田酒造場、富田恭弘氏。

三井の寿、井上宰継氏。

庭のうぐいす、山口哲生氏。

藤娘、後藤和夫氏。

杜の蔵、森永一弘氏。


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