7月21日、夜8時。
上庄祇園祭、初日。
祇園祭の初日の夜は、
大提灯が、上庄の町内を
練り歩きます。
この大提灯はすごい。
微細な図柄が施されています。
この大提灯は、
福岡県有形文化財です。
この大提灯の作成は本当に大変。
保存会の皆さんが毎年、
3ヶ月をかけて、作成します。
手前が今年の大提灯。
次のが昨年のもの。
その次が一昨年のもの。
保存会の皆さんの努力で、
毎年一体、奉納されます。
約高さ2メートル、
直径1メートルの提灯に、
人物、花鳥、山水を
意匠を凝らして
和紙に布や魚の鱗、虫の羽、
木の皮などで作成されます。
今年の大提灯は、歴史絵。
琵琶湖の湖上を馬で越えたという、
「明智左馬之助、湖水渡り」。
これは、大提灯のお昼の様子。
これが、夜の様子。
灯りがともると、
きらきらと、虫の羽や、
魚の鱗が光り出し、
なんとも幻想的です。
この大提灯、
八坂神社の展示室に、
年中展示してあります。
是非、ご覧下さい。
一見の価値があります。
今年は、
上庄小学校の五年生たちが、
保存会の皆さんの指導で
小さな提灯を造り上げたようです。
とても、上手に
出来上がっていました。
親から子へ、
地域の伝統が
伝わっていきます。
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