何と書いてあるかわかりますか。
甲骨文字です。
甲骨文字とは、亀の甲羅や獣の骨に刻まれた
中国の殷の時代の文字です。
現存最古の中国の文字で
漢字の起源の文字といったところでしょうか。
「東風燕来タル」。
「風」という字は、
木々がざわめいているようで、面白い。
「燕」は、まんま、ツバメの形です。
すごく、面白くて楽しい。
5月になり、うちの座敷の掛け軸は、
ツバメを題材にした
この掛け軸となりました。
この書の作者は、
江崎眉山、私の叔父です。
ちょっと前のことですが、
一ヶ月ほど前の、
4月21日〜25日、
私の母の兄である、
江崎潮(眉山)の書作展が
開催されました。
場所は、
みやま市立図書館。
私の叔父、江崎潮(眉山)は、
五十有余年、書に親しみ、
情熱を注ぎ、道を究めて、
77才、喜寿の祝として、
書作展を開催しました。
書作の中に入っていくと、
その書作から、
叔父の「気」があふれ出していて、
圧倒されます。
会場内が、叔父の
書作を書いたときの気合いで、
みちあふれていました。
お酒に関する書作や、
お酒のラベルの
ヒントになるような書作もあり、
大変有意義な時間が過ごせました。
左より、
家内、母、父、
叔父の江崎潮(眉山)、
叔母の江崎邦子、
長女、私。
書からあふれ出る「気」に
圧倒され、感動した一日でした。
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