私の酒造りのブログに
よく登場する
米を蒸す光景。
この場所を、「釜場」と言います。
また、この米を蒸す道具を
「甑(こしき)」と呼びます。
この甑は、ステンレス製。
大きな釜の上に
この甑が座っています。
釜の中でお湯を沸かし、
その蒸気が、甑の中にある
お米を蒸すのです。
甑(こしき)の内部です。
このように、空いた穴から
蒸気が噴き出し、
米が蒸し上がります。
日本酒のお米は、
炊くのではなく、蒸します。
約1.8トン、一万食分が
一回で蒸し上がります。
このように
甑(こしき)の中に、
釜師(かまし)と呼ばれる
男衆が入って、
米をかき出します。
釜師は、
当然、あつあつの
蒸し米の上に立って
蒸し米をかき出します。
その甑の中で履くのが、
この下駄です。
すごく大きい下駄ですね。
蔵開きの時は、
実際に展示します。
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