島料理、「喜多八」。
「長雲」の山田専務も褒める
奄美大島の島料理を出してくれます。
先日も黒糖焼酎蔵の皆さんで
宴会をしたところだそうです。
お酒は、黒糖焼酎。
当たり前のようですが、奄美大島では
黒糖焼酎を飲むのが、地元の人も基本。
どこに行っても、ビールと黒糖焼酎のみ。
福岡県に行ったら、福岡の酒しかない
というようになりたいものです。
造り手と売り手と飲み手のお互いが
リスペクトしていないといけません。
我々、造り手は良いものを造る努力を
惜しんではいけないのでしょう。
山田酒造さんの「長雲」「一番橋」を
頂きました。
私のブログは、
極端に食事の写真が
少ないのですが、
「喜多八」さんの島料理、
本当においしかった。
ちゃんと、食事の写真撮りました。
前菜です。
きょうりと鶏肉の酢付け。
八寸。
島らっきょ。
お刺身を酢味噌で食べます。
手前の緑色のは「いぎす」。
海藻をゼラチン質に固めたもの。
酢味噌といっても、
私たちの想像する酢味噌では
ありません。
ソテツの実が入っていて、
にんにく胡麻の味もします。
中華風というか、
バンバンジーの味というか。
とにかく食べたことのない味。
うまい、絶品です。
とんそく。
噛むと溶けます。
あまりのおいしさに、
おかわりしました。
卵おにぎり。
うますぎるーーぅ。
味は、ハムは入ってませんが、
沖縄のスパムおにぎりに
似ています。
最後は、いかすみ汁。
奄美では「まだ汁」といいます。
お味噌汁を一旦作って、
そこに「アオリイカ」の
いかすみを入れたもの。
美味です。
生まれて初めての味です。
ひとつひとつの料理の解説を、
長雲の山田専務がして下さいます。
ただ、出てくるものを
食べるのとは大違い。
料理のおいしさが倍増します。
大変ぜいたくな懇親会になりました。
私も幸せそうです。
その後、二次会、三次会と
深い夜の奄美に突入していったのは、
推して知るべし。