最後の仕上げ
   「しぼり」
Shibori : The final step

米はタンクの中で約一ヶ月をかけて、酒のもと(もろみ)になります。もろみから酒粕を除き酒に仕上げる「しぼり」は、味わいを左右する大切な工程です。

私たちは一般的な機械しぼりに頼りません。人の手をかけることを惜しまず丁寧に雑味を取り除きます。それにより、澄んだ味わいの中に旨みを感じる菊美人の酒が生まれます。

槽しぼり
雫しぼり

二種類のしぼりを使い分けています。澄み切った味わいの雫しぼりと、味の奥行きを感じる槽しぼり。美味しさへの自信、味わいの象徴として、雫・槽の落款を配しています。

雫しぼり Drip filtering

お酒のもと(もろみ)を詰めた酒袋を吊るし、一滴一滴と滴り落ちる雫が集まるのをじっくりと待ちます。少量しか生産できず手間暇もかかりますが、通常の製法とは比較にならないほど澄み切った味わいが得られます。

雫しぼりの繊細な味わいは、酒通の方々にはもちろん、普段は日本酒を召し上がらない方にも驚きとともにお喜びいただいています。

槽しぼり Press filtering

お酒のもと(もろみ)を詰めた酒袋を、槽(ふね)の中に一つ一つ丁寧に手積みします。

一般的な搾り機のように強い圧力をかけてお酒をしぼりきることはできません。はじめに流れ出る、雑味が少なく理想の味わいを満たしたものだけを採用しています。

私たちの「槽しぼり」は、美味しさの品質を満たしている証です。

白秋便り

月に一度、白秋の歌とともに

明治三十三年、菊美人の六代蔵元に嫁いだのは、詩人・北原白秋の実姉、加代でした。
故郷を離れた白秋にとって、唯一のふるさととのつながりは、姉の加代と菊美人でした。
月に一度、白秋の歌を一首添えて、蔵で手をかけた一本を、季節とともにお届けしています。

    「白秋便りを受け取る」を押していただくと、菊美人 白秋便り・蔵からのお知らせの配信に同意いただいたものとします。
    配信は月に一度です。いつでも配信を停止できます。 お預かりした情報はプライバシーポリシーに従って取り扱います。