3月2日、水曜日。午後。
福岡市天神、福岡三越。
今日から3月8日まで、
新潟県の鎚起銅器のブランド、
玉川堂(ぎょくせんどう)さんが
来福されると
聞いていましたので
楽しみに行ってきました。
玉川堂は、「銅」を、
金「鎚」(かなづち)で、
「起」こしながら、
「器」を造っていく、
「鎚起銅器」(ついきどうき)の
老舗。無形文化財。
酒器も味わい深い作品が
いくつもあります。
銅器の平口の盃です。
写真では大きさがちょっと
わかりにくいのですが、
45CC程度は入ります。
盃の内側は、
錫(すず)をコーティング
してあります。
手に持つ方の、
盃の柄がなんとも
言えぬほど深みのある色付け。
飲めば飲むほど、
手で持てば持つほど
時とともに更に風合いが
増すと確信。
ちょっと高かったんですが、
とても気に入りました。
「奇貨居くべし!」
(きか おくべし)
思わず快哉を叫びました。
一目惚れ。
いい盃に育てたいと
思ってます。