4月20日、午前11時。
シャンハイ、浦東国際機場。
プドン空港から市内までは、
タクシーで1時間。200元程度。
(1元=約14円)
せっかくだから、
リニアモーターカーで行こうと、
安永氏が提案。快諾。
漢字で「磁浮」。
「磁石で浮く」ってわかり易っ。
Maglevマグレブは、
Magnetic levitation 磁気浮揚の略。
チケットは、50元。
航空券の半券もってると40元に割引。
全行程30キロ。
乗ってあっという間、たったの7分。
チケットは、プラスティックカード。
カードは回収式。
カードの表面がすり切れてる。
相当使い込んでいるのが
ちょっと哀しい。
ドイツ製。日本は入札で負けたと、
当時ニュースになったような。
432kmも最高速度でるのに、
なんとも座席がちゃちい。
大丈夫かなーー。
残念ながら、
今回最高速度は、301km。
それでも、速い。
窓の外の景色は飛んでいく。
「スピード、スピード、窓の外、
畑も飛ぶ飛ぶ、家も飛ぶ」のノリ。
充分、堪能しました。
わずか7分の乗車時間でしたが、
久しぶりに、
はしゃいでしまいました。
市内は「上海世博会」の文字。
5月1日から始まる、
「シャンハイ万博」一色です。
至る所に、
「海宝(ハイポウ)」君。
余談ですが、「磁浮」から降りて、
タクシー乗り場に行くと、
中国人同士でどなりあいの大げんか。
この日だけでも2回見ました。
旅行期間中、7回ほど、どなりあい
見ました。強烈な自己主張の町です。
これは万博タクシー。
このタクシーでないと
万博会場付近まで行けないそうです。
政府が、今回、新車4000台、
一気に投入したそうです。
メーカーはフォルクスワーゲン。
上海のタクシーは全てワーゲン。
当時、トヨタは入札で負けたらしい。
以来、タクシーは全てワーゲン。
なんか、癒着の図式も見え隠れして、
「怖いなー」と着いた早々、
思ってしまいました。