2012年
9月11日、火曜日。午後。
菊美人の蔵にて。
今夏は、私が公務で
多忙を極めたこともあって、
約半月ほど遅れてしまいましたが、
今日は「呑み切り」の日。
「呑み切り」は、
酒蔵の夏の重要な行事です。
冬に仕込んだお酒が、
火落ちなどおきていないか、
良好に熟成が進んでいるかを
確認する行事。
「呑み(貯蔵タンクの
下についている栓)」の封を
「切る(開ける)」ことから、
「呑み切り」。
福岡県醸造試験所の
鈴木正柯先生にもおいで頂き、
杜氏以下蔵の全員でチェック。
良好な推移、異常もなし。
この数年、
おかげ様で売上も順調。
来期の生産は増石予定。
酒造りの方針も
確認することができて、
実りのあった一日。