2013年
7月1日、月曜日。
午前10時半。
菊美人の蔵にて。
「自分たちの街の自慢を探そう。」
社会科の授業。
私の母校、上庄小学校3年生の
子どもたちがやってきました。
上庄地区の昔の様子、
菊美人の歴史、酒造りの話。
皆さん、想像してみてください。
小学校3年生に酒造りの話。
どう話していいのか。
筑後平野でいい米が取れるという話をしても、
「筑後平野」でキョトン。
(先生によると社会科は3年生からの教科らしい。
平野の名前なんてまだ知らないよね。)
オトナ言葉をコドモ言葉に
変えて話すのは至難。
説明してる最中から、
冷や汗、なま汗が流れます。
屈託のない質問も連発されました。
子ども:「お酒の種類を教えてください」
私:「いい香りのするお酒や、
お米だけで造ったお酒などがあるよ。」
子ども:「毎日、何本できるのですか?」
私:「お菓子みたいに毎日できるわけじゃないんだ。
およそ半年にわたってお酒をつくっていくんだよ。
お米つくりから考えると約一年かかるんだ。」
ちゃんと一生懸命答えました(汗)。
大変でした。こっちが勉強になりました。
ありがとう。