2011年12月7日。
午前10時。
昨夜、
しこたま飲んだのに爽快。
強い肝臓に生んで頂いて、
親に感謝。
高知県安芸郡芸西村、
「土佐しらぎく」醸造元、
有限会社 仙頭酒造場。
仙頭雅男社長より、
蔵の概略を拝聴し、
仙頭竜太専務より、
製造の詳細を伺った。
全国の銘醸蔵で修行された、
竜太専務を中心に、
「土佐しらぎく」は、
めきめきと
力をつけられているお蔵。
随所に智恵や工夫があって、
独自の酒造り。
深い共感を覚えた。
一泊二日のあっという間の
高知研修旅行。
とてもえるものが大きかった。
それにしてもよく飲みました。
「男もすなる日記といふものを、
女もしてみむとてすなり。」の
冒頭で有名な、
紀貫之の「土佐日記」。
土佐日記は、
土佐の国司、
紀貫之が任期を終えて
土佐から京に帰る旅を
綴った紀行文学。
そういえば、「土佐日記」でも、
登場人物たち、
ずーーっと、
お酒ばっかり飲んでいます。
ありとある上下、童まで酔ひ痴れて
(身分の上の者も下の者も、
子どもまでもが酔いつぶれて)とか、
酒なにと持て追ひ来て
(酒などを持って追いついてきて)とか、
おのれし酒をくらひつれば
(自分はお酒を十分飲んでしまったので)などと、
土佐を出るのに、祝酒ばかり飲んでいて、
出発するのに25日もかかっています。
本当にお酒を飲むお国柄。
歓待が忘れられない(笑)。
南国土佐。
もう一度訪れたい場所、
ナンバーワンです。
お世話になりました。