8月上旬。
韓国の
ディストリビューターから
発注がありました。
4月末に発送していますから、
今回の発注は3ヶ月ぶり。
海外での、
風評被害による
日本食や日本酒の
敬遠があるにもかかわらず、
3ヶ月後の発注は
なんともありがたいことです。
韓国のお盆、
チュソク(秋夕)での
贈り物用のお酒の発注です。
チュソク(秋夕)は、
韓国の秋のビッグイベント。
韓国の人にとっては、
ソルラル(旧正月)と並ぶ、
代表的な名節。
一斉に故郷に集まって、
お墓参りをします。
日本のお盆の比較にならないほど、
都会から田舎、故郷への
民俗の大移動が起こります。
さすが儒教の国です。
その時は、
かならずお土産をもっての里帰り。
デパートや商店は、
チュソク前は大商戦になります。
今回のお酒の出荷、
原発の放射能が
関係ない商品であることを、
(=福島原発付近の13都県で、
生産された日本酒ではないこと)
証明する書類を
添付しないといけない。
これがないと、
韓国の税関を通らない。
この書類、国税局が発行。
懇切にご指導も頂き、
超スピードで発行して頂きました。
出荷する日本酒が、
間違いなくうち(福岡県)で
できたものであることを
証明しなければなりません。
書類作成にまるまる2日間。
実に大変でした。
福島原発、今も放射能が
漏れ続けている。
5ヶ月たっても収束が見えない。
いろんなところに、悪い影響。
風評を気にせず、
韓国の方達が
笑顔で日本酒を
飲んで頂けますように。