12月29日、木曜日。
朝8時。
菊美人の蔵の玄関先。
このところ冬らしい
寒さが続いています。
冬の澄み切っている空気は、
冷たくて気持ちがいい。
玄関にある、
トウカエデの黄色の葉も
やっと全て落葉しました。
今年は、
紅葉が遅かったのですが、
年内にはなんとか落葉しました。
今年の落葉。
ちょっとした
小山になっています。
壮観ですね。
ナツツバキの木には、
葉のつぼみも
芽吹き始めました。
平家物語の有名な冒頭、
「祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、
盛者必衰のことわりをあらはす。
おごれる人も久しからず、
ただ春の夜の夢のごとし」の
「沙羅双樹(シャラソウジュ)」は、
このナツツバキのことです。
真夏には、
真白い花を咲かせます。