1月12日、水曜日。
午後3時。
菊美人の蔵の中。
いよいよ蔵の中は酒造りで
熱を帯びてきています。
杜氏を中心に製造チームは、
慌ただしくなってきました。
蔵への泊まり込みも
始まっています。
泊まり込みが始まると、
蔵のまかないで、
母や家内を中心として、
女性陣もおおわらわ。
女性陣の頑張りぶりは、
後のブログにて。
今日は、巡回指導の日。
福岡県醸造試験所の鈴木先生、
福岡県生物食品研究所の
一松先生、大場先生が来蔵。
今年の菊美人の
造り始めの出来具合の確認と、
今年の米や気候から、
酒造りの特徴を話し合いに
来て頂きました。
写真は、大吟醸造り用の、
糸島産、酒造好適米「山田錦」
35%精米の麹。
きちんとできあがっているとの
評価をうけました。
酒母の様子。
だんだんと量をふやして
造っていく段仕込みの
「もと」になるものですから、
酒母(お酒の母)といったり、
酛(もと)といったりします。
今年のお米は、
猛暑で全国的に不良が
多かったのにもかかわらず、
幸運にも福岡のお米は、
安定して良好だということ。
しっかり、いいお酒が
できるとのこと。
気候が、例年になく
寒い日が続いているので、
温度管理に一層の
気配りをすることなどの
指摘がありました。
酒母も良好。
順調に生育しているとの
ことです。
酒蔵びらきの頃は、
とてもいい香りのお酒が
できあがります。