2013年10月某日。
来年2014年の
楽しいカレンダーを見つけました。
陰暦のカレンダー
(第一紙行)。
陰暦とは、
お月さまの一周期を一ヶ月とする暦。
明治5年12月3日に、
太陽暦に変わるまで
1200年使われてきた日本の暦。
当時、大騒ぎだったでしょうね。
突然3日で、来年の元旦になるんですから(笑)。
太陽暦は、4年に一度、2月29日という
「閏(うるう)日」がありますよね。
陰暦には、およそ3年に一度
「閏(うるう)月」があります
(正確には、19年に7回)。
一年が13ヶ月ってことです。
来年は、九月と閏九月。
九月が2回あります!
とてもおもしろい。
旧暦は一ヶ月遅れと簡便に言っていますが、
例えば、中秋の名月は太陽暦で毎年、
違う日というわけです。
1日のことを「ついたち」というのは、
「お月様が現れる」
「月が立つ」「つきたち」から。
30日のことを「お月様が隠れる」
「月が隠(こも)る」から
「つごもり」と言います。
12月31日を大晦(おおつごもり)と
言ったりします。
日本はお月様とともに生きてきた。
潮の満ち引きも、
女性のサイクルもお月様のサイクル。
俳句の季語だったり、祭りだったり、
今も陰暦は暮らしの中に息づいています。
慌ただしい毎日だから、
時折、月を眺めていたい。
そう思いませんか。