2013年11月某日。
福岡市内。
今年は、「酒税の保全及び
酒類業組合等に関する法律」、
いわゆる「酒団法」(組合法)が
制定されて、
酒造組合、酒販卸組合、
酒販小売組合が設立されて
60年の節目の年となります。
その記念として、
福岡国税局長より、
感謝状を頂くこととなりました。
長く、業界の発展に
尽くしたということ。
思えば、昭和63年に、
東京でのサラリーマン生活に終止符を打ち、
家業である酒造りと
全酒類卸売業を引き継いで、
25年が経ちました。
4半世紀も経ったことに
今更ながら驚きます。
経営を引き継いだときは、
バブルの終わり。
景気の後退と
規制緩和・自由化の嵐の中で、
地方の零細企業には、
きびしい25年間。
同業他社が舞台からどんどん
退場を余儀なくされる中、
よくぞここまで潰れずに、
家業を守ってこれたと思うし、
ひと様や、地域の皆様、
同業他社の皆様にも、まがりなりにも、
お役に立ってこれたことは、私の矜持。
古くさい人間かも知れませんが、
今回、「おかみからお褒め頂いた」こと、
純粋にうれしかった。