2013年
7月26日、金曜日。
東京、新橋。
日本酒造組合中央会。
今日は、原料委員会。
年に数回、中央会で、
農林水産省やJA全農と
主に原料米について話し合っています。
以下は私見です。
おおまかに日本酒の原料となるお米は、
大吟醸などに使う酒造好適米、
純米酒・本醸造などに使う酒造用米、
上撰などに使う加工用米と
3つに大別されます。
基本、みなさんが食べる食用米と、
酒造米は異なるものと
考えて頂いてオッケーです。
その酒造米が、足りない。
この3年ほど、特に顕著。
不思議な話です。
一方では、米余り。
減反政策で、
米を作るなと抑制しておいて、
欲しい米は手に入らない(悲)。
もう今更、悔やんでも
詮ない話ですが、
戸別所得補償制度あたりから
話がおかしくなってきた。
いい酒造りには、
いい米が欠かせません。
今の政権には、
同じ轍を踏まぬよう、
くれぐれも民間の足を引っ張らぬよう、
本当にお願いしたいものです。
政治家の皆さん、農水の皆さん、
よろしくお願いします。
中央会ビルの下の
酒プラザには、
夏の酒がズラリ。
菊美人の夏の純米もありました。