2012年8月7日、火曜日。
午前8時。
奈良漬の本漬けの日。
菊美人の蔵のあるみやま市は、
筑後一円からも買い付けにくるほどの
良質な「白ウリ」の産地。
菊美人の酒蔵も、何十年にわたり、
蔵に伝わる製法で奈良漬を
毎年漬けています。
今年は、7月17、19、21日の
三日間にわたり、
その日の朝ちぎったウリが
やってきました。
その新鮮なウリを、
その日のうちに塩漬けします。
菊美人の奈良漬は、
さらに二週間後、
新しい酒粕に漬け直します。
酒粕をふんだんに使った奈良漬が
「菊美人の奈良漬」の特徴です。
酒粕の風味の良さが増して、
カリカリとした食感が味わえます。
これは、
ウリを漬け込んで残った
1回目の大吟醸の酒粕。
この酒粕にそのまま野菜を、
入れるだけでおいしい浅漬けが
できあがるので、便利で評判。
ご近所にただでお譲りしています。
すぐ無くなってしまいます。