2011年12月6日、
午後2時。
四国、高知市長浜。
酔鯨酒造株式会社。
お話を、製造部部長、
野勢晶氏より伺う。
2700石。
高知県内第4位の石高。
県外に多く出荷される、
全国有名蔵。
「酔鯨」の由来は、
山内容堂公の
雅号「鯨海酔候(げいかいすいこう)」に
因んでの命名。
鯨のようにおおらかに飲み酔う。
いい名前ですよね。
山内容堂公は、
NHKの「龍馬伝」では、近藤正臣が熱演。
ドラマの中では、
あまりいいイメージではない
容堂公でしたが、
大酒飲みだったのは確かなようです。
「昨日は橋南に飲み 今日は橋北に酔う
酒あり飲むべし 吾酔うべし」
とは容堂公の歌。
土佐のお酒は、
辛口の酒というイメージでしたが、
この「酔鯨」、
酸味がきいていて
味がしっかりある印象。
土佐の維新の志士も、
この「酔鯨」を飲み、
日本を動かす
原動力になったに違いありません。