11月18日、金曜日。
午前10時。
福岡市東区馬出、
福岡県酒造組合会館。
本日は、福岡県酒造組合へ、
韓国からのお客様が視察。
私の家内が、若干、
韓国語ができるので
私が担当となりました。
家内と二人で対応することに。
視察者は、
忠清南道(チュンチョンナムド)の
韓山(ハンサン)地区で
素穀酒(ソゴクジュ)を
製造している皆さん。
忠清南道(チュンチョンナムド)は、
韓国中西部。
ソウルから南西に位置します。
太田(テジョン)の西。
田園地帯。
韓山(ハンサン)地区は、
韓国伝統酒の
素穀酒がまちの名物、
無形文化財。
その素穀酒の組合を、
たちあげようということが、
福岡県の酒造組合への
訪問、視察のいきさつ。
お話を聞くと、韓山地区、
素穀酒製造は、
会社単位でなく、
家単位で、
およそ30軒ほどが製造。
その製造方法もまちまち。
組合を設立し、それを核として、
素穀酒を販売。
大いに韓山地区の観光、
まちおこしに結びつけたいとのこと。
約1時間ほどの説明ののち、
質問の時間。
日本酒の製造方法から、
会社の経営、
組合の運営まで多岐。
皆さんの真剣さが伝わってきます。
約2時間半の視察会議でした。
矢継ぎ早の質問、
通訳を介しての説明。
本当に疲れました(笑)。
最後に素穀酒(ソゴクジュ)を
プレゼントして頂きました。
とても感謝して頂きました。
少しはお役に立てたようです。
フランスではワインが。
日本では日本酒が。
世界中で、その国の伝統酒は、
苦戦しています。
韓国での素穀酒が復権できますよう。