8月6日、土曜日。
午前8時。
北京市内。
故宮博物院。
旧、紫禁城。
城内にどんどん入っていきます。
太和門の様子。
もういくつ
門をくぐったでしょうか。
圧倒的な迫力です。
城内に入る前に、
インフォメーションセンターが
あります。
そこで、日本語解説の
ヘッドフォンの貸し出し。
この機械、スグレモノ。
場所、場所のセンサーと
連動して、その場所の
解説が自動的に始まります。
40元(520円)。
あぁ、
ついにやってきました。
太和殿。
紫禁城の中心。
ベルトリッチ監督、ジョンローン主演、
映画「ラストエンペラー」での、
愛親覚羅溥儀(あいしんかくら ふぎ)の
即位式は、ここで撮影されました。
荘厳で華麗な太和殿。
近づけば近づくほど、
威容に圧倒されます。
何とも言えぬ威圧感。
皇帝の即位式。
三跪九叩頭の礼で、
臣下達が迎える中、
「帰りたいよ−」と
泣きじゃくるわずか3才の溥儀。
父親の醇親王が、
「すぐ終わるから、
すぐ終わるから」と
なだめたのは有名な話。
父、醇親王の言葉通り、
わずか3年で溥儀は、
皇帝を終わります。
軍閥から追い出されるまで、
その後17才になるまで、
溥儀はこの紫禁城に
住み続けます。
中国の歴史に、
対面しているようで感動。