7月24日、日曜日。
夜8時。
菊美人の蔵のある地元、
みやま市瀬高町上庄地区。
上庄地区に
380年伝わる夏祭り、
上庄祇園祭が
始まっています。
今日が4日目。
メインイベントの
大人形祭が始まりました。
写真は、
菊美人の蔵の様子。
なんだか、
祭りの灯りで、
雰囲気が違って見えます。
筑後地方の奇祭。
背丈3メートルほどある、
二体の大人形。
この大人形の股をくぐると、
一年間無病息災。
特に、赤ちゃんや小さい子どもは、
大人形の顔かたちを見て、
泣けば泣くほど、
元気に育つと言われています。
「大人形の股をくぐる」と、
無病息災。
奇祭の奇祭たる由縁。
全国にここだけでは
ないでしょうか。
そして、
24日の深夜12時。
大人形を安置している、
御仮屋(おかりや)から、
筍山(たけのこやま)と呼ばれる、
やぐらに大人形が登ります。
若衆が担いで登ります。
翌日25日の
お昼12時まで、
大人形は筍山の上。
一晩中、若衆のたたく、
太鼓が鳴り続けます。