5月21日、土曜日。
午後4時。
高校時代の友人たちと
メーリングリストを
つくっています。
そのメーリングリストで、
お互いの近況を
伝え合っています。
その友人の一人、沢畑亨君。
熊本県水俣市「愛林館」の館長。
愛林館は、水俣市の
村おこしセンター。
東京大学を卒業後、
沢畑君は公募に応じて館長となり、
森や棚田を守るプロ。
地域に根ざす活動を実践する異才。
その沢畑君からメーリングリストに
お誘いがありました。
彼が支援する、久木野の寒川棚田の
「棚田のあかり」イベント。
沢畑君に言わせると
この寒川棚田、自称日本一の棚田。
700枚あるそうです。
その棚田の田植え前、棚田のあぜ道に、
2000本もの、たいまつに
火をともすイベント。
「棚田のあかり」。
行きたくて、行きたくて、
何とか用件を済ませて、
決意をしたのが夕方の4時。
菊美人から2時間半。
間に合いました。
あいにく、
小雨がパラつきましたが
むしろ山際がはえて幻想的。
いやぁ、とてもきれいでした。
山の端に日が沈んでいくにつれ、
棚田のたいまつが、
棚田の田植え前の水面に映り、
2倍の明るさになります。
私が住んでいる、
だだっ広い筑後平野の
水田風景とは違って、
山間部の棚田の維持の
大変さが想像できました。
慌ただしかったけれど、
沢畑君にも会えました。
実は、今回のブログ、撮った写真を、
あろうことか全部消去して
しまいました(涙)。
沢畑君とのツーショットも
消えてしまいました。
みなさんに棚田のあかりの
美しさを伝えたかったのに
まことに残念。
きっと、また水俣においでと
いうことでしょう。
今度は泊まり込みで
お酒を持って行きます。
とてもいい経験でした。
また来ます。
最初の写真は、西日本新聞、
最後の写真は、熊日新聞から
転載させて頂きました。