菊美人の蔵においでになる
お客様のほとんどが、
軒先の酒林(さかばやし)に
興味をもたれます。
「一体何?」
「なんて名前だっけ?」
「ハチの巣?」
名前は「酒林(さかばやし)」。
杉玉、杉の葉、酒箒などとも。
歴史は古くて、
江戸初期に現れた
造り酒屋の目印、看板です。
昔は毎年、新酒ができると
「新酒ができました」との合図に
杜氏たちが
青々とした酒林を造って
造り酒屋の軒に飾りました。
それが転じて、
いつも軒先に飾って、
「造り酒屋の目印」
となっています。
直径が50㎝近く
ありますので
かなり遠くからでも
人目を引きます。
今年は、菊美人、
新しい酒林を2つ
造りました。
2月に造ったのですが、
もう杉の葉の先は
茶色くなっていますね。
玄関先の酒林と、
西の蔵の酒林。
だんだん茶色に
変化していくのも面白い。
蔵に来て頂いた際は、
是非ご覧下さい。