菊美人酒造

今年の酒母(しゅぼ)   酒蔵巡回指導

R0011785.JPG

1月12日、水曜日。
午後3時。
菊美人の蔵の中。
いよいよ蔵の中は酒造りで
熱を帯びてきています。
杜氏を中心に製造チームは、
慌ただしくなってきました。
蔵への泊まり込みも
始まっています。
R0011781.JPG
泊まり込みが始まると、
蔵のまかないで、
母や家内を中心として、
女性陣もおおわらわ。
女性陣の頑張りぶりは、
後のブログにて。
今日は、巡回指導の日。
福岡県醸造試験所の鈴木先生、
福岡県生物食品研究所の
一松先生、大場先生が来蔵。
R0011782.JPG
今年の菊美人の
造り始めの出来具合の確認と、
今年の米や気候から、
酒造りの特徴を話し合いに
来て頂きました。
写真は、大吟醸造り用の、
糸島産、酒造好適米「山田錦」
35%精米の麹。
きちんとできあがっているとの
評価をうけました。
R0011786.JPG
酒母の様子。
だんだんと量をふやして
造っていく段仕込みの
「もと」になるものですから、
酒母(お酒の母)といったり、
酛(もと)といったりします。
R0011787.JPG
今年のお米は、
猛暑で全国的に不良が
多かったのにもかかわらず、
幸運にも福岡のお米は、
安定して良好だということ。
しっかり、いいお酒が
できるとのこと。
R0011791.JPG
気候が、例年になく
寒い日が続いているので、
温度管理に一層の
気配りをすることなどの
指摘がありました。
R0011788.JPG
酒母も良好。
順調に生育しているとの
ことです。
酒蔵びらきの頃は、
とてもいい香りのお酒が
できあがります。