8月6日、午前8時。
奈良漬の本漬けの日。
今年の夏は、
呑み切りと韓国への出荷。そして、
奈良漬の仕込みと大忙しでした。
菊美人の蔵のあるみやま市は、
筑後一円からも買い付けにくるほどの
良質な「白ウリ」の産地です。
菊美人の酒蔵も、何十年にわたり、
蔵に伝わる製法で奈良漬を
毎年漬けています。
今年は、7月20、23、27日の
三日間にわたり、
その日の朝ちぎったウリが
やってきました。
その新鮮なウリを、
その日のうちに塩漬けします。
2日間塩漬けした後、
一枚、一枚きれいに拭き上げます。
そして、菊美人の酒粕に漬け込みます。
(第1回目の漬け込み)
これが第1回目の漬け込みの写真。
第1回目の漬け込みは、
風味が増すように贅沢にも大吟醸の酒粕で
漬け込みます。
ご家庭など一般には、
この1回目の漬け込みで
奈良漬はできあがりです。
菊美人の奈良漬は、
さらに二週間後、
新しい酒粕に漬け直します。
酒粕をふんだんに使った奈良漬が
「菊美人の奈良漬」の特徴です。
酒粕の風味の良さが増して、
カリカリとした食感が味わえます。
8月6日はその2回目の
漬け込みの日。
一回目で大吟醸の酒粕に
漬け込んだうりを
一枚一枚取りだします。
さらに、一枚一枚、
きれいに拭き上げて、
新しい酒粕に漬け込みます。
これは、
ウリを漬け込んで残った
1回目の大吟醸の酒粕。
この酒粕にそのまま野菜を、
入れるだけでおいしい浅漬けが
できあがるので、便利で評判。
ご近所にただでお譲りしています。
すぐ無くなってしまいます。
甘味などの添加物を
当然一切使っていません。
塩と菊美人の酒粕のみで
仕上げています。
本来の自然食品ならではの
旨みが味わえます。
写真は拭き上げたウリです。
とてもきれいでツヤが
ありますね。
そして、これが2回目に
漬け込む新しい酒粕です。
このように新しい酒粕に
再び漬け込んでいきます。
今までは、親族などのごく近しい
方のみにおわけしていましたが、
2月の菊美人の蔵開きで、
この奈良漬をお出ししたところ、
反響が大きく、
今回、一般の皆様にも
おわけすることにしました。
5㎏樽、約10舟入りで
税込 4,500円です。
もう食べ頃ですし、
半年間以上はおいしく頂けます。
ウリを食べてしまった後、
ウリと一緒に入っている粕に
キュウリ、ダイコン、ナスなどを
塩を少々まぶした後、漬けておくと
5〜6日でおいしく頂けます。
地方発送も致します。
このホームページの
オンラインショップ、
お電話 0944-62-3001
メール info@kikubijin.co.jp
にて受け付けます。
菊美人酒蔵の自慢の
奈良漬です。
是非一度お試し下さい。