8月5日、午前10時。
JR博多駅。
相変わらず、
猛暑が続いています。
駅には、帰省する
家族連れの姿も目立つように
なりました。
これから本格的な
帰省ラッシュです。
JR博多駅も、
工事が続いていると思っていたら、
あっという間に外観は
出来上がっています。
来春の九州新幹線開通に
ともない、駅舎も新開業。
準備中で動いていませんが、
シンボルの時計も
お目見えしています。
新しくお目見えする
「アミュプラザ」、
「東急ハンズ」の
看板もあがっています。
「T-JOYシネマ」
「東急百貨店」の看板も。
福岡市の商業施設も
天神地区から博多駅に
大きくシフトする予感。
博多駅は九州の玄関どころか、
中心になりそうな勢いです。
さて、ところ変わって、
菊美人の酒蔵から、
車で5分。
福岡県南公園から
望んだ筑後船小屋駅。
外観はほぼできあがりました。
周辺の整備が急ピッチで
すすんでいます。
この筑後船小屋駅、
公園の中にできる駅です。
現在、瀬高駅から博多駅まで
特急で42分、1350円。
菊美人の蔵から瀬高駅も
筑後船小屋駅もちょうど
同じくらいの距離。
私としては、
一体、時間と値段はいくらに
なるのかが一番の関心事。
博多駅まで、25分で、
値段は、片道2000円だったら、
乗るかも(笑)。
いずれにせよ、近畿方面への
出張はとても便利。
期待してます。
筑後平野の全景を、
清水山に登って撮影しました。
奥は有明海です。
平野の中心に真横に
新幹線の高架橋が走っています。
否が応でも目立ちます。
昭和16年、
姉が嫁いでいる菊美人の蔵を
北原白秋は訪れています。
そのとき、この清水山で
筑後平野を望みながら
いくつもの歌をよんでいます。
「山門は我が産土(うぶすな)」とは
帰去来の言葉です。
これは、その時の歌会の様子。
中央が「白秋」、
左が長男の「隆太郎」。
清水山の頂上に「菊美人」の酒樽を
持ち込んでの大歌会だったそうです。
白秋が清水山からみる
故郷、「山門(やまと)」は、
はるかに長崎雲仙岳、有明海を望み、
風光明媚だったことでしょう。
便利さと自然はなかなか、
共存が難しいようです。