6月28日、夜10時。
「雨も強いから、早く帰っておいで」との
家内からの携帯電話にうなずいたものの、
中洲の「さが蔵」訪問後、
JR鹿児島本線は
博多駅から久留米駅までしか
開通しておらず、
結局、久留米駅で下車。
瀬高駅が遠い。
こうなったら、
久留米のお得意先を回るかと
開き直りました。
久留米市、
池町川沿いの某所。
ママと、ママのお嬢さんと
お二人で切り盛りされてるBAR。
夜な夜な、なじみのディープな
お客様が訪れます。
ムルソーが好きな大手レストラン
オーナーや、某銀行の頭取、
某商工会議所会頭など重鎮の方が
いらっしゃっています。
看板はありません。
灯りはついてますが、
格子戸には鍵がかかっています。
「いちげんさん」お断りということ。
ママが気に入らないと、
入れてくれません。
こういう大人の店があっても
いいよなぁと思える店です。
以前ブログで、お酒のひげ文字の
秘密を教えてくれたのも、
実はここのママです。
博識で会話が楽しい。
とても、贔屓にして頂いています。
昔からお世話になってます。青年会議所時代、
私が九州や、福岡県の会長をしたときも、
「あんたならやれる」と、叱咤激励して頂きました。
おいしくて、楽しいお酒がたくさんあります。
うちの酒類卸の会社も納品させて頂いています。
今晩は、ラフロイグ。奄美の「龍宮」富田専務から
アイラ島旅行記を聞いたからでしょうか。
妙にアイレイウイスキーが飲みたくなりました。
薩摩切子(さつまきりこ)のグラスで頂きました。
ラフロイグのピート(泥炭)臭はピカイチです。
強烈。馴れると、そこがいい。
好きずきがあるかもしれませんが、是非ご一飲を。