6月25日、金曜日。
お昼12時。奄美大島空港。
「いもーれ」とは、奄美の言葉で、
「いらっしゃい」のこと。
沖縄の「めんそーれ」と同じ。
奄美の言葉では、
「おがみしょうら」も有名です。
「こんにちは」ということ。
漢字で書くと「拝招来(おがみしょうら)」。
来る人に手を合わせて拝み、
心から招待するという言葉。
日頃する挨拶が温かい島。
今年の社団法人奄美大島青年会議所の理事長、
安永香織女史から教えてもらいました。
初めて意味を知ったとき、
大変感動したことを覚えています。
奄美大島は、これで3度目。
さっそく、お昼ご飯となりました。
「奄美」と言ったら「けいはん」。
「けいはん」と言ったら「奄美」。
「けいはん」は「鶏飯」と書きます。
空港から中心部の途中にある、
「ひさ倉」に立ち寄りました。
地元の方も食べに来る有名処。
ごはんに、鶏肉、錦糸玉子、
しいたけ、パパイヤの漬け物、
たんかんの干皮などをのせて、
地鶏スープをたっぷりかけて
食べます。
地鶏のスープ、
ダシがきいてておいしい。
一言でいうと地鶏スープのお茶漬け。
各家庭で、スープの味が
微妙に違うのがいいところ。
暑くて食欲がないとき、
黒糖焼酎を飲んだ後、
二日酔いのとき、などなど。
抜群にパフォーマンスを
発揮してくれそうです。
「名物にうまいものなし」と
言いますが、嘘ですね。
「奄美名物、鶏飯はうまい!」
鹿児島県大島郡龍郷町屋入
TEL. 0997-62-2988